
株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン
正月休みに中国へ行ってきました。急速に発展を遂げた中国は、GDPは米国に次いで世界第2位です。購買力ベースで比較することの是非をめぐっては議論がありますが、購買力ベースでは中国は2014年に米国を追い越して1位になっています。「反米」のビルが今度は「親中」になったか、と思う人もいるでしょう。人にはそれぞれ好きな国、嫌いな国があるかもしれませんが、世界情勢は客観的データで把握する必要があります。中国に関する様々な統計をインターネットで集めていましたが、発展した中国を実際に見てみたくて、今回の北京、上海、杭州への視察旅行となりました。
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北京ではちょうど初雪が降りました。アシストにも中国人社員が数人いるので、視察前に注意事項を色々聞いていて、寒さを覚悟して行ったのですが、耐えられる寒さの中、万里の長城や紫禁城を見学しました。
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北京から上海へは約6時間、高速鉄道で移動しました。日本の新幹線より社内の掃除が行き届いていないという印象はありましたが、時速300キロで日本の新幹線よりも揺れが少なく、商務席(ビジネスクラス)で出た食事も美味しかったです。上海ではリニアモーターカー(マグレブ)にも乗りました。上海空港から上海郊外までの約30キロをわずか7分ほど、急に加速して400キロ以上となり、あっという間に到着しました。
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美しい街並みや高層ビルとは対照的に、三輪車に山ほどの段ボールや荷物を載せて走っている人もたくさんいましたが、高度経済成長期に日本が急速に洗練され近代化していったように、さらに早い速度で中国は発展し続けるでしょう。これからも常時、中国について情報を集め、中国語の勉強も始めようと思っています。
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