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2021.11.30

数値の先頭に「0」がつくデータを取り込む方法

数値の先頭に「0」がつくデータを取り込む方法

先頭に「0」が付く数値・付かない数値が意図したとおりに取り込まれず、困った経験はないでしょうか?

Qlikでは、同じ項目内で同じ数値を取り込む際、「0」が付く数値・付かない数値は同じ値として認識され、1つの書式に統一される仕様です。
今回は、元の書式のまま取り込む方法についてご紹介します!

目次

数値データ取り込み時の動作について

「0041」「41」「041」のように、同じ41という数値を取り込んだ場合、Qlikでは最初に取り込まれた「0041」の書式に統一してデータが取り込まれます。

■「0041」「41」「041」 の順でIDを取り込む場合の動作例

▼元データ

KEY ID
A 0041
B 41
C 041

▼ロード結果

元の書式のまま取り込む方法

「0041」「41」「041」をそれぞれ異なる書式として区別したい場合、Text関数で数値をテキストデータとして取り込みます。

以下のように「ID」項目をText関数で括ります。

LOAD KEY,
Text(ID) as ID
From テーブル名;

▼ロード結果

なお、データマネージャーでデータを取り込んだ場合もデータロードエディタでText関数のスクリプトを追加することで対応可能です。
※データマネージャーで自動生成されたスクリプトは[ロック解除]で編集可能です。

さいごに

今回は、先頭に「0」が付く数値・付かない数値が混在している場合に、元の書式のまま取り込む方法についてご紹介しました。
Text関数を使用せずにそのまま取り込んでしまうと、最初に取り込まれた値の書式に統一して取り込まれます。
この仕様を知らずに取り込んでしまうと分析に影響があるため、覚えておきましょう!

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