
- 鴨川だより
鴨川だより~札幌サロンで国防を問う――食と農の視点から~
アシスト札幌サロンが開催され、100名を超えるお客様にご参加いただきました。米中関係や安全保障、食料自給の重要性について講演しました。
株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン
7月の日本全体の平均気温が1898年以降で最高だったというニュースがありました。京都の暑さには慣れているつもりですが、連日35度を超す猛暑はさすがにこたえます。果実や卵を取りに庭に出ていくだけで汗だくです。
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この夏はまた、大雨による被害が東北から九州まで全国でありました。日本だけでなくテキサス州では100人以上が亡くなる集中豪雨が、また中国や南アジア(ネパール・インド・パキスタン)でも豪雨による洪水で大きな被害が発生しました。しかし自然災害だけでなく、さらに恐ろしいことが進行中です。
ここ数カ月にわたり、イスラエル政府、イスラエル軍、そしてそれを支援する海外の共謀者がガザの住民を意図的に「飢餓状態」に追い込んでいるのです。これはジェノサイド以外の何物でもありません。
ジェノサイドとは特定の民族、国民集団を意図的に破壊する行為で、歴史上最も有名なのはホロコースト、つまりナチスドイツによるユダヤ人の大量虐殺ですが、今、パレスチナ人に対してユダヤ人(シオニスト)が意図的に食料供給を規制し、淡水化施設を爆破し、調理用の燃料も無いという「飢餓による民族浄化」を行い、欧米の多くの国が公然とそれを支援しているのです。
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太平洋戦争において日本軍の死者の多くが戦死ではなく、餓死や栄養失調による病死でした。特に1944年以降の日本軍の死者の約60%が餓死や病気で亡くなったと言われています。飢餓は単に身体が衰弱していく生物学的現象だけではなく、社会が死んでいくことです。人間が動物のように食べ物を求めて這いつくばるときに起こる屈辱であり人間性の喪失なのです。
その敗戦から80年、ジェノサイドに対するイスラエル国家の明確な責任から目を逸らさず、早急にパレスチナを主権国家と認める声明を出し、中東の平和と安定を促す努力をすべきだと思います。
アシスト札幌サロンが開催され、100名を超えるお客様にご参加いただきました。米中関係や安全保障、食料自給の重要性について講演しました。
5月は待望の中国出張でした。アシストの役員・技術チームと共に、上海、杭州、南京、そして北京を巡り、中国のテクノロジー最前線を体験してきました。
4月2日、トランプ大統領は世界のほぼ全ての国からの輸入に10%の関税を課すという大統領令を出しました。1日早ければエイプリルフールと思われたかもしれません。