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Qlik Automate活用術#モニターアプリを簡単に導入する方法
本記事では、Qlik Automateの「Qlik Cloud Monitoring Apps Installer」テンプレートを使用した、モニターアプリの簡単な初期導入・更新手順をご紹介します。
Qlik Sense May 2022以降、Hubでリロードタスクの管理が可能になりました。
「ユーザーにQMCは操作させたくないが、自身が所有しているアプリに限りリロードタスクの作成を許可したい」といった要望に応えられる新機能です。
本記事では、管理機能を利用するための設定をご紹介します。
※本記事はQlik Sense November 2022で作成しています。
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3) 管理機能を使用したいユーザーをダブルクリックします。
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4) 中央[Admin roles] - [Add role]ボタンをクリックします。
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5) 追加された入力エリアをクリックし、候補から「HubAdmin」を選択します。
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6) 下部の[Apply]ボタンをクリックします。
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 以下a, bの操作が可能になります。
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b.[リロード]を選択し、リロードの即時実行
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「HUB_CREATE_EDIT_DELETE_TASK」というフラグを有効化します。
有効化すると、【1.ユーザーへの役割追加】で「HubAdmin」を割り当てたユーザーの動作が変わります。
<有効化手順>
 1) Qlik Senseが稼働しているサーバーマシンにログオンします。
 2) Windowsのエクスプローラーで、以下のフォルダを開きます。
   C:\Program Files\Qlik\Sense\CapabilityService
 3) 「capabilities.json」というファイルをコピーし、バックアップを取得します。
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 4) 「capabilities.json」をテキストエディタで開き、ファイル末尾を以下のように変更します。
   最後尾『]』の前に『,{"flag":"HUB_CREATE_EDIT_DELETE_TASK","enabled":true}』を追記する形です。
   ▽変更前の末尾記述例
    "flag":"NLG_FOR_NETHERLAND_IA","enabled":true}]
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   ▽変更後の末尾記述例
    "flag":"NLG_FOR_NETHERLAND_IA","enabled":true}
,{"flag":"HUB_CREATE_EDIT_DELETE_TASK","enabled":true}
]
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 5) 「capabilities.json」を上書き保存し、閉じます。
 6) 以下2つのサービスを再起動します。
   ・Qlik Sense Proxy Service
   ・Qlik Sense Service Dispatcher
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  ※ユーザーが利用中の場合はサービス再起動により一度ログアウトしますので、サービス再起動後にログインが必要になります。
<有効化後の動作>
 [リロード タスクを管理]画面内のボタンが増えます。
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 【1.ユーザーへの役割追加】に加えて、以下の操作が可能になります。
 ・日時や頻度を指定したリロードタスクの作成
 ・QMCもしくはHubで設定されているリロードタスクの編集
  ※リロードタスクの作成/編集方法については、以下記事をご覧ください。
   Hubでのリロードタスク管理(2)~管理方法~
【1.ユーザーへの役割追加】で説明したとおり、対象のユーザーは自分が所有者となっているアプリについて、QMCもしくはHubで作成されたすべてのリロードタスクの閲覧/即時実行が可能になります。リロードタスクの作成者は問いません。
また、【2.フラグの有効化】を実施すると、対象ユーザーは全リロードタスクの編集も可能になります。
そのため、たとえば管理者側でリロードタスクを管理しているため、ユーザー側に編集されることは避けたいといった場合は、【2.フラグの有効化】は実施しないでください。
 
      本記事では、Qlik Automateの「Qlik Cloud Monitoring Apps Installer」テンプレートを使用した、モニターアプリの簡単な初期導入・更新手順をご紹介します。
 
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