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Verticaの主な制限事項(7.1~9.3)

公開日:
更新日:
製品概要
#制限事項
#バージョンv7r1
#バージョンv7r2
#バージョンv8r1
#バージョンv9r0
#バージョンv9r1
#バージョンv9r2
#バージョンv9r3

はじめに

本記事では、Vertica 7.1~9.3の主な制限事項について、ご紹介します。

制限事項

項目

最大サイズ/最大数(Vertica7.1~9.3)

ノード数

128

データベースサイズ

ディスクの最大構成によって制限されます。
概算のサイズは、サーバ上の「ファイル数」x「ファイルサイズ」です。

テーブルサイズ

以下のいずれか小さい値によって、制限されます。
・2 ^ 64行/ノード
・2 ^ 63バイト/列

行サイズ

32,768,000バイト
(テーブルに含まれる各列のサイズを合計した値です。例えば、VARCHAR(80) のサイズは、80バイトに相当します。)

キーサイズ

行サイズによって、制限されます。

データベースあたりのテーブル数/プロジェクション数

カタログがメモリに収まるように、物理RAMによって制限されます。

ノードあたりの同時接続数

物理RAM(またはプロセスあたりのスレッド数)によって制限されますが、OSのlimit値に依存して1024が一般的です。
同時接続数のデフォルト値は、VerticaのMaxClientSessionsパラメータにより、50に設定されています。

クラスタあたりの同時接続数

物理的な単一ノードのRAM(またはプロセスあたりのスレッド数)によって制限されますが、OSのlimit値に依存して1024が一般的です。

テーブルの列数

1,600

ロード時の行数

2 ^ 63

プロジェクションあたりのROSコンテナ数

1,024

固定長列の長さ

65,000バイト

可変長列の長さ

32,000,000バイト

オブジェクト名の長さ

128バイト (テーブル名、カラム名も含みます。)

クエリの長さ

制限はありません。

サブクエリのネストの深さ

FROM句、WHERE句、HAVING句による制限はありません。

参考情報

・Verticaの主な制限事項(10.0)
https://www.ashisuto.co.jp/cm/analytics-database/vertica-limits-100.html
・Verticaの主な制限事項(10.1~25.1)
https://www.ashisuto.co.jp/cm/analytics-database/vertica-limits-101-251.html

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 7.1、7.2、8.0、8.1、9.0、9.1、9.2、9.3で確認しています。

更新履歴

2025/03/28 Verticaの主な制限事項のURLを修正
2021/03/19 Vertica 9.3の情報を追加
2019/03/29 記事”Verticaの主な制限事項(Vertica 7.2~8.1)” を本記事に統合
         Vertica 7.2~8.1における固定長の最大値を修正(32,000,000バイト→65,000バイト)
         Vertica 9.0~9.2の情報を追加
         項目”ロード時の列数” を “ロード時の行数” に修正
2015/05/19 本記事を公開