生成AI実践・Gleanブログ

  • Gleanとは
2024.05.31

ユニコーン企業Gleanの快進撃:シリーズDで2億ドルの資金調達を実現した理由とは?

ユニコーン企業Gleanの快進撃:シリーズDで2億ドルの資金調達を実現した理由とは?

Glean Technologies社(以下、Glean社と略)は、シリーズDラウンドで2億ドルの資金を調達し、企業評価額は22億ドルに達しました。このラウンドはKleiner PerkinsとLightspeed Venture Partnersが主導し、Sequoia Capital、Coatue、ICONIQ Growth、IVP、Capital One Ventures、Citi、Databricks Ventures、Workday Ventures、General Catalystといった著名な投資家が参加しました。この記録的な資金調達額は、Gleanの卓越した技術力と飛躍的な成長への確かな期待を物語っています。

Glean社がここまでの成功を収めたのは、何といってもGlean AIアシスタントの力に他なりません。Gleanは最先端の検索技術と生成AI(RAG)技術を駆使し、企業独自のナレッジグラフに基づいて最新且つ最も関連性の高い情報をユーザに提供してくれます。企業内知識に基づいたAI体験を提供してくれる唯一無二のプラットフォームなのです。

企業のAI導入の課題

多くの企業で、AIを迅速かつ安全に導入することを求められているのはまぎれもない事実です。しかし、多くの企業がセキュリティリスクやシャドーITの懸念に悩まされているのもまた事実です。AIの導入には大きなリスクとコストが伴う上、適切に導入・推進しないと深刻な問題を引き起こす可能性もあります。

AIの活用によって企業が成果を得るためには、LLM(大規模言語モデル)と企業データをスケーラブルかつ安全に連携することが重要なポイントです。企業の全コンテンツだけでなく、社員がどのように普段仕事をし、どのプロジェクトに誰と取り組んでいて、どの情報へのアクセスが許可されているのかなど、想像しきれないほど多くの情報を深く理解することが求められます。
問題は、果たしてそのようなことが実現できるのか?どうすれば実現できるのか?ということです。

Gleanが今すぐその悩みを解決

Gleanは、まさにそんな課題やニーズに的確に応えるソリューションを提供しています。もともと、エンタープライズサーチの製品として優れた検索体験を顧客に提供していたGleanが、2022年にGlean Chatをリリースし、業界をリードする企業向け生成AIソリューションとして急速に台頭しました。Gleanの要でもあるナレッジグラフに基づいて信頼できる回答を提供するだけでなく、100以上のコネクターによって、複雑なAIエコシステムをすぐに構築することができるのです。
環境準備と構築、データのトレーニングやチューニング、このような面倒な作業は一切不要です。企業のセキュリティを確保しながら、AIを迅速に導入するために必要なものを提供する、まさに夢のようなツールをすぐに手に入れることができるのです。

Gleanの中核を担うナレッジグラフと豊富なコネクター

Gleanの成長と成果

2022年のシリーズCラウンドで1億ドルを調達して以来、Gleanは素晴らしいマイルストーンを達成しました。Glean Chatの導入や、企業知識に基づいた生成AI体験を構築するためのローコード/ノーコードのAIプラットフォームを発表し、製品に対する業界最高レベルのユーザーエンゲージメントを実現しました。
シリーズDラウンドの資金調達によって、より安全で、包括的かつ直感的なエンタープライズ企業向けのAIプラットフォームを開発し、ユーザーの生産性向上を実現することとなるでしょう。

お客様の声

2024年1月に、Gleanのユーザ企業のCIOやITリーダーが一堂に会するエグゼクティブカスタマーアドバイザリーデイが開催されました。ある参加者は、「過去25年間でソフトウェアの導入を行ってきましたが、これほど素晴らしいフィードバックを受けたことはありません」と語っています。そしてそう感じているのは彼だけではなく、多くのユーザが同様の価値を感じているのです。
もちろん日本のユーザも同様です。「Gleanがなくなったら仕事にならない」「Gleanは私にとって最高のAIアシスタントです」など、一度Gleanを使いだしたユーザからは次々とこのような声が聞こえてきます。

日本国内のGleanユーザ企業様からの声

Glean Assistantのユーザーは1日平均14回のクエリを実行し(Googleの平均は3-4回)、Gleanのユーザーは1週間あたり平均2-3時間の節約を実現しています。定性的にも、定量にも、Gleanのユーザは導入効果を得ていることをおわかりいただけるのではないでしょうか?

Gleanの今後は

生成AI分野は引き続き目が離せない分野ですが、今後のGleanの動向にも注目が集まることは間違いありません。
Gleanのテクノロジーや提供価値について詳細をご希望の方は、専用フォームよりお問い合わせ ください。

参照URL:https://www.glean.com/blog/glean-series-d


執筆者情報:

立山 あき
株式会社アシスト

2003年に新卒入社。様々な製品のプリセールス、マーケティング担当を経て、現在は新規事業立ち上げとGleanのプリセールスや販促活動に従事。

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