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Qlik Automate活用術#モニターアプリを簡単に導入する方法
本記事では、Qlik Automateの「Qlik Cloud Monitoring Apps Installer」テンプレートを使用した、モニターアプリの簡単な初期導入・更新手順をご紹介します。
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Qlik Senseにデータを取り込む際、複数のテーブルを縦につなげて取り込みたいと思うことはありませんか? Qlik Senseでは、データマネージャーにあるConcatenateという機能を使うことで、マウス操作のみで簡単に複数のテーブルを縦につなげることができます。
今回は「データマネージャーでConcatenateする方法」についてご紹介します。
※本記事は バージョン「February 2021」で作成しています。
Qlik Senseに取り込んだ複数のテーブルを縦に連結する機能です。
例えば、以下のような同じ項目をもつテーブルA、テーブルBについて考えてみます。
▼テーブルA
| 年月 | 商品名 | 売上 |
| 2021/01 | いちご | 300 |
▼テーブルB
| 年月 | 商品名 | 売上 |
| 2021/02 | りんご | 100 |
この2つをConcatenateすると以下のように連結されます。
| 年月 | 商品名 | 売上 |
| 2021/01 | いちご | 300 |
| 2021/02 | りんご | 100 |
データマネージャー画面にて、テーブル(バブル)を選択し、画面下部の[・・・]より[連結または結合]をクリックします。
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続いて、連結させたいテーブルを選択し、画面中央部の[アクションを選択]より[Concatenate]をクリックすることで、選択した2つのテーブルが連結されます。
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項目名が同じ場合、Qlik Senseが自動的に縦に連結します。
連結したい項目が異なる場合は、[アクションを選択]の右部にある[マッピングの編集]をクリックすることで、編集することが可能です。
上段に表示されているテーブルの項目名は連結後、テーブルの基準となるため、下段に表示されているもう一方のテーブルの項目名をドラッグアンドドロップし、任意の位置へ配置していきます。
例えば、2019年「仕入担当コード」と2020年「担当者コード」を連結したい場合は、画像のように2020年「担当者コード」を2019年「仕入担当コード」の下にドラッグアンドドロップで配置します。
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編集完了後、[適用]をクリックし、画面右上部の[データのロード]よりQlik Sense内にデータを取り込みます。
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今回は、データマネージャーで複数テーブルをConcatenateさせる方法について、ご紹介しました。
データマネージャーを使って、複数テーブルを1つのテーブルにまとめるなど、テーブルを連結したい際にぜひお試しください。
データマネージャーは年々進化しています。データロードエディタに自信のない方でも、データ加工ができるので、ぜひチャレンジしてみてください!
本記事では、Qlik Automateの「Qlik Cloud Monitoring Apps Installer」テンプレートを使用した、モニターアプリの簡単な初期導入・更新手順をご紹介します。
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