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【JP1/AJS3】本番リリースに向けた、ジョブ定義移行方法

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ジョブ管理
#AJS3
#開発
#運用

失敗の許されない、ジョブ管理システムの本番リリース作業。トラブル無く運用を開始するには、①開発環境でジョブ定義を作成・検証する、②ジョブ定義を本番環境へ移行する、③新しいジョブ定義に切り替えて本番運用を開始する、という3つのステップを正しい方法および手順で行っていきます。

この記事では、②の「ジョブ定義を本番環境へ移行する」際に利用するコマンドをご紹介します。JP1/AJS3 を利用したジョブ管理システムの本番稼働を予定している方、必読です。

「ユニット定義」をエクスポート/インポートする手順

JP1/AJS3のジョブグループ、ジョブネット、ジョブなどの構成情報を「ユニット定義」と呼びます。
このユニット定義を、「ajsprint」コマンドでエクスポートして、「ajsdefine」コマンドでインポートします。「ajsprint」を実行すると、ユニットの定義情報が開発環境に任意のファイル名でエクスポートされ、「ajsdefine」を実行すると、ファイルの内容に基づいて本番環境にユニットが定義されます。

以下のユニット構成を例に、コマンド実行例をご紹介します。

スケジューラーサービス AJSROOT1 配下にルートジョブグループ JobGrp_A があります。
JobGrp_A には JobNet_A1JobNet_A2 が同じ階層にあります。

ユニット定義のエクスポート方法(ajsprintコマンド)

スケジューラーサービス配下全てをエクスポートする場合

ワイルドカード「*」を指定することにより、スケジューラーサービス配下全てのユニット定義をエクスポートできます。

Windowsの場合
> ajsprint -F スケジューラーサービス名 -a /* > 任意の出力ファイル名

UNIXの場合
# /opt/jp1ajs2/bin/ajsprint -F スケジューラーサービス名 -a "/*" > 任意の出力ファイル名

※スケジューラーサービス名は、上記画像の「AJSROOT1」の事になります。

ジョブグループ単位・ジョブネット単位でエクスポートする場合

コマンドオプション「-a」に、エクスポートしたいジョブグループ名、ジョブネット名を指定します。

JobGrp_A配下全てをエクスポートする場合、 -a /JobGrp_A と指定します。
JobNet_A1配下のみエクスポートしたい場合は、 -a /JobGrp_A/JobNet_A1 と指定します。

Windowsの場合
> ajsprint -F スケジューラーサービス名 -a /JobGrp_A > 任意の出力ファイル名

UNIXの場合
# /opt/jp1ajs2/bin/ajsprint -F スケジューラーサービス名 -a "/JobGrp_A" > 任意の出力ファイル名

ユニット定義のインポート方法(ajsdefineコマンド)

コマンドオプション「-d」に定義先ユニット名を指定します。

スケジューラーサービス配下にインポートする場合、 -d / と指定します。
JobGrp_A配下にインポートする場合、 -d /JobGrp_A と指定します。

Windowsの場合
> ajsdefine -F AJSROOT1 -d 定義先ユニット名 出力したファイル名

UNIXの場合
# /opt/jp1ajs2/bin/ajsdefine -F AJSROOT1 -d 定義先ユニット名 出力したファイル名

【マニュアル】

『JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス』
○3. 通常の運用で使用するコマンド
ajsprint
https://itpfdoc.hitachi.co.jp/manuals/3021/30213B1920/AJSO0122.HTM

ajsdefine
https://itpfdoc.hitachi.co.jp/manuals/3021/30213B1920/AJSO0097.HTM

まとめ

ジョブネットの本番リリースなど、ジョブ定義を移行する際に、ajsprint、ajsdefineは汎用的に使える便利なコマンドなので、是非ご活用ください。

製品正式名称/略称標記 および機能対象バージョン

JP1/Automatic Job Management System 3 - Manager/JP1/AJS3-Manager


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