
STNet様で行われたパートナー表彰式の様子 |
このたび、四国電力グループで情報システム開発事業や通信事業などのサービスを提供する株式会社STNet(以下、STNet様)より、アシストのデータベース技術統括部の支援に対して「感謝状」を頂戴しました!
STNet様のプロジェクトが社内で社長表彰されたことを受け、同社の情報システム本部主催で、プロジェクトに携わったパートナー(アシストを含む4社)を招待いただき、2023年7月21日に表彰式が開催されました。
感謝状の対象となる支援メンバーはこちらの方々です。
社会インフラ営業推進室 山本良之
ビジネスインフラ技術本部 データベース技術統括部 技術3部 高田一平 荻野晃一 今村伸一 伊丹友美
ビジネスインフラ技術本部 データベース技術統括部 全国電力戦略室 森本憲明 瀧本勝
数多くのご支援をする中で、お客様から感謝状をいただける機会は、よくあることではありません。
「超サポ」の実践が、期待を超える価値をお客様に感じていただけた証しなのではないでしょうか?
── お客様のプロジェクトが、社内で社長賞を受賞されたんですね。どのようなプロジェクトだったんですか?
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山本 |
四国電力株式会社の大量データ処理基盤の刷新プロジェクトです。
四国電力グループが従来型のメーター検針作業に代わる「電力スマートメーター」を利用した顧客向けサービスの拡充などを図る中、それらのデータを収集・管理するシステムにおいて、データ量増加に伴う処理性能の劣化が課題となっていました。
システム全体の処理性能と運用効率の向上を図るために、新しいデータベース基盤を構築し、関連する3つの業務システムのDBをExadataに集約、データ移行、稼働開始まで約2年を費やしました。
同時に、既存のデータセンターからより堅牢性の高い「Powerico(パワリコ)」へ移転するという大規模プロジェクトでした。
── アシストは、どのようなご支援をしたのですか?
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高田 |
アシストは協力会社の1社としてこのプロジェクトに参画し、データベース基盤となるOracle Exadata Database Machine(以下、Exadata)の提案から構築、データ移行、バックアップリカバリ支援などの本番稼働にいたるまでを支援しました。
処理性能や拡張性、移行性を条件に複数の製品をお客様と一緒に比較検討し、最終的には、Exadataを採用していただきました。
データ移行に関しては、データ移行を伴う本番化作業に2週間以上のシステム停止が必要という試算でしたが、Exadataの機能を利用したり、更新頻度の少ないものから先行して移行したり、リソースの割り当てなどの工夫をし、最終的にはシステム停止を12時間以内に短縮することに成功しました。
移行リハーサルを3回実施するなど綿密な移行計画と入念なテストを実施し、無事に計画通りシステム切替が完了し、C/O後も安全に稼働しています。
── ご支援する中で緊張した場面、苦労した場面はありましたか?長いプロジェクトだったと思いますが、終わってみての感想などをお聞かせください。
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高田 |
支援の終盤に1システムでパフォーマンス劣化の問題が発生し、システム切替が延期になるかもしれなかった時は一気に緊張感が高まりましたね。最終的にはOracleのパラメータを調整することで解決できましたが、その時の経験は今でも鮮明に覚えています。
プロジェクトは2年間と長期支援だったため、案件中は様々な課題がありましたが、C/O後も大きなトラブルなく完遂できたのは関係者の皆さんのおかげだと感じています。
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山本 |
私が四国電力グループ様の営業担当を引き継いだ直後のビッグイベントだったので、緊張感満載でスタートしました。自慢のアシストの技術陣なので大丈夫だと信じていましたが、無事C/Oを迎えた時は、最高のすっきり感を味わえました。
技術陣の皆様、ありがとうございました。また受賞おめでとうございます!
写真撮影用にトンガリハットや金のモールまでご用意いただき、STNet様の気持ちのこもった表彰式でした!
四国電力様のExadata導入事例記事はこちら
表彰いただいた旨のお知らせ記事はこちら
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