Database Support Blog

  • AWS
2023.07.24

AWS資格は意味がない?取得して分かった資格取得のメリットをお伝えします!


■シリーズ 第3回目■

はじめに

春もあっという間に過ぎ、この7月、新人さんが2名私の所属するクラウド技術本部に配属されました!
そうです。私、しまえりが配属されてから1年が経ち、遂に直属の後輩ができたのです...!

そこで今回は、この1年で取得した「AWS認定」資格の受験経験をもとに、自らの成長を振り返ってみたいと思います。

私はこの1年間で4つのAWS認定試験にチャレンジし、合格することができました。資格の取得に意味がある?はよく問われるテーマですが、私は得ることが非常に多かったと感じています。

そのため本ブログでは、資格取得のチャレンジで感じたことや心境の変化などをざっくばらんにお伝えしていきたいと思います!


AWS認定とは?

AWS認定とは、AWS社が提供している資格試験のことです。


AWS認定の種類


AWS認定には、4つのレベルと12の認定資格があります。
詳しくは、AWS公式ページ をご参照ください。

今回は私が取得した資格のうち、Associateレベルの3つの資格に関するお話をしていきます。


3つの資格を取得するまで

それでは、3つの資格を取得する際の動機から取得して得た効果まで、それぞれお伝えしていきたいと思います。


AWS Certified Solutions Architect - Associate

AWS Certified Solutions Architect - Associate

【取得までの期間:1ヶ月半ほど】

まず始めに取得したのはAWS Certified Solutions Architect - Associate(以下、SAAと記載)です。

[AWS Certified Solutions Architect - Associateの詳細はこちら ]

この資格は自ら取得しようとしたのではなく、配属時に「クラウド専任チームに配属になった以上、SAAを早期に取得すること」とミッションとして降りてきたものでした。

この資格の勉強を始めた時、私はサーバが何かすら分からないという状況でした。
「公式ドキュメントや書籍などに書いてあることも全く分からない...」
「合格体験記を読んでみても「サーバって何?」状態からスタートされている記事は無い...」と絶望的な気持ちになっておりました...

そのため、資格対策とは別でクラウド初心者向けに用意されているコンテンツを使い、AWSのサービス概要について一から学びました。
その一つが、折よく開催していたAWS社が提供しているAWSome Day です。

AWSome Dayは、AWSクラウドの概要から主要サービスの概要まで学ぶことができる初心者向けイベントです。
こちらのイベントはAWSクラウドの初心者向けとされていますが、ITの基礎知識に自信の無い私でも理解できるくらい非常に丁寧で分かりやすく解説されていました!

また、初心者向けAWSハンズオンサイト も提供されているため、サービスに触れることでサービスの特徴やサービス間連携を学びました。
ハンズオンにて興味を持った分野は部内でアウトプットを行いながら定着を図りました!

ノートは気づいたらこの厚みになっていました...!

初心者向けコンテンツを駆使してスタートさせたSAAの学習でしたが、ゆっくりと難易度を上げていきながら知識を習得することで何とか合格することができました。
この頃の業務では、SAA取得に向けて学習を進めたことにより、お客様と先輩の会話が少しずつ分かるようになりました。

また、学習時にベストプラクティスをしっかりと学んでいたことは今の業務にも大きくつながっています。
お客様からのご相談に乗る際に、ベストプラクティスを基にご説明できた際は「あの状態から成長したなぁ」と感慨深い気持ちになります。

新人として目標に入っていたから取り組んだSAAですが、今思えばAWSを扱ううえでのベースを身に付けることができ、私が一番感謝しているAWS認定試験です。
AWSの包括的な内容を学ぶことができるため、AWSに関わる全ての人にオススメの資格です!


AWS Certified SysOps Administrator - Associate

AWS Certified SysOps Administrator - Associate

【取得までの期間:1週間ほど】

続いて取得したのがAWS Certified SysOps Administrator - Associate(以下、SOAと記載)です。

[AWS Certified SysOps Administrator - Associateの詳細はこちら ]

SOAは、「Jr. Championの応募要件を満たすため」に1つ合格資格を増やす必要があり、チャレンジしました。
(AWS Jr. Championsに関する記事はこちら

この時点では、業務でマルチアカウント周りを担当しており、SOAで重点的に問われるサービスや知識については少しずつ触れている状態でした。

しかし、とにかく試験日までの時間が短いことがネックでした。
Jr. Championの存在を知ったのが3月初旬、そして応募期限が3月31日という状況で「どうにかしなきゃ!」と焦りながら学習をスタートさせました。

そこで、今回はAWS Black Belt(※AWS社が提供しているサービス毎の解説資料)などといった公式ドキュメントを読み漁り、より専門的な知識を得ることに注力しました。

SAAの勉強では公式ドキュメントを読んでも書いてあることがなかなか理解できなかった私ですが、SAA取得でベースとなる知識を習得できたため、以前よりも公式ドキュメントの内容が理解できるようになったことは私にとって大きな一歩でした。

またSOAでは、トラブルシューティングについても問われます。そこで学んだ内容が、実務でエラーに出くわした際の原因特定に役立っています。
SOA受験前に比べて、明らかにエラー対応力が増したと感じています。

トラブルシューティングに加えて、SOAの勉強中にCLIに興味を持ち、今までマネジメントコンソールから操作していたサービスをCLIで操作してみることにも挑戦しました。

時間に追われながら取り組んだSOAでしたが、思いのほか自分の好奇心を引き出してくれたため、この頃から資格取得が楽しくなってきました!

Amazon CloudFrontについて勉強中...


AWS Certified Developer - Associate

AWS Certified Developer - Associate

【取得までの期間:2週間ほど】

Associateレベルで最後に取得したのがAWS Certified Developer - Associate(以下、DVAと記載)です。

[AWS Certified Developer - Associateの詳細はこちら ]

DVAはSAAやSOAとは違い、初めて自らの意思で受けることにしました。
理由としては、2点あります。
担当のお客様が開発関連の業務を担当しておられ、そのお客様に対して貢献したいから
「全く知らない開発領域の知識を身に着けたい!」と思ったから

普段の業務では開発関連のサービスに触れる機会が少ないため、聞き慣れない用語が多くありましたが、逆にそれがとても新鮮で学習するのが楽しい試験でした!

学習で特に苦しんだサービスはAmazon DynamoDBです。

とにかく機能が多く、なかなか知識を定着させられなかったため、実際にサービスを使用しながら機能を覚えていくことにしました。
「What」をドキュメントで学び「How」をハンズオンで学ぶイメージです!

「この機能めっちゃ便利~!」「うーむ、上手くいかないなぁ...」と自分の感情や経験が加わった知識は、やはり定着力が高く生きた知識を学んでいると実感できる点で楽しみながら学ぶことができました。

DVAに関しては、自発的に取り組んだからこそ楽しんで学ぶことができたり、自身が気づいていなかった好奇心を触発させることができました。

また、楽しむ余裕ができたというのは「自発的に取り組んだ」という理由だけではなく、SAAやSOAを通じてAWSの知識が定着しつつあるからだと思います!
この点も個人的に嬉しい成長ポイントです!!


3つの資格を取得してみて

それぞれの資格取得までのプロセスにおいて、苦労した部分や学んだ内容は異なりますが、ここでは全体を振り返り、私なりの資格取得の意味をお伝えします!


資格取得のメリットって?

資格を取るメリットは「転職で有利になるから」「自己研鑽のため」など立場や経験によって異なると思います。
ここではあくまで現時点で私が感じたことに焦点を当てていきます。

私にとって資格を取得する主なメリットは、以下のような点が挙げられます。

・お客様と先輩の会話の内容を理解できるようになった
・少しずつお客様からの質問に答えられるようになった
・社内にてAWSの相談をいただく機会が増えた
・「SysOpsに関する〇〇をしてみない?」と提案されるようになった
・今まで触れていなかったAWSサービスへの好奇心が生まれた

もちろん、資格を取得せずとも書籍を読んだりITブログなどを読むことでインプットはできます。
しかし、自分の潜在的な好奇心に触れることができたのは、全く関わったことのない分野の試験を受けたからだと思います。「何これ!こんなことができるんだ!このサービスを触ってみたい!」を引き出してくれたのは紛れもなく認定試験のために勉強したおかげだなとしみじみと感じます。


資格取得を通じて心境に変化はあった?

1年間を「資格」という軸で振り返ってみて、一番大きく成長したと思うポイントは「やらされた」感のある外発的動機からの資格取得ではなく、好奇心といった内発的動機付けから資格取得にチャレンジするようになったことです。

以前ブログでも触れましたが、自分がスランプに陥った時に解決策として考えたのが「AWSを好きになる」ということです。

当時はユーザーコミュニティに参加することによってAWSを好きになる一歩を踏むことができました。ですが、資格取得も「AWSを好きになる」ための1要素になることを知ることができました。

「AWSを好きになる」要素がどこに転がっているのかは様々な経験してみないと分からないものですね!これから、どこにその要素があるのかを探していくのが楽しみです!


今後はどうするの?

資格の話に戻りますが、今後も資格習得を通じた好奇心拡大計画は続けていきたいと思います!

そして、今よりももっと色んな角度からAWSを好きになるために様々な領域のAWS認定資格にチャレンジしていきたいと思います。

またその結果として、お客様や組織に貢献できる範囲を広げていきたいと思います。


さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

このブログを通して、クラウドを学ぶ意欲が高まっていただけたら嬉しいです!
ぜひ、資格試験を通じて皆さんも好奇心の引き出しを一緒に開けてみませんか?

それでは今日も、雲(クラウド)に向かって一緒に歩いていきましょう!


執筆者・シリーズ情報

嶋津絵里子 プロフィール画像

2022年入社。現在はAWSのフィールド業務を担当し、2023年に「Japan AWS Jr.Champions」 に選出される。マイブームはなかやまきんに君の筋トレ動画を観ることだが、筋トレはしていない。...show more



■本記事の内容について
 本記事に示した定義及び条件は変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

■商標に関して
 ・Oracle®、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
 ・Amazon Web Services、AWS、Powered by AWS ロゴ、[およびかかる資料で使用されるその他の AWS 商標] は、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
  文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

関連している記事

  • AWS
2024.03.29

AWS Jr. Championsに選出されて良かったことを振り返ります!

~しまえりの雲を向いて歩こう!シリーズ:第7回目~ 今回のブログ記事ではAWS Jr. Championsとしての一年間の活動を通して「AWS Jr. Championsに選ばれて良かった!」と特に感じたことをご紹介したいと思います。

  • AWS
2024.03.19

今日から使える!AWS re:Invent 2023注目アップデート AWS re:Invent 2023参加レポート#4

今回のAWS re:Inventでも数々の新製品や機能、サービスの発表があり、クラウド技術の進化とその可能性を改めて感じることができました。本記事では「今日から使える!」をテーマに注目すべきアップデートについてお伝えしたいと思います。

  • AWS
2024.02.19

「お金をかけてわざわざ現地に行く必要があるのか?」に対する答え AWS re:Invent 2023参加レポート#3

本ブログではre:Invent 2023参加レポートとしての現地交流の様子や最新のサービスアップデートの情報を取り上げてきました。今回は趣向を変えて海外出張あるあるとも言えるテーマに管理職の立場で(怒られない程度に)踏み込んでみたいと思います。

ページの先頭へ戻る