Zabbixの設定を一通り行ってみると、「名前」をつける箇所が他のツールに比べて多いことに気が付くと思います。
他の監視ツールで、「名前」は最初から決まっていて変更できないようなものでも、Zabbixの場合は任意で設定することができます。逆の意味では、面倒でも設定しなければならない、という現実があります。
Zabbixに登場する「名前」
下記がすべてではありませが、主要な名前だけでもこれだけの名前を付ける必要があります。
しかもこの名前は、設定のしやすさや、運用フェーズの監視画面の見やすさにも関係するため、どんな名前でも良いというわけではありません。ある意味高い「センス」が要求される部分になります。
「名前」が必要な項目例
ホストグループ名
ホスト名
表示名
グラフ名
スクリーン名
トリガー名
テンプレート名
アクション名 など
ホスト登録時の設定項目
例えばホストの作成時には「ホスト名」と「表示名」の2つの名前を付ける必要があります。
「ホスト名」は実際の機器のホスト名なので基本的に迷うことはありませんが、「表示名」のつけ方次第で設定のしやすさ、監視画面の見やすさに大きく影響してきます。
表示名とは?
ホスト名に対して設定する別名で、画面上は表示名で表示されます。日本語も使用可能です。
名付けのルールが無いケース(良くない例)
「表示名」の名づけ方のルールが無く、ばらばらで構築した場合の悪い例を紹介します。
× 順番が見づらい
× どのマシンかわかり辛い
× 表示名を利用しているホストと利用していないホストが混在
効果的な名付けのルールを設けた例
悪い例を踏まえて、表示名を以下のようなルールで設定してみたいと思います。
拠点_種別_用途_連番
表示名のルールをきちんと検討することで以下のようなメリットが生まれます。
〇 順番がわかりやすい
〇 探しやすい
〇 間違えにくい
名付け方のポイント
今回のテーマでもある「表示名」は、ホストの一覧の見やすさだけでなく以下の設定でも利用される、影響範囲の大きい名前だということができます。
例えば、表示名はメール通知にも利用できるため、障害通知のメールを確認する際に把握したい情報を表示名に含めてしまう(今回で言えば、拠点や機器の種別)ことで、初動の対応時の確認をスムーズにするといった効果もあるわけです。
まとめ
表示名を例に説明しましたが、それ以外の様々な「名づけ方」についても今回のポイントを押さえて、その名前がどこで利用される名前なのか?という逆向きの視点で検討する、ということが非常に重要です。
コラムシリーズ:Zabbixを使いこなす10のポイント
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この記事を書いたスタッフ
ビジネスインフラ技術本部 システム基盤技術統括部 事業推進部
中村 利一
ビジネスインフラ技術本部 システム基盤技術統括部 事業推進部
中村 利一






