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【JP1/ITDM2】管理PCの廃棄時に忘れてはいけない「不稼働機器」のメンテナンス

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#ITDM2
#運用
#ライセンス

JP1/ITDM2では、管理対象機器の台数によってライセンスが消費される事をご存知でしょうか?たとえば、PCの老朽化などで入れ替えを行ったまま、廃棄済みPCを管理対象の状態にしておくと、不要なライセンスが消費されてしまいます。

そこで今回は、廃棄PCなどの「不稼働機器」を検出する3つの方法と、正しいメンテナンス(不稼働機器の削除方法)をご紹介します。尚、本記事でご紹介するメンテナンス作業は、機器の棚卸時などで定期的に実施されることをお勧めします。

不稼働機器を検出する3つの方法

1.接続状況からの検出方法

JP1/ITDM2上で管理対象となっている機器の中から、長期に渡って、管理用サーバへ接続されていないものを検索します。

そのために、JP1/ITDM2の「設定」画面から、[機器の探索]-[管理対象機器]を選択して、表示される機器一覧の「最終接続確認日時」を確認します。エージェント(管理対象機器)は定期的に管理サーバに対してポーリングを行っており、「最終接続確認日時」には管理用サーバへの接続が、最後に確認できた日時が表示されます。したがって、この日時が古い機器を「不稼働機器」としてリストアップして、実際の稼働状況を確認しましょう。

※「設定」画面から、[機器の探索]-[管理対象機器]を選択した場合
※「設定」画面から、[機器の探索]-[管理対象機器]を選択した場合

2.自動メンテナンス機能を使用する検出方法

JP1/ITDM2では、一定期間情報が更新されていないエージェント(管理対象機器)を自動で検出する「機器の自動メンテナンス機能」があります。したがって、以下の手順で不稼働機器を検出しましょう。

(1)「設定」画面の左メニューから、[機器]-[機器メンテナンスの設定と検出結果確認]をクリックします。

(2) 画面右側に表示される「機器メンテナンスの設定と検出結果確認」の、 「不稼働機器の検出条件を追加」をクリックします。

(3)表示される「不稼働機器の検出条件の追加」画面にて、 検出条件を設定します。

※30日間更新が無いエージェントを検出する場合
※30日間更新が無いエージェントを検出する場合

注意点

上記画面の「自動削除の設定」をONにした場合、不稼働機器として検出された機器を自動的に管理対象から削除します。そのため、出張などで長期間社内ネットワークに繋がっていないPCや、利用者が不在で長期間保管されているPCなど、管理対象から自動的に削除すべきでない機器が存在する場合は、この設定をONにしないようご注意ください。

(4)登録した検出条件は一覧表示され、 画面右上の「検出を開始」をクリックすると、即時で不稼働機器の検出が開始されます。

(5)画面下側の「削除候補の機器一覧」に、対象のエージェントが表示されます。

3.重複機器の検出方法

JP1/ITDM2では、クライアントPCのOSやJP1/ITDM2-Agentを再インストールした際、管理画面上で別の機器として重複して表示される場合があります。

したがって、【2.「機器の自動メンテナンス機能」を使用した検出方法】の手順2に表示される「重複機器の検出条件を追加」ボタンから条件を指定して、下記条件で重複している機器を検出する事も可能です。

  • IPアドレス

  • ホスト名

  • MACアドレス

  • BIOSのシリアルナンバー

※BIOSのシリアルナンバーが重複しているエージェントを検出する場合
※BIOSのシリアルナンバーが重複しているエージェントを検出する場合

不稼働機器を正しく削除する方法

上述した方法で検出した機器は、実際に機器が稼働していない(廃棄対象の機器、廃棄済の機器など)ことを確認したうえで、JP1/ITDM2の管理対象から削除しましょう。削除手順は、以下の通りです。

(1)管理対象からの削除

JP1/ITDM2の「設定」画面から、[機器の探索]-[管理対象機器]を選択します。対象となる機器をチェックした状態で、「除外対象にする」をクリックししてください。

(2)除外対象機器の確認

同様に「設定」画面から、[機器の探索]-[除外対象機器]を選択します。上記手順で除外対象とした機器が、表示されている事をご確認ください。

まとめ

PCの新規導入にあたっては、各種ソフトウェアをインストールする必要があるため、管理システムへ自動登録されているケースが多いです。ですがそれとは逆のPC廃棄時の場合は、書類上の手続きが優先されて、管理システム上での削除が後回しになるケースが多く見受けられます。

不稼働機器を放置すると、JP1ライセンスの無駄な消費へと繋がるため、機器の棚卸などのタイミングで正しくメンテナンス作業を実施されることをお勧めします。

製品正式名称/略称標記 および機能対応バージョン

JP1/IT Desktop Management 2(JP1/ITDM2)Version 11-01以降


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吉岡 篤

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