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テーブルで任意の列や行を表示できるようにしたい!
テーブルに表示する列や行を、ユーザーが選択できるようにする方法をご紹介します!
今年は6月3日から5日にかけてフロリダ州オーランドでQlik Connect 2024が開催されました。
弊社アシストからは3名が参加しましたので、今回はその模様をお送りします。
QlikTech社が主催し、年に1度アメリカ合衆国で世界中のパートナー企業やQlikのユーザー様が約3000人が一同に会して、Qlik製品に関する新製品、ロードマップ、今後の戦略などが聞ける一大イベントです。
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私は札幌で勤務しているので、朝一の便で新千歳空港から羽田空港へ移動し、羽田空港で東京メンバーと合流しました。羽田空港第三ターミナルから海外へ行くのは初めてでしたので、ターミナル間の移動で手間取り、待ち合わせ場所が見つからず焦りました(笑)
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羽田空港からシカゴ・オヘア空港、シカゴ・オヘア空港からオーランド国際空港へ乗り継ぎで約16時間の長旅。時差ボケと移動疲れも発生しましたが、なんとか元気に現地に到着しました!地球の裏側って遠いですね。6月2日(日)に出発して、また6月2日(日)が来ました(笑)
さて、本題のQlik Connect 2024は6月3日から始まります。まずは、参加者全員が一同に会するGeneral Sessionが1日目と2日目の午前中に開催されました。
1日目のGeneral Sessionでは、Qlik AnswersとQlik Talend Cloudの新製品が発表され、AIによる分析やLLMを用いた人間とAIとのやり取りのデモを見ることができました。
Qlik Answersって何?Qlik Talend Cloudって何?という方にザックリと説明しますと、以下のような製品です。
・非構造化データから生成AIが回答を作成するナレッジアシスタント
・ナレッジライブラリやドキュメントリポジトリなど、企業のプライベートな
ソースから信頼性の高いパーソナライズされた回答を提供し、即座に適切な
洞察を得る
・既存システムとシームレスに統合でき、ユーザーは回答の出所などの確認が可能
・QlikTech社が2023年に買収したTalendの技術をベースにしたデータ統合機能
・広範なデータ品質とガバナンス機能を備え、Qlik Cloud Infrastructure上に構築
され、Qlik Analyticsとシームレスに統合している
Qlikでは、かつてAIをActive Intelligenceと呼んでいましたが、今は一般的なArtificial IntelligenceのAIを指しています。
生成AI機能のQlik Answers、AI機能を活かすためのデータの重要性を確保するQlik Talend Cloud の登場により、Qlik製品によるデータ活用の幅がグッと広がったと実感しました。
今後のQlik製品の発展が楽しみですね。
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2日目のGeneral SessionではAIについての基調講演があり、AIに関する専門家4人とQlikのCSOの方のパネルディスカッションが行われました。
それぞれの専門家からAIを活用する上でのリスクやデータ準備の重要性などの議論されて
おり、大変勉強になりました。
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一際目を引くピンク色の衣装の方は、KATIE LINENDOLLさんという、ITテクノロジーとイノベーションの分野で活躍するアメリカのテレビホスト、プロデューサー、テクノロジー専門家の方です。Qlik Connect 2024のGeneral SessionはKATIE LINENDOLLさんの進行でテンポ良く進みました!英語も聞きやすく、トーク力が大変高い方でした。気になる方はInstagramやYoutubeで Check it out!
Genearal Sessionの後は3名で分担して、それぞれが興味のあるテーマ、会社としてアンテナを張っておきたい情報のセッションに参加しました。AIに関するセッションや、製品のロードマップ、グローバルでの事例講演など多岐にわたるセッションがありました。
私個人としては、Amazon BedrockとQlikを連携させたAIボットを使って、社内のデータから最適な解決策についてアドバイスを得るソリューションが気になりました。
ChatGPTではなくAmazon Bedrockを利用している背景など、疑問も沢山生まれました。このようなセッションに参加することで、新たな発見と新たな疑問が生まれ、思考と妄想が止まらないことは楽しいですね。
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また、各ブースでは実際にQlik Answersを含め、Qlik製品の最新のデモを見ることができたり、パートナー企業のQlikと連携したサードパーティ製品の紹介など色々経験ができました。
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昨今のトレンドは「生成AIをどう活用するか!」がテーマとなっており、本イベントの各セッションやブースにおいても生成AIの話題で持ち切りでした。生成AI熱は暑いフロリダの地で更に熱くなっています。
さらに、現場作業に近い考えを持っている我々の興味を惹いたのは、オンプレミスの環境からQlik Cloudの環境へユーザー情報やデータを高速で移行するアプリケーションでした。
数千ユーザーの情報を高速に転送することが可能である点は、作業工数を大幅に下げ、移行をご検討されているお客様のニーズにマッチすると感じました。このような視点や製品を知る機会があるのも、イベントに参加することの醍醐味ではないでしょうか。
最終日の締めは、ユニバーサル・スタジオ・フロリダでのパーティです。
ジュラシックパークエリアとハリーポッターエリアを貸し切り、乗り物に乗り放題!
控えめに言って最高でした!
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来年の日程も発表され、2025年5月13日から15日にフロリダで開催されます。
Qlik製品の最新情報に興味のある方は是非ご参加ください!
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年に1度の大イベント!円安の影響で気持ち割高感はありましたが、アメリカで貴重なイベントに参加できて大変満足でした!日本では味わえない、現地の熱気やAI技術への熱い思い、多種多様な人々との交流から得られる学びは人生にとってのスパイスとなりました!
Qlikの新しい製品、AIやクラウドの技術革新の大波が日本にも押し寄せてきますが、そのビッグウェーブに乗れるように我々アシストは精進してまいります!
株式会社アシスト北海道
テクニカルサポート部 情報基盤2課
2014年に中途入社し、早10年Qlik製品のサポートを担当。さらに2024年初頭からAWSサポートも担当。QlikとAWSの融合で、お客様と社内に最適なOutcomeの実現を目指して日々奮闘中。
体内年齢が実年齢マイナス10歳になることを目指し、筋トレと食事に気を遣う日々。
ソフトウェア分野の業務にもかかわらずハードウェアが大好き。
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Qlik Senseでは運用状況を効率的に把握するための 便利なモニタリングアプリが用意されています。 モニタリングアプリの使い方をご紹介いたします。
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