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アシスト北海道は2023年1月17日に10周年を迎えました!
次の10年を担うマネージャーたちにアシスト北海道について語ってもらいました!
本間 健介 テクニカルサポート部 情報基盤2課 2014年9月入社
鎌田 祐也 テクニカルサポート部 システムソフトウェア1課 2013年8月入社
鈴木 伸治 データベース技術部 データベース2課 2018年4月入社
──
アシストグループの『哲学と信念』の中で、アシスト北海道らしさがある社風や価値観を教えてください。
(鎌田)
「人」を大切にしているのは、まさしく、そのとおりだと感じる。
IT業界では作業量を「人工数」で表し「人」より「人員」という考え方があるが、アシスト北海道は新入社員に対して『何年後に成長してほしい姿』を描いており、その「人」を大切にし、最高の人間になってほしい という想いが体現できていると思います。
(本間)
「人」というか「個」を大切にしているよね。どんな強み/弱みがあるかを見て個人と会社が一緒に将来を考えていこうとしている。
(鈴木)
私は「最高の会社になること」の方が強いと感じる。
社員を育てる/社員を大切にする という気風はもちろんあるが、サポート業務を担う上で、どのような対応がお客様に一番ご納得いただけるか、そしてハッピーな気持ちになってもらえるかを社員がよく考えて行動していると思う。
──『哲学と信念』の「05 人」に対して四つの軸がある。アシスト北海道らしさがあるのは、どれだと思いますか?
・優秀で熱心な若者を雇う
・社員を教育する
・社員を意欲的にさせ、刺激を与える
・精神的にも金銭的にもできるだけ多く報いる
(鎌田)
【社員を教育する】だと思う。
新入社員には1年間OJTLによるフォローがありますし、独り立ち後も段階に応じた教育設計ができています。
【優秀で熱心な若者を雇う】の「熱心」はポジティブ・明るいという意味合いだけではなく、心に秘めた「熱心」さを持っていて欲しいですし、マネージャーとしても引き出せるように心がけています。
(本間)
私も【社員を教育する】については、私たちマネージャーも含めた社員同士が個人や個性を大切にして、チームで互いを高め合っているのがアシスト北海道らしさですよね。
私が思う「熱心」は、日々イノベーションが起きているIT業界において、自ら新しい技術や知識の習得が行えることと捉えています。
そう考えると、アシスト北海道の皆さんは勤勉で熱心で、技術を習得することに余念がない人たちが集まった会社ですね。
(鈴木)
技術を貪欲に学び続ける姿勢は大事ですね。
ただ、サポートは技術力でお客様の課題を解決しますが、技術はあくまでもツールであり目的ではないので、課題解決に向けて「熱心」に創意工夫し続けることができる人であってほしいですね。その過程で技術を身に付けてゆくのが、アシスト北海道らしい技術者でもあります。
そのためには、技術だけでなく『顧客視点』も養っていく必要がありますね。
【優秀で熱心な若者を雇う】は、ブログを読んでくれた方へのメッセージですね!
──皆さんは中途入社ですが、前職も含めてIT技術職として様々な経験がありますが、サポートエンジニアとして他の技術職では得られないIT技術や思想はありますか?
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鎌田さん |
(鎌田)
サポートは最後の砦としてのトラブルシュート力は強い職業だと思う。
技術的な探究心・創造力・証明力をフル活用するのがサポートの醍醐味ですね。
トラブルで検証する際、現地へ出向くフィールド技術者はお客様と環境を実際に見て対応するが、サポート技術者はお客様の状況・環境をヒアリングして把握します。情報を得る手段や範囲が限られる中で課題解決することが面白さだと思うし、文章からお客様の課題を見つけて想像する力が身に付きますね。
その力は、この先どんなキャリアパスへ進むことになっても必要な能力だと思います。
(本間)
サポート業務は製品に特化した技術が必要になるけど、色々な要素を複合的に考えながら結論を導きだすことが必要になりますね。
お客様とコミュニケーションを取りながら、心情や困り事の背景を理解して、論理的・数値的に理解しやすい文章作成能力が必要だと思う。
また、アシストは大手企業とは違い、独立系のパッケージ・インテグレーターなので、金融・医療・建築・インフラ・公共団体など色んな業界に接することができるので、業界ごとの特色や特性を感じられるのがアシストサポートの面白さだよね。
(鈴木)
IT技術以外だと『調整力』が若手のうちから求められることですね。
新人プログラマーの場合、お客様と対話するというより上司や設計書の確認が多くなると思うし、直接お客様とのやり取りが少ない。
サポートの場合、若手のうちからSEでやるようなお客様との調整をすることがある。
SIer(システムインテグレーター)・エンドユーザー両方と関わることで、良い意味でITの産業構造を無視したコミュニケーションが行われていると思っています。場合によっては、大きな意思決定に寄与することができると思います。
──マネージャーとしてのマインドや自分の色があれば教えてください。
(鎌田)
自分の色で言うと、課のメンバーの活躍を後押ししたり下支えすることかな。
課のメンバーは職人タイプが多いので、その魅力をアピールできるようにしている。
みんなに縁の下の力持ちになってほしいわけではなく、自分たちが活躍できるように私自身を使ってほしいと思っています。
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本間(健)さん |
(鈴木)
対話を大事にしている。組織に属している以上、ものによってはトップダウンなアサインもあるが、そこの判断をするにあたって面談・1on1をするようにしている。
メンバーへアサインした際は、どんな風に意思決定したかを伝えています。また私自身がチャレンジすることを大事にしているので、社員にはITの動向などをインプットするようにしています。
みんなが自分の強みとなる武器(技術)を持てるように、今後もマネージャーとして活動していきたいです。
──アシスト北海道の展望と次のステージに求める人物像など教えてください。
(鎌田)
「やる?」「やらない?」に「やる!」と言える人。
アンテナを高く広く持って、新たな人・組織・技術に抵抗なく飛び込める人は、より求められる人物像になると思う。
とは言っても「抵抗」はあるものだと思いますが、飛び込んでみたら「案外たいしたことないな」と開き直って楽しめる人が大事ですね。
私自身、2022年11月からアシストの5大製品であるJP1とDataSpiderのマルチサポートを担当しています。
今後の展望としては、アシスト北海道でDataSpiderも24時間/365日をスタートさせて、ハイブリッドでやっていきたい。
このように対応可能な製品の選択肢がどんどん増えていき、それがキャリア形成に繋がっていくとも感じています。
社員一人一人が自分自身で選択肢を選べるような組織になっていると良いですね。
(本間)
私も「チャレンジ」より失敗もありきで「トライ」できる、フットワークが軽い人が良いと感じています。
先の鎌田さんに被せてしまいますが(笑)私自身も入社後担当していたQlik製品にプラスして、2023年1月からAWSのサポートを担当しています。
アシスト北海道は、これまで培ってきた優れたミドルウェアナレッジを生かして、これからのAWSのクラウドインフラサービスを掛け合わせて優れたソリューションを提供し、お客様にさらに価値あるサービスを提供したいと考えています。
これまでオンプレミスでご利用頂いていたお客様もこれから弊社とお取引を開始されるお客様も、膨大なナレッジを基に、オンプレミスからクラウドへシームレスな移行と高品質なアシストサポートサービスを体験してもらいたいと思っています。
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鈴木(伸)さん |
(鈴木)
アシスト北海道全体で言うとサポート業務をさらに強くしてゆく、その中では製品を拡大していくという色んなレイヤーでものごとが進んでいる。
サポートは現状維持ではない。製品幅を広げたり、サポートの質を上げるために、サポート以外の知見も大事だし、プラットフォームの変革にも追従する変化がある。
VUCA時代は、変化を楽しめて・一つひとつそこから学びを得て血肉にすることが大事ですね。
これから先は、会社としてやるべきこと、短期的に目指す姿は変化すると思います。当然ながらお客様の業務変化もある。
社会への貢献や顧客満足のCXとしてはブレてはいけないことなので、手段として次のステージを変えられる人が求められてきますね。
──とは言っても、マネージャーの皆さんカッコイイこと言ってくれてますけど、人間だもの失敗談ありますよね(笑)?
(鎌田)
社用携帯を忘れてしまって、社内の人からチャットで「今日お休みですか?」と聞かれて、社用携帯を忘れたことに気付き「あ、ちょっと出られなかったです」と誤魔化したことがあります(笑)
(本間)
貸与物を紛失してしまったことでしょうか。
サポート業務ではお客様と直接お会いする機会が少ないのですが、アシストの札幌営業所の営業の方と北海道のお客様先へご訪問したことがあります。
数少ない機会でしたので大変張り切って臨んだ帰り道、緊張が解れた電車内で、おそらく紛失したのだと思います。。。
遺失物報告をあげた苦い経験があり、現在は肌身離さず持っています。
(鈴木)
サポート対応時に担当製品以外のご質問をいただいて、本来はその分野の担当者へ確認する必要があったのですが、急ぎなこともあり自分自身で調べて回答し、その回答内容で誤っている部分がありました。
急ぎでもきちんと確認が必要だなと改めて思った瞬間でした。
【編集後記】
インタビュー中、笑いが絶えない時間だったのですが、どのマネージャーもアシスト北海道・そこに働く社員について、真剣に向き合っていることが感じられました。
同じようにアシスト北海道の展望を願いながら、それぞれ個性をもっているマネージャーに嬉しくも頼もしいと思った時間でした。
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インタビューアー
経営企画部 人事総務課 大内ひづる
2014年入社
■商標に関して
Oracleは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
JP1は、株式会社日立製作所の登録商標です。
Qlikは、Qlik社の米国及びその他の国における登録商標です。
DataSpiderは、株式会社セゾンテクノロジーの登録商標です。
AWSは、米国およびその他の諸国におけるAmazon.com,Inc.またはその関連会社の商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。