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Sigmaとは?Snowflakeデータ活用の最適解(BI)!
【初心者向けの解説記事】Snowflakeのセキュリティ対策、Snowflake Squadの認定スペシャリストがわかりやすく説明します。
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こんにちは!アシストの上井と申します。
私は日頃主にBI製品のご提案・技術支援・サポートに従事しているのですが、本記事では、2025年7月4日(金)に開催された、SnowflakeとSigmaの初の共同ウェビナーについて、これまで様々なBI製品に携わってきた私の視点から注目ポイントをご紹介しています。
「Sigma(シグマ)」はSnowflakeと非常に相性の良いクラウドネイティブBIとして今、非常に注目されており、この2つのコラボウェビナーには82名もの方が参加され、大盛況でした。ご視聴くださった皆さんの声も交えてお届けしていきますね。
アジェンダ
本セッションではSnowflake合同会社の宮川様より、Snowflake Summit 2025でも発表されたSnowflakeの最新機能をご紹介!
・最適なウェアハウスサイズを自動選択「アダプティブウェアハウス」
・パフォーマンスが2.1倍にアップ!ウェアハウスの第2世代(Gen2)が登場!
・非構造化データもSQLで扱える「Cortex AI SQL」
Sigmaが「Business Intelligence Data Cloud Product Partner of the Year」を3年連続受賞したことなど、Sigmaとの親和性についても語りました!
また、Sigmaセッションでは、Snowflakeユーザーが抱える「データ活用がうまくいかない」「Excelから抜け出せない」といった悩みを、クラウドネイティブBI「Sigma」が解決できると解説。Sigmaの魅力を3点でご紹介しました!
・Snowflakeの性能を最大限に引き出すクエリ型アーキテクチャ
・誰もが使えるExcelライクなスプレッドシートUI
・クラウドネイティブな強固なセキュリティ
デモンストレーションでは、1億5000万件のデータを数秒で表示する高速UI、自然言語で質問できるAI補助機能、Snowflakeの行アクセスポリシーとの連携が反響を呼びました。
最後に、Snowflakeの新機能をSigmaからも利用できる対応の早さなど、両社の強力なパートナーシップの強さにも触れ、今後の進化と連携への期待を語り締めくくりました!
なんと82名ものお客様にご参加いただき、アンケートにもたくさんのご意見・ご感想をいただきました。「満足」と回答された方は全体の70%、その他「もっと深く知りたかった」など嬉しい声もあり、皆さまのSnowflake × Sigmaへの関心の高さが覗えました。
一部抜粋して実際のお客様の声もご紹介します。
アンケート結果からは、Sigmaの使いやすさや、Snowflakeとの親和性の良さをしっかりお伝えできたのではないかと思います。では、実際にどのようなセッション内容だったのか、ポイントをご紹介していきます。
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本セッションでは、Snowflakeエンジニアの宮川様が、先日大盛況だったSnowflake Summit 2025でも紹介された新機能を中心にSnowflakeの魅力をたっぷり教えてくれました。共同開催だからこそ話せるSnowflake × Sigmaの相性の良さについても語ってくれましたよ!
Snowflakeは「データウェアハウス」としてスタートしていますが、今では「AI データクラウド」として、生成AIや機械学習まで利用できるプラットフォームになっており、世界で1万社以上、日本だけでも800社以上ものお客様が利用されています!
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Snowflakeでは、3次元のスケーリングによりパフォーマンスの向上とコスト削減を両立しています。
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さらにこちらもSnowflake Summit 2025での最新アップデート。
・最適なウェアハウスサイズを自動で選択してくれる「アダプティブウェアハウス」の登場により、サイズ変更の手間解消!
・ウェアハウスの第2世代(Gen2)が登場!パフォーマンスが2.1倍にアップ
このGen2については、実際にクエリ時間が40%も短縮できており、もしお客様が全く同じ状況で利用していれば自動的に40%もコストカットができる!ということなんです。
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こちらもSnowflake Summit 2025で紹介された新機能で、構造化・非構造化データなど様々なコネクタを取りそろえています。
・ローコードでデータの取得先を選んですぐに接続
・非構造化データも含め約200ものコネクタに対応予定
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以前は「LLM関数」として提供されていたものが今回「Cortex AI SQL」としてリブランディング。非構造化データもSQLで簡単に扱えるようになった点が大きなポイント。関数を使えばたくさんの画像の中から人が写っていないものだけを判別して取り出す、なんてこともできます。
しかも、Sigmaからもこれらの関数を使える点も非常に重要なポイントですね。
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さらにテーブル定義情報を持つ「セマンティックモデル」も外部からも使えるように。もちろんSigmaからも使えます!テーブル構造や集計をあらかじめ定義しておけば、ユーザーの作業時間を大幅に削減し、誤ったデータを参照してしまうリスクも減らせます。
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SigmaはSnowflake社のクラウドBI製品分野で「Business Intelligence Data Cloud Product Partner of the Year
」を3年連続で受賞!先日行われたSnowflake Summit 2025でも、最上位のスポンサーとしてブースを出展し大勢の人で賑わっていました。
企業連携が非常に強いのはさることながら、プロダクト面でも最新のAI関連機能をSigmaからも利用できるなど親和性が高い。これも踏まえて次のSigmaセッションも見てほしい!とまとめました。
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アシストに入社してから主に営業としてお客様の課題解決に力をいれてきた安井さん、Snowflakeユーザーさんからよく聞くお悩みに沿ってSigmaの魅力やSnowflakeとの相性の良さについて熱く語りました。
ウェビナーでしか見られないデモ画面も本記事で少し載せちゃいます!
Snowflakeを導入した企業でも「データはあるのにうまく使えていない」「Excelもやめられない」など、「BIツールを導入したけど使われていない」というお悩みに、唯一無二のクラウドネイティブBI「Sigma」が有効なんです!その理由はこちら。
①クラウドDWHの性能を100%発揮するクエリ型アーキテクチャ
SigmaはSnowflakeなどのDWHに最適なSQLを直接発行するクエリ型。
だからクラウドDWHの性能にどっぷり依存できるんです。
ユーザーはデータ量を気にせずにサクサク分析ができます。
②サイロ化しない「スプレッドシートUI」
Excelライクな操作性だから教育コストはゼロ!なのに、データは全てクラウドで管理されるため、
データの持ち出しによるデータの鮮度・精度の低下やサイロ化するリスクもありません。
③クラウドネイティブな強固なセキュリティ
クラウド時代にあったセキュリティで、運用負荷の軽減とガバナンスを両立。
従来のBIツールでは苦労して画面を作っても、結局Excelにデータ抽出して加工する人は多いですよね。でもSigmaならは直接クラウドDWHに接続して行レベルで高速にデータ提供。何十億件のデータでもキャッシュ機能も使い最高のパフォーマンスを発揮するから、現場のビジネスユーザーに選ばれているんです。
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スプレッドシートUIが特長のSigmaですが、使い道は幅広い。Salesforceや基幹システムへ埋め込んだり、業務アプリケーションとしての利用も可能。実際、Sigma社自身もデータ入力機能を使って予算管理アプリケーションとしてSigmaを使っているそうですよ!
宮川様のセッションでも紹介された新機能「Cortex AISQL」や「セマンティックビュー」は、なんと開発の検討段階から一緒に作ってきたんです。Snowflake Summit 2025開催の翌週にはSigma社からもSnowflakeの新機能との連携が発表されるほど、製品の相性はもちろん、企業間連携も強いんです。
SigmaからSnowflakeに接続し1億5000万件ものデータをXSのウェアハウスでわずか数秒で表示!Snowflakeのパワーをそのまま活かせるすごさを披露しました。
Excelライクな「スプレッドシートUI」で、明細データからの項目追加・削除、データ加工、フィルタリングなんかもExcel感覚で行えます。Excelを使う時、まずは一旦明細を表示してみてから加工しますよね。Sigmaでも同じ思考・プロセスで進められるのがポイントなんです。
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AI補助機能を使えば、知りたいことを自然言語で質問するだけで、最適な関数を教えてくれます。「日付」データから「年度」をサッと取り出すのも簡単です。
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Snowflakeで設定したロールと連携ができるので、例えば同じダッシュボードを見ても大阪支社用ロールに切り替えると大阪支社のデータしか表示されないように!権限によって参照できるデータ(行)が制限される、Snowflakeの行アクセスポリシーをそのまま活かしたセキュリティ制御ができます。
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SigmaのAI機能「AskSigma」は、自然言語で質問を投げかけると、AIが考えている途中のプロセスもステップごとに見せてくれながら、最終結果を教えてくれます。結果データがなぜそうなったのか、根拠もわかるのがポイント!しかも表示結果からさらに深堀りしたり絞り込んだりして分析を続けられます。
そしてこの「AskSigma」の裏側には、今後Snowflakeの「Coretex AI」が活用される予定とのこと。これからの機能連携も楽しみですね。
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グローバルで1320社もの導入実績があるSigma。日本でもSnowflakeのデータアクセス制御を活用できる相性の良さや使いやすいUIが決め手となり、Sigmaが選ばれています。
Snowflakeの圧倒的なパフォーマンスをそのままに、しっかりセキュリティも担保しつつ、誰もが使い慣れたExcelの操作感でデータ分析ができるSigma。Snowflakeとの相性がバツグンなのはもちろん、良好なパートナーシップのおかげでSnowflakeの新機能にもすぐ対応できたり、この同じ思想を持ち作られた製品だからこそ、SigmaがSnowflakeにとって最高の組み合わせなんです。
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今回は主にメールでウェビナーのご案内をしましたが、日を追うごとにお申し込みがどんどん増え、「世間ではこんなにもSnowflakeやSigmaに興味津々で、期待値も大きいんだ」と改めてビックリしました!ウェビナーでは、宮川様がSnowflakeの魅力をスマートに語ってくれたり、安井さんが営業でありながらSigmaのデモまで披露してくれたり、各製品のたくさんの魅力とその相性の良さをしっかりお伝えできたのではないかと思います。
今回のウェビナーにご参加いただいた方、そしてこの記事を読んでくださった皆様に、SnowflakeとSigmaの最高の相性と、Sigmaの使いやすさが伝わっていたらとっても嬉しいです。
Snowflake × Sigmaはこれからも、お客様のニーズに合わせて高速に進化を続けていきます。私達アシストもSnowflake合同会社と一緒に、そのワクワクする進化をどんどん皆様にお伝えしていきます。今後の機能追加やますます強くなる連携にも、ぜひぜひご期待ください!
本記事にてSnowflake×Sigmaにご興味を持っていただけた方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
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