
日々の運用では、OS再起動などのメンテナンスに伴い、一時的に死活監視やプロセス監視を停止しなければならないことがあります。想定されたメンテナンスであるにも関わらず、監視を停止せずにエラーが大量に出力されると、対処すべき重要なエラーを見落とす可能性もあります。下記のブログにて、死活監視の停止方法をご紹介していますが、本記事では、Version 11で追加された、死活監視を自動的に停止/再開する「計画停止」機能についてご紹介します。
【JP1/NNMi、JP1/SSO】メンテナンス時の死活・リソース・プロセス監視の一時停止手順
設定方法
計画停止では、指定した時間になるとノードの管理モードを自動的に「サービス停止中」にし、監視を停止します。その後、停止時間を過ぎると自動的に管理モードを「管理対象」に戻し、監視を再開します。計画停止の手順は以下のとおりです。
1.NNMiコンソールより、計画停止画面を開きます。
ノードを選択して開く場合:
対象ノードを右クリック→[管理モード]→[ノード停止のスケジュール]を選択

ノードグループを選択して開く場合:
対象ノードグループを右クリック→[管理モード]→[グループメンバー停止のスケジュール]を選択

2.計画停止の詳細を設定します。
必須入力項目は以下のとおりです。
有効にする:チェックが入っていることを確認
名前:任意の名称
開始日時:監視の停止開始日時を指定
終了日時:監視の再開日時を指定
※開始日時より15分以上先の日時を指定してください。停止期間が15分以内の場合、エラーとなり設定できません。ホスト名:計画停止を行うホストを指定
※ノードを選択した場合は対象のノード名、ノードグループを選択した場合は対象ノードグループに所属するノード名が登録されています。必要に応じて編集してください。

3.[停止のスケジュール]を押下し、設定を反映します。
設定の確認
計画停止の予定は、各ノードの詳細画面から確認が可能です。
対象ノードをダブルクリックし[計画停止]タブを選択します。

対象ノードをダブルクリックし[停止履歴]タブを選択すると、過去の計画停止の履歴も確認できます。

注意事項
計画停止で停止できるのはJP1/NNMiの監視(死活監視、SNMPトラップ監視)のみです。
JP1/SSOの監視(リソース監視、プロセス監視、サービス監視)は停止しません。JP1/SSOの監視を停止する場合は、別途以下のブログを参考に監視を停止してください。
【JP1/NNMi、JP1/SSO】メンテナンス時の死活・リソース・プロセス監視の一時停止手順計画停止で指定できる停止期間の最低単位は15分です。15分以下は指定できません。
計画停止はVersion 11からの機能です。Version 10以前のJP1/NNMiでは使用できません。
ブログ執筆者からひとこと
今回ご紹介した機能は、以前ご紹介した記事「【JP1/NNMi、JP1/SSO】メンテナンス時の死活・リソース・プロセス監視の一時停止手順」の続編にあたります。
監視の一時停止はシステム運用に必要な業務のひとつであると思いますので、ぜひ両記事を活用していただければと存じます。
製品正式名称(略称表記) および機能対象バージョン
JP1/Network Node Manager i (JP1/NNMi) 11-00以降
JP1/SNMP System Observer (JP1/SSO) 11-00以降
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この記事を書いたスタッフ
栗山 綾美
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