
- Qlik Cloud
- Qlik Sense
- 利用者
- 可視化・分析
ストーリーテリングで分析結果を簡単に共有!(その2)
今回はスライドに文字や図形を追加する方法や、作成したストーリーの共有・出力方法ついてお伝えします!
|
テーブルチャートの背景色を変更して、セルを強調したり見やすくしたいといったことはないでしょうか?
今回はQlik Senseの機能を用いてテーブルチャートに背景色を設定する方法をご紹介します。
※本記事は「2022年07月時点のSaaS」で作成しています。
テーブルチャートのプロパティにある「背景カラー表現」に、カラー関数を設定します。
カラー関数にはBlue関数のように定義済みの関数やRGB値を指定できるRGB関数などがあります。
詳細は下記ヘルプをご覧ください。
https://help.qlik.com/ja-JP/cloud-services/Subsystems/Hub/Content/Sense_Hub/ChartFunctions/ColorFunctions/color-functions-charts.htm
背景色は軸・メジャーそれぞれに設定することができます。
■設定箇所
|
■画面イメージ
|
「背景カラー表現」にIf関数を使用した数式を指定することで、条件に合わせて色を変えることができます。
例えば”売上が50万円以上の場合は黄色、50万円未満の場合は赤”とするには
以下の数式を設定します。
---------------------------------------------------
If(Sum([売上])>=500000,yellow(),LightRed())
---------------------------------------------------
■画面イメージ
|
行数が多いテーブルチャートなどで、全行が同じ背景色だと見にくいと感じたことはありませんか。
|
このような場合、1行おきに背景色を設定すると見やすくなります!
以下の数式を「背景カラー表現」に設定するだけなので是非活用してください!
--------------------------------
If(odd(RowNo()),lightgray())
--------------------------------
<解説>
odd関数は奇数かどうかを判定します。
RowNo関数で取得した行番号をodd関数で奇数行の場合だけ、lightgrayの色となるようにしています。
■画面イメージ
|
今回はテーブルチャートで軸およびメジャーの背景色を変える方法をご紹介しました。
条件に応じた色の指定ができるので、インパクトのあるテーブルチャートが作成できます。
是非ご活用ください!
今回はスライドに文字や図形を追加する方法や、作成したストーリーの共有・出力方法ついてお伝えします!
Qlik Senseでは、カスタム オブジェクトとしてRadar chart(レーダーチャート)が用意されています。Radar chartは商品別に複数の評価項目の評価値を確認したい場合などに便利です!この記事では、Radar chartの作成方法を紹介します。
ストーリーテリングの概要とスナップショットの操作についてお伝えします。