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Oracle Cloud VMware SolutionでのVMware HCX環境構築手順(後編)
前回の記事でOCVS)でHCXを利用するための前提となる手順の前半をお伝えしました。本記事では後続の手順であるサービスメッシュ作成・L2延伸手順を記載し、仮想マシンを移行できる状態、つまりHCX環境の構築完了までを説明します。
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2020年2月10日 日本オラクル協力のもと、「アシスト向けOracle Cloud Deep Dive Days Lite」を開催しました。東京を拠点に大阪・名古屋・北海道にも繋がれ、アシストの技術者約100人が大集合!
アシスト内でのOracle Cloudへの関心の高さを感じる1日でした。
アシストは、Oracle Cloud案件を通してお客様の様々な課題を解決するだけではなく、社内システムでもOracle Cloudを多数採用し、多くの社員がOracle Cloudを利用しています。
そのため、Oracle製品に精通したデータベース部門だけではなく、情報活用や運用・監視部門等からのOracle Cloudの利用相談は後を絶たず、全社として興味・関心が高い状態でした。
そこで、部署の垣根を越えて「1日でOracle Cloud Infrastructure(OCI)のエンジニアになろう!」の掛け声のもと、日本オラクルの協力で集中講座の開催に至りました。
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講座は以下の概要で行いました。
・時間:9:30~17:30
・参加人数:約100人
・形態:座学+ハンズオン
・内容:Oracle Cloud Deep Dive Days※の内容を凝縮したもの
・+α:研修後に一部社員向けのOCI Certified Architect Associate資格試験対策
まず、アシスト最大の研修部屋パンパンに社員が集まっている(入りきらなかった社員用にサテライト会場も用意されました。)光景が印象的でした。
ハンズオン時は参加者が一斉にスクリーンとPC画面を交互に見る姿がみられ、会場全体が波を打つようでした。
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OCIでのインスタンス作成から、ブロック・ボリューム、ネットワーク、ロードバランサーなど…網羅的かつハイペースに講義は進み、聞き漏れがないよう集中した空気が終始張りつめていました。
休憩時間は様々な部署の社員が、講師と積極的に会話をする姿もみられ、それぞれ思い思いの知識習得ができたことと思います。
今回、日本オラクルの協力により、たった1日でOracle Cloud Infrastructureの基礎知識を100人近くの技術者に提供することができました。
まず「ある程度は自分でもできる」イメージを持てたことで、各エンジニアがそれぞれの目的でOracle Cloudを利活用し、社内ナレッジの蓄積・新しい発想の創出など様々な展望が期待できます。
部署の垣根を越えて、「まずはOracle Cloudを自分で使い倒してみる」ことで、お客様へのより良いサービス提供を実現していきたいです。
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前回の記事でOCVS)でHCXを利用するための前提となる手順の前半をお伝えしました。本記事では後続の手順であるサービスメッシュ作成・L2延伸手順を記載し、仮想マシンを移行できる状態、つまりHCX環境の構築完了までを説明します。
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