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Qlikユーザー会2024を開催!
アシストとご契約いただいているユーザー様向けに「Qlikユーザー会2024」を開催します。 Qlikの最新動向に加え、今回は過去に大好評だったユーザー様同士で直接交流いただける座談会を予定しています。
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データ活用は常に企業のIT課題として君臨してきました。様々なBIツールが進化する過程で従来からある「IT部門に依頼してデータやレポートを得る」といった行動から
「自分でデータを取得しレポートを作成する」
といったより能動的な行動の必要性が説かれています。
これは従来からある「見るだけユーザー」に象徴される受動的なBIから、一定のデータリテラシーをもってデータの可視化/分析/考察ができる
「セルフサービスユーザー」
が主体となる能動的なBIが重要であることを意味しています。既に国内でも多くの企業において、「見るだけユーザー」だけでなく「セルフサービスユーザー」の育成を組織的に取り組みデータドリブンな企業体質への変革が進められています。
<Qlik Senseお客様事例>
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能動的なBI
が必要となる場面は様々な規模で日常的に発生しています。例えば、営業現場では、各営業担当者が自分の売上実績と見込み状況を確認しながら行動を決定します。同様に、営業マネージャーはチーム全体の売上実績と見込み状況を確認しながらサポートを行います。さらに、経営層は、営業現場の売上と見込みを含む全社的な情報を基に経営判断を行います。このように、「売上と見込み」という共通の指標を、各々の職務の規模に応じて活用しています。もちろん、各々の役割や時々の状況によって、同じ指標でも分析する視点は変わります。これらの変化にBIがスムーズに対応できる状態こそが、組織全体でのセルフサービスBIが浸透している状態と言えます。
また、一連のBI行動においては個人規模で済む業務もありますが、複数名での協働が必要な業務がより多く存在しています。例えば、個人の行動計画は自分自身で決められますが、工場全体の生産計画などは様々な分析の上でしかるべき層で判断されます。後者の場合はBIと一口に言っても、データを可視化/分析する人と考察および判断する人など複数の役割での情報共有が必須となります。
Qlik SenseはセルフサービスBIとして進化を続け、これまで一部のIT部門でしか活用が困難だったデータを現場ユーザーでも活用できる環境を実現しています。
組織的なセルフサービスBIには、様々な関係者が一定のレベルでデータを扱えるツールや環境が必要です。その際に直感的で分かりやすい操作性やデザインは欠かせません。
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Qlik Senseは、画面左側に利用するアイテム一覧のアセットパネル、真ん中にシート、右側にチャートなどの設定を変更するプロパティパネルが配置されています。画面開発時は左側からアイテムを選んでシート上にドラッグ&ドロップし、シート上でチャート位置や大きさを調整。右側でチャートの設定変更を行います。Qlik Senseがマウス操作だけで利用できるのは、「拡張知能(Augmented Intelligence)」というテクノロジーがユーザーをサポートしているためです。
「拡張知能(AI)」はユーザーに代わってデータ項目を解析し、適切なチャートを生成・提案します。
ユーザーはQlik Senseを利用してデータの内容を明らかにしながら分析や考察を進めていくことが可能です。
現場ユーザーの最終的な目的は、データに基づいて効果的な行動を考えることです。BIツールは、その目的をサポートするためのツールとして使用されます。重要なのは、現場ユーザーが利用しやすいと感じる条件を満たすことで、データドリブンなフロー全体をカバーするオールインワンの構成が必須の要素となります。例えば、データ構造レベルで修正が必要な時に別プログラムが必要だったり、可視化/分析による考察をまとめる際に別途画像を切り貼りしてPowerPointを作成するといったことになると、ユーザーは様々なツールや環境を管理しないといけなくなります。
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Qlik Senseは「データの準備」から「可視化/分析」および「レポート、共有」に至るまでのフローを、すべてオールインワンの分析アプリで利用することができます。
既知のデータや既知の情報をレポートする場合は、型の決まったダッシュボードや帳票が分かりやすく便利です。しかし、変化の激しいビジネス状況においては未知のデータや潜在的な要件に対応していくことが求められます。こういった状況に対応できる「データ探索力」がセルフサービスBIのキモとなります。
Qlik Senseは「連想技術」のテクノロジーで、関連しているデータの可視化のみならず、関連していないデータの連想的な探索も容易に行うことができます。
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未知のデータや新たな課題に対するデータ分析では、連想技術によってグレーで表示されるデータ(関連していないデータ)を可視化することが効率的な考察やデータ探索に効果を発揮します。メーカーではこの連想技術の力を「Power of Gray」と呼んでいます。
関連しないデータが確認できるため、他BI製品と比べてもユーザーが確認できるデータや情報量は多く俯瞰的な視点で得られる気づきも多くなります。さらに、Qlik Senseは分析アプリ内に明細レベルのデータを取込んでいるため、その全項目の中からユーザー自身が「データ探索」する切り口を自由に選ぶことができます。人により異なる分析の起点や考察の過程にも柔軟に対応できるため、組織内のあらゆる人のデータ活用ニーズに対応することができます。
また、データ分析にはフリーワードでの検索機能を欠かすことはできません。Qlik Senseはアプリ内に取り込んだ明細レベルのデータを網羅的にフリーワード検索できる機能が充実しています。
分析シート上に表示されていないデータ項目も「選択ツール」を使うことで、アプリに取込んだすべてのデータ項目を透過的に検索し、絞り込み条件を指定することができます。また、全文検索ができる「スマートサーチ」も提供されているため、フリーワードのデータ検索でデータ項目を限定しない網羅的な検索を実現します。
Qlik Senseは、ビジネスユーザーが個別に行いたいデータ分析をセルフサービスで実現できるように「データマネージャー」という機能が搭載されています。
ファイルであればドラッグ&ドロップ、他のデータソースであっても接続定義を行うことでマウス操作で取り込めます。
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データを統合する「関連付け」はキーとなる項目を指定するだけ。
キーがわからない場合であっても「拡張知能(AI)」がデータを解析し、キー項目を探してユーザーの代わりに関連付けしてくれます。
Qlikは複数テーブルデータを取り込んでも関連付けにより、データの欠損や重複が発生しません。そのため、ユーザーはテーブルやデータを意識することなく、正確な数値で分析できます。
これを実現しているテクノロジーが、Qlik製品の代名詞となっている「連想技術(Associative Indexing)」です。
※「連想技術」はアメリカで特許を取得しています。
データから得た気づきや発見は、ストーリーにして共有することで組織内での理解を深めることができます。Qlik Senseに搭載されている「ストーリーテリング」機能では、分析結果や内容を時系列などのわかりやすいストーリーにして、組織内へ公開・共有できます。
例えば、会議などのプレゼンテーション機能として利用することで、同じ情報を共有しながら参加者から出た疑問や問いには、分析シートと連携してその場で探索しながら応えることができるため、データを利用したインタラクティブなコミュニケーションを実現できます。また、そのままレポート資料にできるため、報告の都度資料を作成する必要がありません。
今やBIは特別なものではなく、すべての社員が当たり前にデータ活用できる環境として必要なものとなりました。各々の仕事に応じた様々なデータドリブンの実現をQlik Cloud(Qlik Sense)でアシストさせていただきます。
「データドリブンを、日常に。」をテーマに、多くのお客様企業におけるデータドリブンをサポートしています。
ブログを通じてQlik Cloudで提供される分析やデータ統合の世界をお伝えしていけたらと思います。
アシストとご契約いただいているユーザー様向けに「Qlikユーザー会2024」を開催します。 Qlikの最新動向に加え、今回は過去に大好評だったユーザー様同士で直接交流いただける座談会を予定しています。
今年は6月3日から5日にかけてフロリダ州オーランドでQlik Connect 2024が開催されました。 弊社アシストからは3名が参加しましたので、今回はその模様をお送りします。
アシストがオンラインイベント「データドリブンフェス」を10月23日~27日の期間で開催します。 同イベントは、データドリブンを主眼にした新たな取り組みや最新トレンドをお届けし、最新のデータ技術を活用してお客様のビジネス課題解決を目指します。