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QCDIで実現するリアルタイムデータ連携(操作編)
Qlik Cloud Data Integration(QCDI)は、データの抽出、ロード、変換を簡素化し、リアルタイム分析と意思決定を加速する、Qlikの強力なクラウドプラットフォームです。
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※本記事は バージョン「May 2021」の[SaaS]で作成しています。
見た目は「#」があるかないかだけですが、実は関数として種類が異なります。
【データ型変換関数】と【書式設定関数】として区別されています。
Date# = データ型変換関数
Date = 書式設定関数
細かく説明すると色々な要素が絡む為、ここではシンプルさを重視して説明します。
より細かい内容を知りたい方は、メーカーのHELPサイトなども確認してみてください。
それぞれどのような関数なのか見ていきましょう。
【Date# :データ型変換関数】
★文字列/数値のデータを日付型に変換する関数
★用途:取り込んだ日付項目をQlikが日付データだと認識させる為に利用
《使い方例》
例えば、データベースやExcelの中のデータが「2021年7月10月」のような日付データの
項目を取り込もうとします。
Qlikでは、「YYYY/MM/DD」というスラッシュ区切りの形式であれば日付と認識しますが、
「2021年7月10月」のような値は文字列として認識します。
通常は文字列として認識される「2021年7月10月」を日付として認識させる関数が
Date#(データ型変換関数)
です。
《数式例》
Date#(納品日付,'YYYY年MM月DD日')
《解説》
「YYYY年MM月DD日」という形式の納品日付項目は、日付型のデータであるとQlikが
認識します。
【Date :書式設定関数】
★書式を任意の形式に設定する関数
★用途:取り込んだ数値や日付データを任意の書式に変更
《使い方例》
例えば、データベースやExcelの中のデータが「2021/7/10」のような日付データの項目を
取り込もうとします。
Qlikでは、「YYYY/MM/DD」というスラッシュ区切りの形式であれば日付と認識します。
しかし、今回は「2021-7-10」のように任意の書式に変換したい場合に使う関数が
Date(書式設定関数)
です。
《数式例》
Date(納品日付,'YYYY-MM-DD')
《解説》
日付形式(YYYY/MM/DD)の納品日付項目を「YYYY-MM-DD」という形式に変更しています。
Date#関数は、任意の書式を日付データだと認識させる関数((データ型)変換関数)
Date関数は、任意の書式に変更できる関数(書式設定関数)
今回は、「日付データ」に特化した形でご紹介しましたが、(データ型)変換関数や書式設定関数にはいくつか種類が存在しますので、興味がある方はHELPサイトなど確認してみて下さい。
いかがでしたでしょうか。
#がつくか、つかないかで意味が異なることが理解でき、それぞれの違いが説明できるように
なりましたでしょうか。
今回は以上です。今後も役に立つ関数の記事も挙げていく予定です。
Qlik Cloud Data Integration(QCDI)は、データの抽出、ロード、変換を簡素化し、リアルタイム分析と意思決定を加速する、Qlikの強力なクラウドプラットフォームです。
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