
JP1/AJS3は、バージョン11からWebブラウザでジョブの確認が行えるWeb Console機能が追加されました。
※JP1/AJS3 - Managerのコンポーネントに、JP1/AJS3 - Web Consoleが追加されました
本記事では、最新バージョン12.5でさらに機能が拡張され、使いやすくなったWeb Consoleの基本的な機能やお勧め機能をピックアップしてご紹介します。
JP1/AJS3 - Web Consoleの導入で皆様のジョブ運用がより快適になりますよ!
第1章 JP1/AJS3 - Web Console 概要
JP1/AJS3 - Web Console(以下、Web Console) でできることは、大別すると以下の3つです。
1. ジョブ、ジョブネットの実行予定、結果の確認
2. ジョブ、ジョブネットの定義修正、再実行
3. 実行エージェントの確認、変更(V12.5~)
ジョブの定義やスケジュール定義など一部は、JP1/AJS3 - Viewに限られた機能ですが、ダッシュボード機能はWeb Consoleでのみ提供される機能です。また、ジョブネットの監視や強制終了など、Web Consoleでも行える多くの機能があります。
さらに、Web Consoleは複数のJP1/AJS3 - Managerと接続できるため、Web Consoleが1台あれば、複数のジョブ管理マネージャへの接続が行えます。(※)。
※ログイン時に接続ホスト名を入力することで、接続先のジョブ管理マネージャを切り替えます。

第2章 JP1/AJS3 - Web Console お勧め機能
Web Consoleの独自機能
JP1/AJS3 - Viewにはなく、Web Consoleでのみ実装されている便利な機能があります。
【1】全体の実行進捗度の確認(ダッシュボード)
ダッシュボード画面で監視したいジョブ、ジョブネットの実行進捗度の確認が可能です。
また、実行結果および実行予定のジョブのうち、「正常・異常終了の件数」や「実行待ち件数」が一覧で確認できるようになっています。

【2】複数のジョブネットをグルーピングして監視
Web Consoleでは、異なるジョブグループに属しているジョブネットを、ユーザーが自由にグルーピングしてダッシュボードで確認することが可能です。
定義はログインしているユーザー単位で保存されます。


<運用のヒント>
特に重要なジョブネットや、自分が担当しているもジョブネットに絞ってグルーピングすることで、見たいジョブに絞った監視がJP1/AJS3 - Viewよりも簡単に行えます。
【3】実行エージェントの編集
JP1 V12.5から、実行エージェントの追加や変更をWeb Consoleから行えるようになりました。本機能については前回のブログ 「JP1 V12.5新機能のご案内『ジョブ管理製品編』」 にて詳細を紹介していますので、そちらをご確認ください。
JP1/AJS3 - Viewと同じくできること
Web Consoleで、JP1/AJS3 - Viewと同じことができる機能についてご紹介します。
以下、Web Consoleで実行できることの一例です。
・JP1/AJS3 - Viewと同じ表示での監視


実行登録
実行登録解除
再実行
中断
強制終了
ジョブの詳細定義の編集(PCジョブ、UNIXジョブのみ)

保留設定/解除
ジョブネットモニター、マンスリースケジュール画面
Web Consoleではできないこと
様々な作業が行えるWeb Consoleですが、以下の操作は行えません。
ユニットの定義
Web Consoleでは、JP1/AJS3 - Viewのようにユニット(ジョブグループ、ジョブネット、ジョブ)の定義はできません。
ジョブ定義の編集
PCジョブ、UNIXジョブ以外のジョブ定義の編集はできません。
スケジュール、カレンダーの設定
ジョブネットやネストジョブネットのスケジュール設定やカレンダーの定義はできません。
<運用のヒント>
Web Consoleは監視や一時的な対処用として使用し、ユニットの定義はJP1/AJS3 - Viewで行います。
Web ConsoleとJP1/AJS3 - Viewの機能の一覧
Web Console | Web Console、 | JP1/AJS3 - View |
|---|---|---|
・全体の実行進捗度の確認 | ・実行登録 | ・ユニットの定義 |
まとめ
Web ConsoleはWebブラウザがあれば使えるため、JP1/AJS3 - Viewのインストールは不要で、PCやモバイル端末から接続してジョブの確認が可能です。
ジョブの定義など、あらゆる操作を行う管理者はPCにインストールしたJP1/AJS3 - Viewで操作を行い、オペレーターはWeb Consoleで監視を行うなど、ユーザーによって使い分けることでJP1/AJS3 - Viewのライセンスを節約できます。
柔軟なジョブ運用にぜひWeb Consoleを活用してください。
製品正式名称(略称表記) および機能対象バージョン
JP1/Automatic Job Management System 3 (JP1/AJS3) 09-00以降
JP1/Automatic Job Management System 3 - View
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居城 美紀
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