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Qlik Cloud 日本リージョンへの移行方法(qlik-cli利用時の注意点)
先日、本ブログにて、日本リージョンへテナントを移行する方法の全体像をご紹介しました。今回は、コマンドラインのqlik-cliを用いたテナント移行時の注意点と、コマンドやスクリプトの記述例をご紹介します。
※本記事は「2023年11月時点のQlik Sense SaaS」で作成しています。
代替軸とは、1つのチャート内で、軸項目を複数持たせることができる機能です。
これにより、操作画面上で、参照ユーザーが、自由に軸とメジャーを組み合わせ、チャートを確認することが
できます。
今回は、軸を商品や商品大分類に、メジャーを売上や粗利に切り替えることができる棒チャートを作成して
いきます!
▼作成手順
1) シートを編集モードで開きます。
2) SaaSの場合は、シートの右上にある[詳細オプション]をオンにします。
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3) 商品名ごとの売上を表す棒チャートを作成します。
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4) 画面右側のプロパティパネルから、[データ]タブを開き、[代替の軸]の[代替軸/メジャーを追加]
-[商品大分類]を選択します。
※この設定で、棒チャートの軸を「商品名」から「商品大分類」に切り替えることが可能です。
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5) 続いて、[代替のメジャー]の[代替軸/メジャーを追加]を選択し、[粗利]-[Sum(粗利)]を選択します。
※この設定で、棒チャートのメジャーを「売上」から「粗利」に切り替えることが可能です。
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以上の手順で、代替軸や代替メジャーを設定した棒チャートを作成することができました。
シートの確認画面に移り、項目名の横に表示される[▼]を選択してください。
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※項目名や[▼]が表示されない場合は、チャートにカーソルを合わせた際に表示される[全画面]を選択し、
チャートのサイズを大きく表示してください。
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この手順で軸やメジャーを切り替え、商品大分類ごとに売上を確認したり、商品大分類ごとに粗利を確認できるようになります。
▽商品大分類ごとの売上
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▽商品大分類ごとの粗利
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今回は、代替軸や代替メジャーについてご紹介しました。
1つのグラフに複数の軸やメジャーを設定することで、色々な角度から分析することが可能です。
皆さまも是非、代替軸や代替メジャーを活用してみてください!
先日、本ブログにて、日本リージョンへテナントを移行する方法の全体像をご紹介しました。今回は、コマンドラインのqlik-cliを用いたテナント移行時の注意点と、コマンドやスクリプトの記述例をご紹介します。
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