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アプリのパフォーマンス評価を行ってみよう
アプリを最初に開く際に時間がかかることはありませんか。Qlik Sense SaaSでは、パフォーマンス評価という機能が用意されています。今回は、そのパフォーマンス評価の具体的な使用例についてご紹介します。
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ユーザーがアプリを見る際に、日々意識させたいデータがある、データ分析の結果を目に入れたいということはないでしょうか?例えば、「最新の在庫状況を確認してほしい」「欠品数の削減のために欠品率分析結果を見せたい」というような場合です。
Qlik Senseでは、アプリ起動時やシート参照時に初期表示するデータを設定することができます!今回はこんな時に役立つ「既定のブックマーク」と「ブックマークの適用」の設定方法をご紹介します。
※本記事は、2021年3月に公開された内容を2025年6月の情報で更新したものです。
「2025年06月時点のSaaS」で作成しています。
「既定のブックマーク」を使用することで、アプリ起動時に表示するシートやデータを設定できます。
<設定方法>
1)見せたいシートや選択条件を登録したブックマークを作成します。
ブックマークの作成手順はこちらの記事をご覧ください。
選択条件を保存できるブックマークの活用術
ブックマークに動的な値(本日、最新年月など)を設定する方法
2)画面上部の[ブックマーク]をクリックしてアセットパネルを開き、[ブックマーク]-任意の公開ブックマークの右横にある[…]-[既定のブックマークとして設定]をクリックします。
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3)[既定]と表示されたら設定完了です。次回からブックマークが適用された状態でアプリが起動します。
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<補足>
未公開ブックマークに対して、[既定のブックマークとして設定]を使用すると、以下のポップアップが表示されます。
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自分だけでなく、他のユーザーの「既定のブックマーク」として設定したい場合は、[公開する]を選択してください。ブックマークが公開され、他のユーザーの「既定のブックマーク」として適用されます。[既定として設定]を選択した場合、自分にのみ適用され、他のユーザーには適用されません。
「ブックマークの適用」を使用することで、シート単位で初期表示するデータを設定できます。例えば、シートAでは「今月のデータを見せたい」、シートBでは「今期のデータを見せたい」と見せたいデータが異なる場合に便利です。
<設定方法>
1)ブックマークを作成します。
2)シートの編集画面を開き、余白部分をクリックします。
3)[シート プロパティ]で[アクション]タブの[アクションの追加]をクリックします。
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4)[ラベル]に任意のラベルを設定します。
[アクション]で[ブックマークの適用]、[ブックマーク]で任意のブックマークを選択します。
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既定のブックマーク | ・アプリ起動時に初期表示するデータを設定できる ・アプリ起動時に見せたいシートやデータがある場合に有効 ・1アプリにつき、1つのみ設定できる |
ブックマークの適用 | ・シート参照時に初期表示するデータを設定できる ・シート毎に見せたいデータが異なる場合に有効 ・シート毎に異なるブックマークを設定できる ・シートを移動する度にブックマークが適用される |
※「ブックマークを適用」以外のアクションもあります。
※詳細はヘルプをご覧ください。
アプリのランディング ページを作成する既定のブックマークの設定
シートへのアクションの追加
「既定のブックマーク」や「ブックマークの適用」を使用することで、分析ユーザーへ見せたいデータを初期表示することができます。
ユーザーの分析をサポートしたい場合に便利ですね!
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