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Google Cloud Next Tokyo '24 出展報告
2024年8月1-2日開催された「Google Cloud Next Tokyo '24」の出展報告です。
Glean(グリーン)
社のCEO Arvind Jain氏がこの6月に来日することが決まりました!
「ナレッジイノベーション2024」に登壇し、イノベーターズキーノートとそれに続く2つのブレイクアウトセッションのステージで、Gleanの日本初となる講演をお聞きいただけます。
この記事では、まずはArvindさんについてご紹介した後に、イベントの見どころ・ハイライトをお伝えします。私たちは、敬愛の念を込めてArvindさんと呼ばせていただいているので、このブログでも「Arvindさん」でご紹介していきたいと思います。
もう少し広げて、Gleanってどんな会社?という質問もしてみました。
この1年ほどGleanとお付き合いのあるエンジニアたちからのコメントです。
昨年5月30日にアシストが日本でのGlean販売開始をアナウンスした記者発表会では、Zoomからサプライズ登場して会場を沸かせてくれましたが、私たちのなかでも、Arvindさんに実際に会ったことがあるメンバーはごく限られています。
今回の来日は、アシストにとっても長らく待ち望んでいた訪問で、いよいよArvindさんとリアルでお会いできる日が今からとても楽しみです!
さて、今年初開催となる「ナレッジイノベーション2024」は、6月21日(金)に開催することが決まりました!
企業のナレッジ(知識)にフォーカスして、働き方・生産性・企業文化を革新的なテクノロジーで変えていくことをメッセージ発信するイベントです。
エグゼクティブ、ソートリーダー、イノベーター、エンジニアの方々に向けたライブコンテンツが揃っていますので、Arvindさんによる講演や、生成AIの実践事例セッション、RAG構築のテクニカルセッションなどから自由に選んでご参加いただけます。
ナレッジをテーマにしたセミナーやイベントは、それほど多く見かけることはないと思いますが、生成AIの潮流の中でこそ、ナレッジはひときわ重要な意味を持ち始めています。
たとえば身近な例として、チャットGPT(ChatGPT)を企業で活用しようとする時、インターネット上の情報から回答を生成するだけでは不十分だというのは、皆さん既にご経験があるかと思います。プロンプトの差こそあれ、自社でも他社でもほぼ同じ回答を作れる環境で利用するのではなく、ここまでできたらいいのにな・・・と思い描く到達点は、やはり自社の中にある情報や自社ならではのナレッジから回答を生成できること、ですよね。
チャットで質問をして出来上がってくる回答が、社内で発信された情報やガイドラインに基づいていたり、特定の顧客についての情報をふまえていたり、過去に別の担当者が作成した資料からナイスな情報を入れ込んでくれていたり、追いつけていなかった新製品の最新情報まで盛り込んで回答を作ってくれた・・・としたら、それはもう圧倒的に便利ですし、そのまま業務に直結して使えるようになるのでとても実用的です。
ちなみに、企業のなかにある情報やナレッジというのは、今やクラウドサービスのなかにある、というのが多くの企業の実態に近いと思います。Box、SharePoint、Slack、Salesforce、Notion、Google DriveなどのSaaSのなかにある情報をもとに、生成AIが必要な情報をまとめてくれたり、そこから回答を生成してくれる、というのが理想的で実用的な使い方ではないでしょうか。
この使い方なら、企業が持っている情報を横断して集約できますし、他の社員・他の部門が持っている情報も流通・循環できるので、サイロ化を解消し、組織の壁が情報の壁になることも解決し、全社のナレッジをうまく活用することができます。
このような「企業のナレッジ」をメインテーマに、ナレッジイノベーション2024では様々なセッションをお届けしていきます!
生成AIの導入や実践が本格化するほど、自社のナレッジとどう組み合わせて価値を出していくか、自社のナレッジ活用はどうあるべきか戦略を立て実装に入られると思います。
実は上述の例示はGleanの代表的な使い方の実例になりまして、このイベントではまさにこの課題への取り組み方について、Gleanを創設したArvindさんがイノベーターズキーノートで講演されます。
知識共有の新しいパラダイムと未来のデジタルワークプレースでの働き方について、世界的な第一人者の登壇をぜひ会場で一緒にお迎えしませんか?
また、アシストではナレッジの新しい伝え方と共有の手段として「動画」にも着目しています。ナレッジイノベーション2024では、企業向けの動画管理プラットフォーム「Panopto(パノプト)
」のCEO Jason Beem氏も同時にお迎えしています。
ナレッジのリーディングカンパニー2社によるライブセッションは、本イベントのハイライトですのでぜひご参加ください!
アシストでは2023年5月からGleanを全社導入し、全社員1,300名が業務に利用しています。
このセッションでは、この全社導入が決まる半年前に早くも「ChatGPT検証プロジェクト」を立ち上げて、生成AIをカスタマーサクセスの向上に役立てられないか、検討し試行錯誤してきたメンバーがその取り組みをお話します。現在どのようにアシストの実業務で生成AIを融合して使っているか、リアルな使い方も公開します。
新しい一歩を踏み出すための価値実証プログラムにフォーカスしたセッションです。
Glean、PanoptoのPoC、PoVでお客様をご支援しているプロジェクトマネジャーが成功事例から紐解いて具体的なステップを解説していきます。
アシスト随一のデータサイエンティストが手組みでのRAG開発に着手し、精度向上、ChatGPTのプロンプトエンジニアリング、PoC検証等の研究を続けています。
RAG構築に取り組み、検証されている方も多いかと思いますが、データが汚い、精度が出ない、権限周りの保証も必要、運用が面倒などの課題も多いのではないでしょうか。本セッションではそのような皆さんが抱える課題に対しての現時点での答えをお話します。
Arvindさんと生成AI領域の有識者たちが、最新トレンドと未来のビジネスへの影響について議論します。専門家たちの着眼点からのトークもぜひお楽しみください。
生成AIの利用にあたってセキュリティはどう確保されるべきか、必ず議論されるアジェンダです。
Arvindさんは、Rubrikの共同創業者でありデータセキュリティの専門家でもありますので、企業のエグゼクティブが知っておきたいセキュリティの話題、企業内の知識管理について、グローバルの事例からお話します。
Panopto社CEOが登壇するブレイクアウトセッションです。
世界的な動画活用の最新動向と成功事例を取り上げて、動画がビジネスにもたらす価値と実践方法を掘り下げます。
ナレッジイノベーション2024は、赤坂インターシティ コンファレンス(東京)にて開催します。
東京開催のみとなってしまうのですが、既に関東圏のお客様をはじめ、静岡、愛知、大阪、滋賀、福井、香川、福岡、沖縄と全国からお申し込みをいただいております。遠方からのご参加、本当にありがとうございます!当日は会場でお待ち申し上げております。
リアルイベントのためお席に限りがありますので、ぜひお早めにお申し込みください!
古賀 智美
株式会社アシスト
2024年8月1-2日開催された「Google Cloud Next Tokyo '24」の出展報告です。
Gartner CIO リーダーシップフォーラム 2024にて、Gleanを出展しました。当日の様子を簡単に共有します。
2024年6月21日開催したセミナー「ナレッジイノベーション2024」の開催報告(ブレイクアウトセッション編)です。