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鴨川だより~HUAWEI CONNECT 2025:上海の最先端と京都の出来事~
上海のHUAWEI CONNECT 2025で、AIとデジタル基盤の最前線を学びました。ファーウェイは、米国の規制下でも新興国で存在感を広げています。帰京後は蛇にヒナが襲われ、3ミリの隙を塞いで備えを強めました。
株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン
5月は待望の中国出張でした。アシストの役員・技術チームと共に、上海、杭州、南京、そして北京を巡り、中国のテクノロジー最前線を体験してきました。
上海ではテンセントやSenseTime、Fourier AIなどを訪問。WeChatを中核に据えたスーパーアプリ構想や、3Dカメラ・掌紋認証、AIアシスタント「ラクーン」など、AI・クラウド・ロボティクス分野の進展を実感しました。特に小学校でAI教育がすでに始まっている様子には驚かされ、未来を担う子どもたちの姿が印象的でした。
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杭州では、社会インフラに特化したAI企業・申昊科技を訪問。鉄道や電力向けソリューションのスケールに圧倒されました。
その後、南京の抗日記念館を見学し、壮絶な歴史を前に、過去を忘れず、平和への願いを次世代に繋いでいくことの大切さを改めて感じました。現地で温かく迎えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
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北京では、Zhipu AI、PixelBloom、Authing、鏡舟科技、深盾科技など、生成AIやセキュリティ分野のスタートアップと意見交換。さらに、清華大学 LEAP Labや北京交通大学といった研究機関の熱意にも触れ、官・産・学が一体となってAIを推進する姿勢に大いに刺激を受けました。視察を通じて、中国の技術的先進性のみならず、人々の温かさや親しみやすさにも印象を新たにしました。 |
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一方、帰国後の京都では思いがけない出来事が。庭の鶏たちが狐に襲われてしまったのです。現在は木酢液で臭い対策をしつつ、鶏小屋の補強を急いでいます。
テクノロジー先進国・中国と、自然と共に暮らす京都。この対照的な2つの世界を体験したことで、未来に向けた歩みを静かに見つめ直す1ヵ月となりました。
上海のHUAWEI CONNECT 2025で、AIとデジタル基盤の最前線を学びました。ファーウェイは、米国の規制下でも新興国で存在感を広げています。帰京後は蛇にヒナが襲われ、3ミリの隙を塞いで備えを強めました。
アシスト札幌サロンが開催され、100名を超えるお客様にご参加いただきました。米中関係や安全保障、食料自給の重要性について講演しました。