アシストのブログ

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2024.07.09

ご機嫌な私でいるために(西木 千恵)

ご機嫌な私でいるために(西木 千恵)


インサイドセールスとして、また新人育成の面でも活躍する西木さん。プライベートでは二人のお子さんを育てながらも、いつも笑顔の理由に迫ります!


私の仕事:インサイドセールスをしながら、新人育成も


── アシストでのこれまでのキャリアと、今のお仕事について教えてください。

2013年に新卒で入社して、仮配属はデータベース担当の技術職でした。その後の本配属は営業部で、出産をきっかけに2018年以降はインサイドセールスとして活動してます。お客様との関わり方は少しずつ変わりましたが、ずっと営業職を続けていて、現在は新人営業の育成にも少し関わっています。

── 西木さんは社内報の制作にも手を挙げて参加してくれましたね。

そうですね。他にも、新卒採用のサポーターだったり、社内クラブの部長だったり、社員旅行の幹事だったり、面白そうだなと思ったら割と気軽に挙手して、機会があったらどんどん飛び込んでいきたいタイプなんです。

好奇心で飛び込んで四苦八苦することもあるのですが、あまり引きずらないですね。それこそ新人営業の時代は毎日全部が新しいことで、お客様から厳しい言葉を頂くこともありました。そんなときはありがたいご指導と捉えながら、自分の中の武器と引き出しが増えていくことの喜びと、次に似たようなことがあったら絶対に対応できる、という自信を得られることが、自分の気持ちのリカバリーになっていた気がします。


入社のきっかけ:会社として変わらない部分が言語化されていた


── 西木さんがアシストを選んだ理由はなんだったんですか?

ITが好きだったからというよりは、自分の知らない世界に飛び込んでいきたいという気持ちが強かったです。世代的に、折り畳み式の携帯電話からスマホに変わって、家にもパソコンがあって……という環境で育ち、時代の大きな流れや変化を体感していたので、変化を楽しめそうだと感じたのがアシストを選んだ理由の一つですね。

もう一つは、「哲学と信念」という形で企業としての考え方を表していたことです。大学時代にしていたスターバックスでのアルバイトがとても楽しかったのですが、企業としての考えを言語化して発信し、社員だけでなくアルバイトにもしっかりと根付かせることを大切にしていたんです。大事にすべきことが言語化され、共有されていることで、例えば社内的なコミュニケーションの際にも、それを社員の人が活用しながら会話していたり、気持ちの面でも働くことに対するモチベーションが上がったり、すごくいい影響があるというのを体感していました。

だからこそ、社会が大きく変わる中で、会社として変わらない部分はここだと言語化されていたことは魅力的でしたね。また「一匹狼よりもチームプレーヤー」と書いてあって、組織に入って仕事をするなら仲間と一緒にやりたいなと考えていたので、ここも私の価値観に合っていました。



お客様との対話のために、仮説提案書を作る


── これまでを振り返ってみて、成長を感じたエピソードはありますか?

いわゆる休眠顧客の開拓に取り組んでいた時、初回アポから仮説提案書をバシバシ持っていくという取り組みを集中的にやっていたことがあるんですが、今思えば、これは一番の筋トレでした。

仮説提案書は、「こういうところでお役に立てそうです」というのを伝えるため、お客様の課題などをヒアリングして持っていくものです。仮説なので、営業が社外公開されている中計や経営方針などの情報を読み込んだ上で「妄想」したものですね。

私はこれを一つの、お客様と対話するためのツールと捉えています。たとえ妄想が当たらなくてもヒアリングがしやすい状況になればいいですし、「そこは違うけれど、実はこういうところで困ってるんですよ」と言ってくれたら、それはそれでいいですよね。

ポンチ絵を描いたり仮説提案書を作ったりすることは、営業として当然のことだと言われるのですが、作るのはすごく大変なんです。当時はとにかく言われるがままにやっていたのですが……私自身が他社から営業を受ける立場になった時に、準備をした上で会いに来てくれることの大切さを実感しました。自分のことをよく分かっていない人と話すのって、すごく疲れるんですよね。

お客様の情報をしっかり捉えた上で対話することは営業としても、お客様にとっても大事だと思っていますし、苦労しながら仮説提案を作り続けたことが糧になっています。

しかも仮説提案を作っていると、手伝ってくれる営業の先輩や技術のメンバーがたくさん出てくるんです。それをきっかけに、ああでもないこうでもない、次はこんな提案持っていこうか、と自然に会話が盛り上がったりして、アシストのいいところだなって思いますね(笑)。


大切にしていること:「恩返し」以上の「恩送り」


── 西木さんが仕事をする上で大切にしていることはありますか?

今までに頂いた恩は「恩返し」以上に、別の人に「恩送り」することを心掛けています。
私は新人営業としてそんなに器用なほうではなく、近くにいてくださった営業の先輩方には資料作成からお客様アプローチに関する相談まで、本当にお世話になりました。その時に感じた「恩」は計り知れず、尊敬できる先輩がたくさんいるんです。

先輩方への恩返しは営業としての「成果」をもって返しつつ、それと同時に私が受けた「恩」を、アシストの将来を担う若い世代の子たちにも私なりに受け継いで、「恩送り」していきたいと思っています。営業経験が何十年という方に比べたら、私の経験値はまだまだ少ないですが、営業のノウハウだけでなくメンタル的なところも含めて相談がしやすい、子持ちのママ先輩ぐらいに思って頼ってもらえると嬉しいですよね。

営業職が私のキャリアの一つの軸ではありつつも、この10年で産休育休を2回取得していますし、主に担当してきたインサイドセールスはお客様との商談や営業ノルマもありますが、内勤がメインの営業です。アシストの昔ながらの営業職ではない、新しい動き方をしてるからこそ、プラスアルファで何かできることをやっていきたいという思いが常にあります。



今後の展望:仕事でも家でもご機嫌な女性でいたい


── 西木さんの理想の将来像を教えてください!

自分が楽しいと思える仕事に携わりながら、家では笑顔で子どもと向きあえる、ご機嫌な女性でいたいと思っています。子どもも二人生まれて、仕事と育児の両立に必死な毎日を過ごす中で、最近そう思うようになりました。

どうしても時間の余裕がなくなるので、例えば、朝の登園時につい子どもを親の都合で急かしてしまって、そんな自分にもやもやすることがあります。育児あるあるだと思うのですが、仕事も好きでやってるし、子どもも望んで授かったのに、どっちも中途半端になっている自分に悶々としてしまうんですよね。そうしたときに、私の30代は私のものだし、誰かのせいにして不機嫌でいること自体、自分にとってもったいない時間の使い方をしているなと考えるようになったんです。

子どもと遊ぶのもすごく好きで楽しいので、もっと長く一緒にいたいなという気持ちはありつつも、ご機嫌でいるためには、社会の中で何か自分にできることに携わっていることが必要だと気付きました。私の場合は仕事がその一つで、その中でも、何となく声かけやすいなと思って頼ってもらえることで、結果的に自分のご機嫌がいい状態につながると思っています。オフィスで隣の席に座っていたら「ちょっと話してみようかしら」と思ってもらえるような、そんな存在でありたいですね。

── 西木さんのご機嫌でいるための秘訣をお聞きできました。これからも新しいチャレンジをたくさんして、もっともっとご機嫌になっていく姿が想像できます!

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