- Qlik Cloud
- Qlik Sense
- QlikView
- 開発者
- データロード
項目名のゆらぎをまとめる方法
各データファイル内に項目名のゆらぎが存在することはありませんか?今回は、項目名のゆらぎを1つのテーブルにまとめる方法を紹介します。
前回の記事でELTについて掲載しましたが、QlikではELTを使ったQlik Cloud Data Integration(以下QCDI)によってデータパイプラインを構築することができます。
QCDIは、データの抽出、ロード、変換を簡素化し、リアルタイム分析と意思決定を加速する、Qlikの強力なクラウドプラットフォームです。このブログではQCDIをまだご存じではない方向けに、製品の概要と機能を簡単に紹介いたします。
※本記事は「2024年06月時点のSaaS」で作成しています。
QCDIは、データの抽出、ロード、変換を簡素化し、Qlik Senseでのリアルタイム分析と意思決定を加速するクラウドプラットフォームです。データのリアルタイムレプリケーションと変換機能を駆使し、企業はより迅速かつ効果的なビジネスインサイトを得ることが可能になります。さらに同じプラットフォーム上のQlik Senseを利用することで、QCDIはデータの準備から分析、可視化までのプロセスを一貫してサポートします。
|
データは現代のビジネス環境において最も価値のある資産の一つですが、企業内にはデータに関する様々な課題が発生しています。
・データが別々のデータベースに、オンプレミスとクラウドに散在している
・データが増えてETL処理が間に合わない
・早く分析したいのに利用者にデータが届かない
このような課題があると、データの真の価値を引き出すことは困難です。
QCDIは、異なるデータソースからの情報を効率的に統合し、分析のために準備することで、データの価値を最大限に引き出します。
また、自動化されたデータ統合と変換は、手動プロセスに比べて時間とコストを大幅に削減します。これにより、ユーザーはデータの準備に費やす時間を減らし、より価値の高い分析や戦略的なタスクに集中することができます。つまりQCDIは、企業がデータを活用して気づきを得るプロセスを簡素化し、ビジネスの成長とイノベーションを加速させるための鍵となります。
Qlik Data Movementは、データソースとターゲットDWHの間を結ぶためのモジュールで、データを異なる環境間で移動させるための機能を提供します。データを効率的に複製し、異なるデータベースやストレージ間で同期を取ることが可能になります。
|
Qlik Data MovementはLinux環境にインストールする必要があります。詳細は以下のヘルプサイトをご覧ください。
https://help.qlik.com/ja-JP/cloud-services/Subsystems/Hub/Content/Sense_Hub/Gateways/dm-gateway-prerequisites.htm
QCDIの概要は以上になります。データ統合プロセスを効率化し、データの移動と変換を容易にすることでスピーディーな分析を実現し、最新の情報に基づいた分析が可能になります。
ではQCDIのデータ統合プロセスがどれだけ簡単なのか、実際にデータを抽出,ロード,変換する手順を次の記事でご紹介します。
株式会社アシスト
DX推進技術本部 技術統括1部 Qlik技術部 2課
2020年に新卒入社し、現在5年目。Qlik製品のプリ/ポストセールスを担当。
特にQlikの技術支援やクラウドサービスの活用に力を入れており、
お客様のビジネス価値向上を目指して日々取り組んでいます。
趣味は料理とテニスで、スーパーのチラシ片手に物価高と戦いながらご飯を作り、
週末にテニスをすることがルーティーンです。
各データファイル内に項目名のゆらぎが存在することはありませんか?今回は、項目名のゆらぎを1つのテーブルにまとめる方法を紹介します。
Qlik Senseを使用したデータ分析の際、一つのチャート内で簡単に異なる角度からデータを見たいと思ったことはありませんか?それはサイクリック軸で可能です。本記事では、サイクリック軸の作成/設定手順と、使用例を紹介します!
Qlik Cloud Data Integration(QCDI)は、データの抽出、ロード、変換を簡素化し、リアルタイム分析と意思決定を加速する、Qlikの強力なクラウドプラットフォームです。