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【JP1全般】JP1新バージョン「V 13」の 新機能を一挙紹介!(第二弾)

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2023年6月29日、JP1の最新バージョン「Version 13」がリリースされました。

本記事では、第一弾に引き続き、下記目次記載の製品についてVersion 13の主な新機能をご紹介します。
第一弾(ジョブ管理製品などの新機能)をみる

また、今回のJP1 Version 13では「JP1/Integrated Management 2」が「JP1/Integrated Management 3」(以下、JP1/IM3)として、製品名を新たに機能も大幅に拡張されました。そこで、JP1/IM3の気になる新機能についても、本記事でご紹介します。

なお、アシストが厳選するおススメ機能の詳細は、別記事でご紹介予定です。

「統合管理製品」の新機能一覧

JP1/IM3

  • ITシステムの健全性を可視化するダッシュボードを提供。

  • クラウドネイティブなアプリケーションやジョブのログ、メトリックを監視可能に。

  • 自動アクションだけでなくリモートコマンド実行(手動実行)の結果も一元管理可能に。

  • ハイブリッドクラウド環境など、インターネット環境でのVPNレス化に対応。

  • JP1/IM3 - ManagerからJP1/IM3 - Agentをダウンロードしてインストール・セットアップが可能に。

  • Web UIから定義ファイルの操作が可能に。

  • マネージャーホストに必要な物理メモリーを約5割削減。

  • JP1/IM3の画面にJP1/NNMiの画面を埋め込み、統合的に運用可能に。

JP1/Base
※JP1/Base V13は、JP1/AJS3およびJP1/IM3のコンポーネントとして提供されます。

  • SSL通信でTLS1.3が利用可能に。

  • SSL通信で楕円曲線暗号(ECC)を利用可能に。

  • オートスケール連携で使用するAWS CLI対応のスクリプトを追加。

  • 2038年以降も使用可能に。

  • Linuxで使用できる文字コードに英語のUTF-8を追加。

「ネットワーク管理製品」の新機能一覧

JP1/NNMi

  • ノード検出時にインシデントでユーザーに通知する機能を提供。

  • 重複するノードが検出され、ノードが統合(削除)された場合にインシデントで通知可能に。

  • 新規インストール時のデフォルトのHTTPポート/HTTPSポート番号を変更。

  • SNMPv3通信のサポート認証プロトコルとして以下のプロトコルを追加。
    - HMAC128-SHA-224
    - HMAC192-SHA-256
    - HMAC256-SHA-384
    - HMAC384-SHA-512

  • ヘルスインシデントを抑止し、JP1/NNMiコンソール下部に表示される注意事項の表示を抑止可能に。

  • コマンドによるノードフォームの「注」(ユーザーが編集できる注釈)の表示・更新・検索が可能に。



JP1/SSO

  • ユーザーリソース定義作成画面で、既存の定義の読み込みや編集、定義の反映が可能に

  • SNMPv3通信のサポート認証プロトコルとして以下のプロトコルを追加。
    - HMAC128-SHA-224
    - HMAC192-SHA-256
    - HMAC256-SHA-384
    - HMAC384-SHA-512

「IT運用自動化製品」の新機能一覧

JP1/AO

  • タスク投入時の実行タスク数の制限機能を提供。

  • サービス実行日時として指定できる日付を2099年12月31日まで拡張。

  • 動作OS、エージェントレス接続先OSおよび、操作対象となる仮想サーバーの前提OSとして
    Red Hat Enterprise Linux 9をサポート。

  • JP1/NNMiなどの接続先JP1製品の新バージョンに追従。

大幅リニューアルした「JP1/IM3」の新機能をご紹介!

JP1/IM3はオンプレミスやクラウドネイティブが混在する環境を統合管理することで「ITシステムの健全性の評価」「ITシステムの最適化」を可能にする運用基盤として大幅に刷新されました。

特に今回の新バージョンでは、複雑化したITシステムを管理するオブザーバビリティとしての機能を強化しています。

オブザーバビリティとは

「可観測性」とも呼ばれ、クラウドネイティブなシステムにおける監視・可視化の方法として注目されています。

従来のモニタリングでは、あらかじめ監視対象として設定されたログやシステムリソースを収集してエラーを検知し、設計書やドキュメントをもとにエラーへの対処を依頼したり、上位者に判断を仰ぐなどの対応が必要でした。

このような従来のモニタリング方法では、既知の異常に対しては対応可能ですが、クラウドやコンテナなど、あらかじめ設計しづらい、複雑で動的にスケールするようなサービスの監視は困難です。

オブザーバビリティでは上記のように監視の事前定義が困難なシステムにおいても、システム全体をリアルタイムで監視し、収集したデータを関連づけて可視化、システム異常の原因分析を行い、問題の早期発見と解決を支援します。

JP1/IM3ではオブザーバビリティ向上のため、大きく分けて以下2つの機能を強化しています。

1.ITシステムの健全性を可視化
2.クラウドネイティブアプリケーションの監視


各機能についてご紹介します。

1.ITシステムの健全性を可視化

JP1/IM3では、統合オペレーション・ビューアーにて、ITシステムの健全性を可視化するダッシュボード画面が提供されています。

ダッシュボードはデフォルト画面としても提供されますが、Web UIで自由に編集することで、ご要件に合わせて使いやすくカスタマイズすることができます。

障害発生の原因調査や傾向分析、各システムの稼働率の把握など、目的に合わせてダッシュボードを切り替えて利用したり、発生した事象(イベント)に関連するダッシュボードを呼び出すこともできます。

2.クラウドネイティブアプリケーションの監視

JP1/IM3では、クラウドネイティブなアプリケーションのログ監視、稼働監視、イベント管理に対応しました。

特に、以下の監視機能が強化されています。
・コンテナの動的IPアドレスに対応した監視
・コンテナのクラスタ視点での稼働監視
・クラウド利用におけるサーバーレスアプリケーションの監視
・その他さまざまなSaaSのアラートのイベント監視

これにより、クラウドネイティブなシステムやオンプレミス環境、ハイブリット環境、マルチクラウド環境など様々なシステムの監視機能をJP1/IM3で一元管理可能になりました。

まとめ

JP1 V13では、特にJP1/IM3で大幅に機能がアップデートされました。障害の原因分析や、システムの健全性評価に活用できるダッシュボード画面により、ひと目でシステム全体を監視・評価可能になりました。

また、クラウドネイティブなシステムをはじめとする様々なシステムの一元管理が可能となったことで、複雑なシステムもJP1/IM3一つで管理することができます。これによって、これまでの単なる障害監視に加え、システム全体としての健全性の可視化に役立てられそうです。

システムの複雑化が加速し、運用管理の柔軟性と機敏性が求められるこれからのITシステムにおいて、ぜひJP1/IM3をご活用ください!

製品正式名称(略称表記) および機能対象バージョン

JP1/Automatic Job Management System 3(JP1/AJS3)13-00以降
JP1/Integrated Management 3 - Manager(JP1/IM3)13-00以降
JP1/Network Node Manager i(JP1/NNMi)13-00以降
JP1/SNMP System Observer(JP1/SSO)13-00以降
JP1/Automatic Operation(JP1/AO)13-00以降

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岩井 美由希

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