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  • 分析手法
2021.10.07

データ分析の基本 ~「ビジュアライゼーション」~

データ分析の基本 ~ビジュアライゼーション~

※データ分析の基本第一弾「メジャー」と「軸」をご覧になられていない方は、下記のリンク記事をご覧頂いてから本記事をご覧頂くと理解が深まります。
▼第一弾:データ分析の基本 ~「メジャー」と「軸」~


データ分析を行うにあたっては「軸」と「メジャー」を意識して様々な切り口での集計や分類することが重要となります。そして、この「軸」と「メジャー」をより効果的に表現するために「ビジュアライゼーション」が必要となります。

「ビ、ビジュアライゼーション・・・ ?」
「カタカナ言葉はよく分からない・・・? 」


などと思われるかもしれませんが、中身はそんなに難しいものではありませんので構えずお気軽にご覧頂ければと思います。

目次

「ビジュアライゼーション 」とは??

「ビジュアライゼーション」について調べてみると、いろんな説明が出てきます。
昔からある言葉ではないため、人や場面によって解釈が異なることもありますが、本稿ではおおよそ下記のような意味として進めていきます。

”本来は直接見えない事柄や現象を、グラフや表などにして鮮明にイメージすること”

データを分析するにあたっては多くの場合において 「暑い日にはコーラより、お茶が売れている気がする」など、何となく想像している仮説や経験的に知っている(と思われる)ことなどが念頭にあると思います。
でも実際はどうなのか、確信がないとなかなか行動を起こせなかったり他の人に伝えきれなかったりします。

「知っているけど、伝えられない。」
「分かっているけど、説明できない。」


というように、
意思決定や周囲を説得する上で、とても悩ましい状態は皆さんにも経験があるのではないでしょうか。

「頭の中では分かっているけど、実際に行動を起こすことができない」というのも同じ状態です。
ビジュアライゼーションは、こういったお悩みを解決しデータに基づいた情報を「伝えられる・説明できる」といったレベルでイメージするための切り札となります。

■Qlik Senseにおける「ビジュアライゼーション」 とは!

Qlik Senseでは、マスターアイテムのメニューの中に「ビジュアライゼーション」という区分が用意されており、Qlik Sense画面上で作成した各種グラフを完成したビジュアライゼーションとしてマスターアイテムに登録し再利用できるようになっています。

Qlik Senseは、様々なグラフを作成する機能が用意されていますが、 何らかの目的・仮説や試行錯誤をもって作成されたグラフを「ビジュアライゼーション」 と考えていただくと分かりやすいのではないかと思います。

■効果的なビジュアライゼーションの基礎(目的に応じたグラフの活用)

データ分析を行う際に多くの方が悩まれるのが、「どのようにビジュアライゼーションしたら良いか?」「どのグラフを使ったら良いか?」 です。実際、もやっとした疑問や仮説を明確にするための分析をスタートする段階なので、「コレ!」 と言ったビジュアライゼーションが分からないのも当然と言えば当然のことなのです・・・。

ただ、基本的なグラフや目的別のパターンを知っておけば、適切なグラフを利用することができるので効果的なビジュアライゼーション作成の第一歩が踏み出せます。
まずは、次に挙げるビジュアライゼーションのパターンを確認しておいて下さい。

【データ分析のビジュアライゼーションパターン】

▼パターンその1.「推移、トレンド」
時間軸を使用して推移を見ることで、伸びているのか?落ちているのか?横ばいなのか?をとらえることができます。万物に平等な概念である「時間軸」を使ったビジュアライゼーションは、データ分析においてもとても重要です。

▼パターンその2.「順序、ランキング」
ベスト/ワーストなど順序を見ることで、流行り/廃りなどの動向をとらえることができます。人の興味・関心を引き付けるビジュアライゼーションとしても有効です。

▼パターンその3.「比較」
物事を比較して見ることで、相対的な情報を得ることができます。データ分析が進むにつれて様々な軸による比較分析が行われていきます。

▼パターンその4.「割合、内訳、構成比」
全体に占める割合を見ることで、構成要素の重要度などをとらえることができます。

▼パターンその5.「分布、バラつき」
分布を見ることで、複数のメジャーの相関などをとらえることができます。
バラつきを抑えることができれば安定した状態を保つことができるため作業の標準化などにも役立ちます。

これが基本!マスターしたい5つのグラフと基本構造

それでは次に、ビジュアライゼーションを実現するグラフについて見ていきましょう。

最近では様々なツールの進化などにより、次々と新しいグラフが生み出されています。それらの新しいグラフをマスターしていくことも大事ですが、より多くの人と共通の理解を得られる情報とするには、誰が見ても理解できるグラフを使うことが何より大事です。

ということで、ここでは誰もが理解できる「5つの基本グラフ」を再確認し、Qlik Senseのデータ分析におけるグラフの基本構造もご説明します。

■このグラフさえ知っておけば、けっこういける!

Qlik Senseに実装されている様々なグラフの中から基本中の基本である5つを選びました!
ご確認いただくとお分かりいただけると思いますが、誰もが一度は目にしたことのあるグラフばかりです。

これらはとてもシンプルですが、基本的なデータ分析に必要な情報を効果的に表現することができます。
また、これらをQlik Senseで作成することでグラフの基本構造を理解できるので、グラフマスターに向けた第一歩を踏み出せること間違いなしです!

■グラフの基本構造 (ここでも出てくる 「メジャー」と「軸」 )

5つの基本グラフの次に、グラフ作成の基本構造を知っておくとグラフを考える際に様々な応用を利かすことが出来るようになります。

グラフにはいろんな種類がありますが、一番の目的は、「メジャーを軸で集計する」という分析の基本を分かりやすく表現することですので、グラフ構造を理解する上でも「メジャー」「軸」がとても役に立ちます。データ分析において、グラフとメジャーと軸は切っても切り離せない考え方なのです。


■軸の数とメジャーの数
グラフには、1つのメジャーと1つの軸で構成されるシンプルなものもあれば、複数のメジャーや複数の軸で構成されるものもあります。構成するメジャーと軸の数が増えるほど情報量は多くなりますが、複雑になり理解しにくくなるため注意が必要です。

ぜひ、Qlik Senseでグラフを作る際には、軸とメジャーを意識してみて下さい。

さいごに

今回の記事ではデータ分析における「ビジュアライゼーション」についてお伝えいたしました。
まずは、目的に応じた5つのグラフをマスターして効果的なビジュアライゼーションの作成を目指してみましょう。

次回の「データ分析の基本シリーズ」では基本的なグラフの実践例をご紹介します。

【データ分析の基本シリーズ】

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