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OCIに待望のPaaSサービスがリリース!特徴やメリットを解説
「Oracle CloudWorld 2024」にてリリースされたOracle Cloudの注目のPaaSサービス「Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure(ExaDB-XS)」の特徴をまとめてみました!
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BaseDBの管理において、何らかの理由でバックアップ取得が失敗することがあります。
バックアップのステータス(正常終了か異常終了か)はOCIコンソールから確認が可能ですが、管理の手間がかかってしまうため、本記事ではBaseDBのバックアップ取得が失敗した時にメール通知が届くようにする手順をご紹介します。
Index
まず、トピックとサブスクリプションを作成して通知先メールアドレスを設定します。その後、BaseDBのバックアップ取得に失敗した場合にメール通知が送られるようにイベントを設定します。
OCIコンソールからトピックとサブスクリプションを作成します。
OCIコンソールのメニューから、「開発者サービス > 通知」より「トピックの作成」をクリックします。
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「名前」に任意の値を入力し、「作成」をクリックします。
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作成したトピックの詳細画面から、「サブスクリプションの作成」をクリックします。
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「プロトコル」で「電子メール」を選択し、「電子メール」に通知先のメールアドレスを入力して「作成」をクリックします。
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入力したメールアドレス宛にOracle Cloudから確認メールが届きます。
作成したトピック名が記載されていることを確認し、メール内の「Confirm subscription」のリンクをクリックします。
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以下の画面が表示されたら完了です。
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BaseDBのバックアップ取得が失敗した時に、設定したメールアドレスにメール通知をするようにイベントを設定します。
OCI コンソールのメニューから、「監視および管理 > イベント・サービス」より「ルールの作成」をクリックします。
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各項目を入力または選択し、「ルールの作成」をクリックします。
・「表示名」に任意の値を入力
・「説明」に任意の値を入力
・「条件」に「イベント・タイプ」を選択
・「サービス名」に「Database」を選択
・「イベント・タイプ」に「Database
- Automatic Backup End」と「Database - Create Backup End」を選択
※バックアップごとにイベント・タイプが異なるため、両方を対象とする場合は両方を選択します。
自動バックアップ:Database - Automatic Backup End
手動バックアップ:Database - Create Backup End
・「+別の条件」をクリック
・「条件」に「属性」を選択
・「属性名」に「lifecycleState」を選択
・「属性値」に「FAILED」を入力して選択
・「アクション・タイプ」に「通知」を選択
・「通知コンパートメント」に監視対象のコンパートメントを選択
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※(任意)対象のDBを絞り込みたい場合は、さらに「+別の条件」をクリックし、以下の条件を追加します。
・「条件」に「属性」を選択
・「属性名」に「databaseId」を選択
・「属性値」に対象のデータベースのOCIDを入力して選択
設定完了後、BaseDBのバックアップ失敗時に届く通知メールの内容と確認ポイントを簡単に説明します。
BaseDBの自動バックアップが失敗した場合、以下のようなメールが届きます。
(通知メール例)
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赤線を引いている項目が主な確認ポイントです。
バックアップ失敗時の通知メールに含まれる各項目の説明は以下です。
項目 | 説明 |
eventTime | イベントが発生した日時(バックアップ失敗を検知した日時) |
resourceName | 自動バックアップの場合は「Automatic Backup」 手動バックアップの場合は指定したバックアップ名 |
lifecycleState | バックアップの状態(「FAILED」) |
lifecycleDetails | バックアップの状態の理由(バックアップ失敗理由) |
dbSystemId | イベントが発生したDBシステムのOCID(バックアップが失敗したDBシステムのOCID) |
databaseId | イベントが発生したデータベースのOCID(バックアップが失敗したデータベースのOCID) |
バックアップ失敗の通知が届いた場合の詳細な対応方法については、以下の記事をご参照ください。
【Oracle Cloud】BaseDB の自動バックアップが失敗した時に確認するポイントと対応方法
https://www.ashisuto.co.jp/db_blog/article/basedb-automation-backup-checkpoints.html
通知メールの送信元アドレスは、ご利用のリージョンによってドメインが異なります。
noreply@notification.{リージョン識別子}.oci.oraclecloud.com
リージョンごとに送信元アドレスが異なりますので、メールのフィルタリングルール設定などにアドレスを指定している場合にはご注意ください。リージョン識別子はこちらのマニュアルから確認いただけます。
本記事ではBaseDBのバックアップ失敗時にメール通知する方法をご紹介しました。
バックアップ取得が失敗してしまった時に、迅速に状況把握と対応を行えるよう、本記事がお役に立てれば幸いです。
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2008年度アシストに入社後、Oracle WebLogic Server や Oracle HTTP Server を中心にサポートエンジニアとして活動しており、これまでに4000件以上の問い合わせを対応。
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