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Qlik Cloud 日本リージョンへの移行方法(qlik-cli利用時の注意点)
先日、本ブログにて、日本リージョンへテナントを移行する方法の全体像をご紹介しました。今回は、コマンドラインのqlik-cliを用いたテナント移行時の注意点と、コマンドやスクリプトの記述例をご紹介します。
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分析用にいろんな種類のチャートを利用したい。でも画面に入りきらない。でも使いたい・・・。
そんなときに[コンテナー]を利用すると、チャートひとつ分のスペースに複数のチャートを配置することができます。タブで切り替えながらいろんなチャートを見ることができるので、画面をすっきりさせたいときにも便利です。
※本記事は2021年11月時点の[SaaS]で作成しています。
コンテナーでは、一つのチャート領域内でタブを切り替えて複数のチャートを表示できます。
一つのチャートの領域で複数のチャートの操作が可能ですのでシート領域を有効活用できます。
簡単に作成できますので、以下の手順を見ながら作成してみてください。
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シート編集画面のアセットパネルより[チャート]を選択します。
表示されるチャート一覧から[コンテナー]をシート上の任意の場所にドラッグ&ドロップで配置します。
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[コンテンツの追加]をクリックして、コンテナーに含めるチャートの種類を選択します。ここでは一つ目のチャートとして、円チャートを選択してみます。
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軸とメジャーを指定します。
必要に応じて、チャートプロパティから詳細定義も行います。
下図はコンテナーに円チャートが表示されたイメージです。
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二つ目のチャートとして折れ線チャートを追加してみます。
シートに配置済みのコンテナーを選択した状態で、画面右側のコンテナーのプロパティの[追加]から[折れ線チャート]を選択し軸とメジャーを設定します。
下図は折れ線チャート追加後のイメージです。折れ線チャートのタブが追加されています。
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下図は上記のような手順で「円チャート」「折れ線チャート」「棒チャート」の3つをコンテナー化した画面のサンプルです。操作のイメージをアニメーションでご確認ください。(画像はクリックで最大化されます)
コンテナーを使用するとコンパクトに画面を構成することができますが、その反面で画面に表示されるチャートは一つになるため、Qlikの連想技術の特長でもあるチャートの連動の視認性は損なわれます。コンテナーを使用する場合と使用しない場合のそれぞれのイメージを記載しておきますので状況や分析ニーズによってうまく使い分けてください。
複数のチャートを並べて表示することでダイナミックなチャートの連動による情報収集が可能です。
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チャートの領域をコンパクトにすることでピボットによる詳細データの確認も可能です。
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コンテナーを使用することでシート上の少ないスペースで複数のチャートを利用できるようになり、空いた領域にピボットテーブルを表示するなど分析の幅も広がります。
皆さんもコンテナーの特性を生かしながら分析のニーズに合わせ様々なレイアウトを試してみてください。
先日、本ブログにて、日本リージョンへテナントを移行する方法の全体像をご紹介しました。今回は、コマンドラインのqlik-cliを用いたテナント移行時の注意点と、コマンドやスクリプトの記述例をご紹介します。
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