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Qlik Cloud 日本リージョンへの移行方法(qlik-cli利用時の注意点)
先日、本ブログにて、日本リージョンへテナントを移行する方法の全体像をご紹介しました。今回は、コマンドラインのqlik-cliを用いたテナント移行時の注意点と、コマンドやスクリプトの記述例をご紹介します。
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Qlik Senseで昨対比や分類単位でのデータを並べて比較分析してみたい、と思うことはありませんか?並列ステートを使用すると、比較分析シートを簡単に作成することができます!
今回は並列ステートの簡単な設定方法を2種類ご紹介します。
※本記事は バージョン「February 2021」で作成しています。
名前を定義するだけでチャート毎に異なる選択条件を適用させるための機能です。
Qlik Senseでは選択した項目に応じて全てのチャートが連動して動きます。
並列ステートを使用することで、選択条件の異なるチャートを並べて比較することができます。
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今回は「state1」と「state2」のステート名を定義します。
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左側アセットパネルから[マスターアイテム]→[並列ステート]→[新規作成]を選択し、「state1」と「state2」と名前を作成します。
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名前を作成できたら、フィルターパネルを含む各チャートにドラッグアンドドロップの操作で割り当てを行います。
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※売上金額、粗利金額のKPIにも同じ操作で割り当てます。
以上がビジュアライゼーションでの設定方法です。
このように簡単なマウス操作のみで比較分析のチャートを作成することができます。
並列ステートを適用した棒グラフは同じ並列ステートが設定されたフィルターやチャートの選択条件のみが適用されるようになります。
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ビジュアライゼーションでの設定では一つのチャートに対し、一つのステートの割り当てを行いましたが、set数式を使用することによって数式ごとに異なる並列ステートを指定することが可能です。
以下のチャートは商品大分類ごとの売上金額の合計値を表しています。
またこの時、青のメジャーは2020年の集計結果(state1)、オレンジのメジャーは2021年の集計結果(state2)の選択を反映させています。
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設定方法は売上金額の数式にそれぞれ
Sum({state1}[売上])
Sum({state2}[売上])
と入力するだけです。
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この簡単なset数式の設定で一つのチャート内で年ごとの集計結果を比較することができます。
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今回は簡単に並列ステートを設定する2種類の方法をご紹介しました。
Qlik Senseで並列ステートを使用して昨対比や分類単位での比較分析をしてみてはいかがでしょうか。
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