アシストのブログ

  • 社員紹介
2025.10.03

仕事も囲碁も100%全力で!(佐々木 柊真)

仕事も囲碁も100%全力で!(佐々木 柊真)


入社1年目でOracle Master Goldを取得し、Japan AWS Jr. Championsにも選出。囲碁界でも活躍している異色のデータベースエンジニア、佐々木さんにお話を伺いました!


プライベートでの活動:小学1年生から大学卒業まで囲碁の選手として活躍


── 佐々木さんは囲碁の選手として活躍されていたそうですが、これまでのお取り組みを教えていただけますか?

小学1年生から大学卒業まで、囲碁の選手として様々な大会に出場していました。県大会では数十回の優勝経験があるほか、九州大会でも優勝しました。全国大会ではベスト4の経験が2回あります。プロになることはできませんでしたが、大学生の頃から現在までアマチュアとして囲碁の指導に携わっているほか、YouTubeでは囲碁のチャンネルを運営しており、登録者数が1万人を突破しました。また、今年の8月には『囲碁 ほんとうに大事な7つの考え方』という書籍を出版しています。

── 囲碁選手としての佐々木さんのモチベーションの源泉はどこにあったのでしょうか?

分かりやすい言葉で言うと「負けず嫌い」でしょうか。小学生の頃から囲碁の大会で負ける度に号泣していました。結果はともかくとして、「やれることを全てやった上で勝負すること」が重要だと考えており、「準備不足の状態で失敗することは絶対に嫌だ」と思うタイプです。それは囲碁だけでなく就活についても同じであり、現在の仕事やキャリアについても同じようなスタンスで向き合い続けています。


入社のきっかけ:採用担当者の熱意に心を動かされた


── アシストを知ったきっかけを教えてください。

大学で情報工学を専攻していたので、就活でもIT企業を志望しました。就活においても「やれることは何でもやろう」の精神で様々な就活サイトに登録し、そのうちの一つでアシストの存在を知りました。私がアシストに対して「気になる」ボタンを押しており、それを見た当時の採用担当の方がメッセージをくださったのです。実は、このときメッセージをくださった方が現配属先の上司であり、同じ案件で一緒に仕事ができていることを嬉しく思います。

── アシストへの印象の変化や、入社の決め手となったものを教えてください。

はじめから印象的な企業でした。就職活動にはいわゆるスカウトツールを利用していましたが、テンプレート的なメッセージばかりが届く中で、アシストの採用担当の方だけが、私向けに考えた独自の気持ちのこもったメッセージを送ってくださいました。私の囲碁に関するキャリアに触れていただけた数少ない企業で、私としては「良い会社なのかもしれない」と感じ、アシストのことを気にするようになりました。

その後、他の企業も色々と受けましたが、アシストの採用担当の方が「どうしても佐々木さんに来てほしい」と言ってくださったことが入社の決め手になりました。また、「とことん考え続けよう」というアシストの行動指針やカルチャーにも惹かれたほか、私自身は就職後も仕事と囲碁の活動を両立したいと考えていたので、ワークライフバランスを大切にできるアシストの環境にも魅力を感じました。


私の仕事:サポートセンターを経て、現在はデータベースの移行案件を担当


── アシストでのこれまでのキャリアと今のお仕事について教えてください。

2024年にアシストへ入社し、初期配属はデータベース(以下、DB)のサポートセンターでした。DBサポートではお客様のDBに関する問い合わせ業務をメインに担当し、新バージョンに関する機能検証プロジェクトにも参加しました。また、入社1年目は資格取得に力を入れ、6つのAWS資格とOracle Master Goldを取得したほか、Japan AWS Jr. Championsにも選出されました。2025年にはDBの導入・移行を担当するDBのフィールドエンジニアを担当する部門へ異動し、現在は移行案件のメンバーとして勤務しています。

── 入社1年目に様々な資格を取得されていますが、なぜここまで資格取得に力を注がれていたのでしょうか?

先ほどの囲碁のモチベーションの話と同様、「やれることは全てやろう」と考えていました。アシストは研修制度が手厚く、新入社員にとっては大変ありがたい環境が整っていますが、会社から用意された研修を受けて過ごしているだけでは他の40人の同期と横並びになってしまいます。持ち前の「負けず嫌い」の精神で、私としては「一歩でも先に出たい」という気持ちがありましたが、入社1年目の私では経験不足でやりたい実務ができるはずもありません。そこで「まずは資格を取ろう」と考えたのです。

もちろん取得した資格が直接業務に役立つとは限りませんし、業務スキルは実務でしか身に付かない面もあると思います。ただし、資格という目に見える形で自分のやる気を周囲にアピールすることはできると考えていました。

実際に、入社間もない頃から育成カリキュラムに入っていない仕事を任せていただけたり、Oracleの新機能検証プロジェクトや現在参加中のDBの移行案件などに声をかけていただけたのは、資格取得を通じたアピールの効果によるところも大きいと思っています。


佐々木さん


アシストに入り、仲間と助け合うことを大切にできる人間に成長できた


── 入社から現在を振り返り、ご自身の成長や変化をどのように感じていますか?

入社前と比べて人と関わることが多くなり、人と話すことが好きになりました。囲碁の大会に出ていた学生時代は、今振り返ると良くない考え方ですが「他人は全員敵だ」とすら思っていました。また、大学の入学がコロナの流行時期と重なっていたため、オフラインで大学の授業に出席する機会も少なく、アシストに入る前までの数年間は人と関わることがほとんどありませんでした。

しかし、新卒でアシストに入ったことで突然40人もの同期ができ、学校のようなワイワイした雰囲気の中で一緒に研修を受けることになりました。私もそういう雰囲気が嫌いなわけではありませんし、遊びや食事や飲み会に誘ってもらえることを嬉しく感じました。また、慣れてきたら自分からも誘えるようになり、「自分もこんな風に人とコミュニケーションをとることができるんだ」という発見がありました。

また、以前は周囲に助けを求めることや頼ることが苦手でしたが、仕事がスタートしてからは、今の自分ができるところまでやり切ったら報告したり、分からないことがあれば周囲にヘルプを出す、ということを意識しながら仕事を進めています。助け合える仲間がたくさんいる環境で働けていますし、互いに協力し合うことを心掛けるようになれました。

── 周囲からのサポートや仕組みなど、佐々木さんの成長を後押ししてくれたと感じる制度・環境などはありましたか?

サポートセンターでは、メインのOJTリーダーがサポートしてくださっただけでなく、「日替わりOJTリーダー」のような形で、日によってメインで相談する方が変わっていく制度がありました。このような制度により、自分の所属部門以外にも顔見知りの方が多くなっていき、仕事の相談ができる人が増えたことは、新人にとっては非常にありがたかったです。現在は社内ローテーションの一環で、DBサポートからDBフィールドエンジニアを担当する部門へ異動していますが、このような異動も社内の人脈づくりにつながる制度の一つだと感じます。

そして、社内の人脈や気軽に質問できるカルチャーにはとても助けられています。学生時代の経験ですが、囲碁の世界で一定のレベルまで到達した後は、何かを聞いたり教えてもらったりできるような相手が周囲にいなくなり、日々AIと向きあいながら練習を重ねていました。専攻していたIT領域で、AIとの練習の結果、どの程度自己成長があるのかを検証していたのですが、特に最後の1年は成績を落としてしまうなど厳しい結果になりました。

そういった経験もあり、自分より知識や経験が豊富な人が周囲にたくさんいて、困ったときも気軽に質問や相談ができるような環境で働けることは、私にとって非常に新鮮で、とてもありがたいことだと感じます。


今後の展望:アシストと囲碁界、それぞれの顔になりたい


── 佐々木さんの理想の将来像を教えてください。

自分自身の社内外での活躍を通じて、アシストと囲碁界、それぞれの顔になり、双方のプレゼンスを高めていきたいと考えています。どちらか一方ではなく、双方で結果を出し続けることで「囲碁界でアシストの名前が広まり、囲碁経験者が志望する上位候補の会社になる」、さらには「アシストを含め、企業から見た囲碁経験者の市場価値が上がる」という未来を作っていく存在になることが理想です。

── 改めて、アシストへの印象や魅力に感じる点を教えてください。

まず、仕事とプライベートのバランスが取りやすい会社だと思います。会社の仕事だけで手一杯になってしまう環境ではありませんし、逆に会社の仕事に手応えがなかったり、だらけた気持ちになってしまうこともありません。だからこそ、私に限らず全社的に「アシストの仕事も100%、他にやりたいことも100%で生きよう!」といった風土があり、何事に対しても全力で取り組んでいる人が多いと感じます。

また、ありがたいことにアシストの社内には私の囲碁の活動を応援してくれる方々もたくさんいます。「何事に対しても全力で」という風土や、社員の温かさが影響していると思うのですが、私の活動に対してネガティブな反応を示されることはありません。上長は「囲碁の本を出します」と言ったほんの数分後に、Webで私の本を購入してくれました。会社の週報に「YouTubeの登録者数が1万人を超えました」と書いた日には、たくさんの社員の方々から「おめでとう!」と声を掛けていただきました。本当に素敵な環境で働けているなと思います。


── 「やれることは何でもやろう」の精神で、活躍の幅を広げる佐々木さん。佐々木さんが積み重ねる成果や人とのつながりは、きっとアシストとこれからの囲碁界、両方に価値あるものとなると思います。


佐々木さん





※ 佐々木 柊真さんに関する記事は、こちらからも参照いただけます。

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