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AWS IAM Identity Centerとは?~概要と実装の方法を解説~
AWS IAM Identity Centerを利用することで、AWSアカウントやアプリケーションをアクセス先とするIDアクセス制御を一元的に管理できます。本記事では、役割が似ているAWS Identity and Access Management(IAM)との違いも含めて概要や設定例を解説します。
■シリーズ 第2回目■
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Index
実は私、しまえりはなんと「AWS Jr.Champions」に選ばれました!
今回は、「AWS Jr.Champions」とはそもそも何か?選出されるために私が頑張ったこと、意識したことなどを率直に皆さんにお伝えしたいと思います。
IT業界に入って1年、まだまだクラウド初級者の私ですが、「初級者がやってきたこと」が皆さんの参考になると嬉しいです!
ぜひ、これからのクラウドコミュニティを盛り上げる一員に一緒になりませんか?
「Japan AWS Jr. Champion Partner Program」とは、AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、現在社会人歴 1 ~ 3 年目で AWS を積極的に学び、アクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の表彰プログラムです。
詳細はこちら:
2023 AWS Jr. Champions クライテリアと申し込みサイトのお知らせ/ AWS JAPAN APN ブログ
きっかけは、上司から「AWSのJr.Championsにチャレンジしてみない?」とお声がけがあったことでした。
何よりChampionという響きもかっこいいですし、若手を対象としたプログラムをあまり聞いたことがなかったため、「何それ面白そう!」というのが第一印象でした。
詳しく聞いてみると、応募するには大きく以下の条件を満たす必要があるとのこと。
私はまだAWSの資格を1つしか所持していなかったため、応募するためには他に2つ資格を取得する必要がありました。「もし選ばれなかったとしても得るものは多い!(はず!)」と、持ち前の猪突猛進の精神でチャレンジしてみることにしました!
私はクラウドチームに配属されてから常に心がけていることが2つあります。
1つ目は、「AWSを知らない方に、分かりやすく伝え、面白そうと思っていただくこと」です。未経験からスタートした私にとって、AWS初心者の「分からない」という気持ちが分かるということは大きな強みだと感じています。だからこそ、「分からなかった」経験のある自分が「今、分からない」方に対して働きかけることは、今の自分にとって重要な任務だと捉えています。
2つ目は、「自分ができる範囲でやりたいことをやる」ことです。技術力が無くても自分にできることは探せばあります。受け身の姿勢でいるのでは無く、「自分ができることを探して」動くこと!これを大切にしています。
その成果として、以下のことをアピールできるのではないかと考えました。
他部署の社員に対するAWS勉強会の実施
「クラウドとは?」というお話から、アシストのAWS関連ビジネスまで様々な勉強会を実施してきました。このような活動の成果として、私に直接AWSの相談をいただくことも増えました!
クラウドチーム内でのノウハウ還元
部署で利用しているノウハウ共有ポータルに、(技術的なレベルについては臆せず!)積極的に情報発信をしています。
AWSユーザーコミュニティでのライトニングトーク登壇
ユーザーコミュニティにて、自身の経験をお話ししました。当時の様子やきっかけなどは本ブログの1回目で紹介させていただきました。
クラウド女子会についてはこちら:AWSユーザーグループ「クラウド女子会」に参加・登壇しました!
社外向けブログ執筆(本ブログ)
初級者だからこその視点でAWSに関する情報を発信し、これからAWSの導入や学習を始める方々に貢献したいという想いで執筆をしています。
上記活動とその成果を整理し、Jr.Championsに申し込みをしました。
なお、募集期限までになんとかAWS資格も3つ取得することができました!
そして、AWS Summit 2023の会場にて「Jr.Champions」が発表され、なんと私もちゃっかり受賞しました!
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まず、率直に「嬉しい!」の一言に尽きます。
もちろん選ばれたいという気持ちで応募はしたのですが、実は半分諦めていた気持ちもあり、「来年選ばれるためにはどのような活動をすれば良いんだろう...」とまで考えていました。
ただ選んでいただいた今では、「これからはどのような活動で誰に貢献していこうか」と考える機会も増え、AWS Jr.Championsという存在が自分の活動に対する大きなモチベーションとなっています!
若手でも輝ける!そのような機会を作ってくださったAWSさんに大感謝です!
なお、Jr.Championsに選ばれると、毎月1回のMeetUPが行われます。つい先日第1回目が行われました。他社のJr.Championsの皆さんと幅広く交流し、お互い刺激しあえる場が提供されるのもJr.Championsに選ばれることの魅力の1つです!
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今後は引き続き「自分の活動により初心者がAWSを好きになってくれること」を目指し、初級者向けのコンテンツの拡充に貢献していきたいと思います。加えて、技術力もどんどん磨きながら目の前のお客様に対する貢献度も高めていきたいと思います。
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今回、弊社ではもう一名AWS Jr.Championsに選出された社員がいます。
せっかくなのでAWS Jr.Championの島田君にもお話を聞いてみました!
―― AWS Jr.Championsの応募にあたり、どういった活動をアピールしましたか?
島田君:社外セッションへの登壇、技術ブログの作成、弊社ではお客様への提供経験が無いサービスの検証・お客様環境への構築を実施しました。
―― 島田君は社内で新しいことに挑戦しているイメージがありますね!ブログもすっごく勉強になりました!
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将来的にどんなエンジニアになりたいと思っていますか?
島田君:面接の際にもよく聞かれたのですが(注釈:Jr.Championsは申込後にAWSさんと1対1の面談があります)、明確にこんなことをしたいと決まっていません。エンジニアを極めるのも良し、マネージャー職に進むことも良しと考えています。どちらの道に進むにしても、IT企業で働く上では技術研鑽やアウトプットの経験は欠かせません。
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では、AWS Jr.Championを目指す方に対して最後に一言どうぞ!
島田君:「若手だから〇〇ができない」や「経験がないから△△ができない」と言い訳をせずに、何事にも果敢に挑戦する気持ちが大切です。
私もアシストに入社して経験がないことばかりしていますが、上司の支えもあり無事乗り越えることができています。
できない理由を考えるのではなくできる理由を考えるようにしましょう!
―― ありがとうございます!今回のAWS Jr.Championsへの活動の中で、挑戦していくことの大切さを改めて学ぶことができたので、島田君の言葉には非常に共感できる部分が多いです。これからもアシストのクラウドを引っ張っていける存在になれるよう一緒にがんばりましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
このブログを読んでいただき、「AWS Jr.Championsに挑戦したい!」であったり、「うちの若手にもオススメしてみようかな」と思っていただけると嬉しいです!
それでは今日も、雲(クラウド)に向かって一緒に歩いていきましょう!
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2022年入社。現在はAWSのフィールド業務を担当し、2023年に「Japan AWS Jr.Champions」 に選出される。マイブームはなかやまきんに君の筋トレ動画を観ることだが、筋トレはしていない。...show more
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