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【開催報告】大盛況!熱気に包まれた「SNOWFLAKE WORLD TOUR TOKYO」に出展しました(2025年9月11、12日開催)
「SNOWFLAKE WORLD TOUR 2025」にBlack Diamondスポンサーとして出展! 6,000名超が来場したイベントの熱気や、満員御礼となったSnowflake×Sigma共同セッション、展示ブースでのリアルな対話の様子をレポート。
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近年、企業におけるデータ活用の重要性は一段と高まっていますが、その実現には依然として多くの課題が伴います。とりわけ、長年にわたりExcel中心の分析文化が根付いてきた日本企業では、これまでのやり方から一歩進んだ、データを価値に変える新たなアプローチが模索されています。
今回、AIデータクラウド「Snowflake」に直接接続できる新世代のクラウドネイティブBI「Sigma」を提供するSigma社と、長年日本企業のIT活用を支援してきたアシストとの対談が実現。先日開催されたイベント「SNOWFLAKE WORLD TOUR TOKYO 2025」での手応えや日本市場におけるSigmaの可能性、そして両社のパートナーシップが拓く未来について語り合いました。
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Index
まず感じたのは、データ分析に関する課題は世界共通だということです。各国のお客様とお話する中で、「Snowflakeに投資をしたものの、まだデータをフルに活用できていない」という声は日本でも多く聞かれました。
日本の特徴としては、他国に比べてExcelユーザーが非常に多く、既存のIT環境を継続利用する傾向が強い一方で、Snowflakeの普及を機に「データ活用を次のステージに上げたい」という機運の高まりも感じています。
確かに、日本ではExcelユーザーが非常に多いですね。イベントのブースでは、多くのお客様がSigmaのスプレッドシートUIに注目されていました。「まるでExcelのようだ」と感じる見た目と、日頃から慣れ親しんだ操作感で演算もできる点が、Sigmaの価値として直感的に伝わったようです。
今回の来日前にも日本のお客様とお話しする機会がありましたが、やはりその印象は強かったですね。スプレッドシートUIで直接SnowflakeにアクセスできるというSigmaのコンセプトは、特に日本のユーザーと相性が良いだろうと思っていましたが 、実際色々な人とお話する中で、その思いは一層強くなりました。
「BIのビジュアルの美しさに惹かれて導入したものの、ビジネスユーザーが自由にレポートを改修できず、活用が一部にとどまってしまう」というお話は、よくお聞きします。結局、多くの方が使い慣れたExcelでの作業に戻ってしまい、全社的なデータ活用が広がらないケースは少なくありません。Sigmaは、そうした「BI導入の理想と現実」のギャップを埋めるきっかけになるのではないでしょうか。
お客様からは、部署ごとにExcelの運用がバラバラで、各ファイルが分断されているという課題をよくお聞きします。それらを繋ぎ合わせることができず、結果として迅速な意思決定の妨げになっているのです。誰でも直感的に使え、コラボレーションを促進するSigmaのプラットフォームは、まさにその課題を解決する一手となるだろうと、大変好評でした。
セッションで最も印象的だったのは、最前列で熱心にメモを取り、写真撮影をされていたお客様の姿でした。私たちアシストのメンバーが日頃から感じている「Sigmaは本当に素晴らしい製品だ」という確信が、お客様の真剣な眼差しを通じてダイレクトに伝わり、深く共鳴しているような感覚を覚えました。
その確信の背景には、製品の圧倒的な使いやすさがあります。私自身は営業のためBI経験が豊富というわけではありませんが、少し触るだけですぐにデモができるほどの操作性です。当初想定していたデモ動画の投影ではなく、あえてライブデモをお見せしたのは、この「誰でも使える」という感覚をぜひ伝えたいという一心からでした。
SigmaのAI機能をごく自然な日本語で活用したデモが印象的でした。このAI機能、現在は英語での利用が中心ですが、デモで見せたスムーズな日本語操作は、SigmaとSnowflake Cortex AIが拓く大きな可能性をはっきりと感じさせるものでした。その未来が、すでに日本のビジネス現場にとって現実のものであることを確信させるデモでしたね。
もちろん、まずはSigmaの基本機能であるスプレッドシートUIやダッシュボードだけでも、日本の皆様には十分ご満足いただけると確信しています。その上で、今回ご覧いただいたAI機能は、Sigmaが切り拓く未来の可能性の一端として、ご期待いただけますと幸いです。
「Snowflakeを導入したものの、まだデータを最大限に活かしきれていない」というお客様が実に多いことを再認識しました。Sigmaがその状況を打開する鍵、つまりビジネスユーザー自身がデータを使いこなすためのフロントエンドになる点をご説明すると、皆様の表情がぱっと明るくなるのが分かりました。
特に、従来のBIでは不可能だったライトバック機能(*)のデモでは、多くの方が一瞬言葉を失い、真剣な表情で考え込まれていたのが印象的でした。「自社のあの業務で使えるかもしれない」、そのようなひらめきの瞬間を、間近で感じ取ることができました。
(*)ライトバック機能:入力した値をクラウドデータウェアハウスへ安全に書き戻す機能
ブースでは、Sigmaという名前をまだご存知ないお客様も含め、多くの方が足を止め、強い関心を寄せてくださいました。
皆様のお話をお伺いすると、「BIの活用が思うように社内に広がらない」といった現在の課題に加え、「これからSnowflakeを全社的なデータ活用基盤として拡張していく上で、BIはどうあるべきか?」という未来を見据えたテーマをお持ちであることが分かりました。Sigmaがまさにその両方を解決する一手になり得ることをご説明すると、皆様深く頷かれ、会話が弾んだのが印象的でした。Sigmaが持つ先進性や将来性を、多くの方に感じ取っていただけたのだと思います。
中でも特に印象的だったのが、あるIT管理者の方との会話です。その方は「ビジネスユーザーが自身でダッシュボードを作れないため、『これを作ってほしい』『ここを編集してほしい』といった依頼がITチームに殺到してしまう」という、切実な問題をお話されました。これはアメリカでも日常的に聞かれる課題であり、データチームが本来注力すべき戦略的な業務を圧迫する、根深いボトルネックとなっています。
その方が「だからこそ、セルフサービスBIを実現したいんだ」と熱心に話されていた姿は、まさにこの世界共通の課題を象徴しているようでした。Sigmaの使いやすさが、IT部門を日々の依頼から解放し、ビジネスユーザーに分析の力を与える、その両方を実現する可能性を強く感じていただけたと思います。
我々にとって、日本のマーケットを深く理解しているアシストは、最も頼りになるパートナーです。これから日本市場へ本格的に参入する上で、我々だけでは至らない点を、アシストが長年培ってきた知見と経験でカバーしていただくことに、大きな期待を寄せています。
そして何より、アシストが長年かけてお客様と築き上げてこられた信頼関係とネットワークは、我々にとって何物にも代えがたい資産です。アシストという素晴らしいパートナーシップを通じて、我々だけでは決して出会えなかったであろうお客様へSigmaの価値を届けられることを、心から楽しみにしています。
アシストは自社で製品を持たないからこそ、パートナーとなるメーカーがいかに素晴らしい製品を提供しているかを何よりも重視しています。Sigma社とのこれまでのやり取り、そして今回のイベントを通じて、その卓越した製品力と、お客様と共に成功できるという大きな可能性を改めて実感しました。この素晴らしい機会を経て、今後のパートナーシップがより強固なものになると確信しています。
実は、このロゴは特に日本を意識して作ったわけではなく、純粋に「一枚の紙が様々な形に変わる」という折り紙の文化に共感して生まれたものです。この嬉しい偶然の一致も、Sigmaが日本の皆様に受け入れられる一つの証なのかもしれません。
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今回の対談で語られた、Excelのような操作感でSnowflakeを最大限に活用できる、新世代のクラウドネイティブBI「Sigma」。
アシストでは、その具体的な機能や操作性をデモンストレーションで詳しくご紹介する、無料のオンラインセミナーを開催しています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご参加ください。
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Snowflake×Sigmaにご興味を持っていただけた方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
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