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Layout container を使って映えるダッシュボードを作成しよう!
「Layout container」を使えば、最新のQlikビジュアライゼーションでカスタマイズ性が高く、細やかなデザインの画面が作れます!
Qlik Sense で分析画面を作成する際、ドルやユーロなど、円以外の通貨表記をしたいと
思ったことはありませんか?
今回は、通貨表記を変更する方法をご紹介します。
※本記事は「2022年8月時点の Client-Managed 」で作成しています。
今回は家電ごとの売上金額を集計したテーブルを用いて、売上金額の通貨表記を変更していきます。
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通貨表記を変更したい場合は、「プロパティパネル」-[データ]-[列]-[Sum([売上金額])]を開き、
[数値書式]を「通貨」に変更します。
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このとき、データロードエディタの「SET MoneyFormat」で指定された通貨が初期設定になっているため、
円 (¥) 表記となります。
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一つ目は、通貨の書式パターンを変更する方法です。
[数値書式]を「通貨」にした状態で、書式パターンを下記の通り変更します。
$#,##0;-$#,##0
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Sum([売上金額])/1000000
書式パターン$#,##0.0MM;-$#,##0.0MM
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二つ目は、Num 関数を使用する方法です。
Num 関数は、数値の書式設定を行う関数です。
例えばドル表記にしたい場合は、メジャーの数式「Sum(売上金額)」を下記の通りに変更します。
なお、Num 関数の書式を適用させるため、[数値書式]は「自動」にしておいてください。
Num(Sum([売上金額]),'$#,##0')
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さらに、100万ドル単位など大きな金額を丸めて表示させたい場合は、
数式を下記の通り記述します。(小数第1位まで表示させています)
Num(Sum([売上金額])/1000000,'$#,##0.0MM')
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アプリ全体の通貨表記を変更したい場合は、データロードエディタの Main セクション(※)を編集します。
(※)Main セクションは Qlik Sense が自動的に作成するもので、システム変数で日付や時刻、通貨等の書式パターンを定義しています。
通貨の書式パターンは、MoneyFormat というシステム変数で定義されています。
例えばドル表記にしたい場合は、下記の通り記述します。
SET MoneyFormat='$#,##0;-$#,##0';
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すると、書式パターンのデフォルトもドル表記になります。
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今回は、通貨表記をデフォルトの円表記から変更する方法をご紹介しました。
どの通貨単位でも汎用的に使える方法なので、ぜひ試してみてください。
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