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  • AWS
2023.10.06

入社2年目で社内勉強会をするには?Amazon QuickSight勉強会の企画~実施までをご紹介!


■シリーズ 第4回目■

はじめに

突然ですが…
社内勉強会、していますか?

社内勉強会をすることで、社内のコミュニケーション向上であったり、相互成長といった多くの効果を得ることが期待できます。

ただ、社内勉強会というと、「知識が無いと主催側にまわるのは厳しい…」とハードルを感じることがあるかもしれません…が、ちょっと待ってください!!

実際、私も始めは社内勉強会の実施にハードルを感じていました。
しかし、やり方に工夫を凝らすことで知識に自信が無くとも実施できることを実体験を基に綴っていきたいと思います!

本ブログでは、私が2023年8月に社内で実施したAmazon QuickSightにまつわる社内勉強会について、企画から実施までどのように進めたのかをご紹介します。

「私が講師なんて無理だ…」と、そんな気持ちを抱いてる方こそ読んでいただきたい内容になっておりますのでご安心ください!


Amazon QuickSight勉強会を社内で実施!

私がAmazon QuickSight勉強会を実施するに至った背景や、準備段階で意識したことを次の順番でご説明します。

  • 勉強会内容検討
  • インプット
  • 勉強会構成決め
  • 周知
  • 実施
  • 振り返り

勉強会内容検討

AWS 勉強会

勉強会内容を決める際に、多くの方は「自分の得意な分野」を選ぶのではないでしょうか?

もちろん、自分の得意な分野で勉強会を行うことは高い技術力を有している方にしかできないことで、私としても尊敬をするばかりです!

ただ、今回の勉強会は営業の同僚とのこんなやり取りからスタートしました。

営業の同僚:「最近お客様へのアポでBI製品の話が出た時に、AWSのQuickSightってサービスがよく話題に出てくるんだけど、全然分からないんだよね…」

しまえり:「おっ!じゃあ営業さんがお客様とお話する時に困らないように基本を押さえた勉強会しよっか!」


…実はこの時点では、私はAmazon QuickSightについて全く知らない状態でした。
(※AWS QuickSightについてはこちら

しかし、「触ったことないサービスに触れてみたい!」「社内にあるAWSでの困りごとを解決したい!」と思い、挑戦する気持ちでやってみることにしました!


インプット

AWS 勉強会

やると決めたものの、サービスについては全く知らない状態だったため、まずは知識のインプットからスタートしました。

知識のインプットは、JAWS-UG (※AWSのユーザーコミュニティ)や、AWS BlackBelt (※AWS公式のサービス紹介のコンテンツ)から行いました。

営業の同僚へのヒアリングからスタートした社内勉強会の企画でしたが、実際に学んでみると、ハンズオンも非常に楽しく、Amazon QuickSightにのめり込んでいきました!
(※しまえりオススメのAmazon QuickSightのハンズオンページはこちら

Amazon QuickSight ダッシュボード

実際に作ったダッシュボードです!

嬉しいことに、Amazon QuickSightについて学んでいると、クラウドチーム同期の重野さん が「自分も気になっていたサービスだから一緒にインプット&アウトプットをしたい」と勉強会の実施に手を挙げてくれました!

そこで、ここからは2人でインプットや勉強会の構成決めを行いました!


勉強会構成決め

AWS 勉強会

構成決めの際に一番悩んだ点は、「どうしたら勉強会の内容をより印象に残せるだろう…」という点です。

「社内にあるAWSでの困りごとを解決したい!」という気持ちで企画をしていたため、勉強会が業務で役に立つことを優先に構成を考えました。

業務ですぐ使える知識をインプットするという点では、「勉強会を自分事として捉えていただきたい」という意見が出ました。
そこで、勉強会参加者のアウトプットの機会=ディスカッションパートを設けることにしました。

また、今回テーマにしたAmazon QuickSightは、AWSの提供のBIサービスですので、言葉での説明よりも実際の画面操作があった方が分かりやすいという話になり、デモも取り入れることにしました!

そこで、今回の勉強会はディスカッションやデモを取り入れた以下の構成で進めました!

  • これまでのBIツールの課題
  • Amazon QuickSightの概要、特徴
  • Amazon QuickSightデモ
  • ディスカッション
  • 弊社取り扱いのBI製品とAWSについて
  • まとめ

周知

AWS 勉強会

企画が決まれば、実際に勉強会への参加を呼びかけるためにアナウンスをします!

弊社では、社員が使用しているカレンダーに勉強会を登録することができます。

登録した勉強会は、社内の掲示板で紹介される仕組みになっているため、周知は非常に簡単なんです!

一方で、今回はディスカッションを構成に組み込んだため、参加対象を絞って一人一人が意見を言える環境にしたいという気持ちがありました。
そこで、ターゲットを若手の営業とBI担当技術者に絞って直接メールにてアナウンスをすることにしました!


実施

AWS 勉強会

構成決め、周知が終われば資料を作成し、勉強会実施に向けて準備を進めるまでです!

実際の勉強会の様子はお見せできませんが、このような資料を用いて勉強会を実施しました。

  • 内容を一部抜粋しております。
  • 最新の内容と異なる可能性がありますのでご注意ください。

振り返り

AWS 勉強会

勉強会はやったら終わりではありません!
フィードバックをいただくまでが勉強会です。

ということで、勉強会参加者に以下のようなアンケートに協力いただきました。

  • 勉強会の難易度は適切だったか?また、なぜそう思うのか?
  • 勉強会で良かったポイント、気になったポイント
  • 勉強会の内容を今後業務にどう活かしたいか?
  • 今後参加してみたい勉強会

もちろん、次回に活かしていくために今回の勉強会に関するフィードバックをいただきますが、「今後参加してみたい勉強会」を聞くことにより、社内で需要のあるAWSの分野も把握しておくようにしました。

次回の勉強会を企画していくうえで、また新たに興味のある分野が出てくる可能性があるため、勉強会のアンケートでは必ず聞くようにしています!


やってみてどうだったか?

今回は、今ある知識ではなく新たに習得する知識として勉強会を企画するアプローチを取りました。

「知らない分野」を勉強会で扱うことにしたおかげで、新たなインプットを得ることができ、好きなサービスを増やすことができました!
資格について綴ったブログ記事 でもお伝えしたように、好奇心はどこに潜んでいるか分かりませんね!

また、アンケートでいただいた感想では、「ディスカッションにより、当事者意識が増した」というお声もありました。
目的と反応が一致していた嬉しさもありましたが、改めて目的を構成に落とし込む際の工夫が重要ということを学びました。


ちょこっと宣伝させてください!

...締めの前に少しだけ宣伝をさせてください。

私、しまえりは10/23-27に開催されるアシストExpoに、先輩の山庄さんと一緒に登壇します!
担当するセッションでは、AWSアカウントの適切な管理方法について、よくあるお悩みを基にデモを用いて解説します。

AWSのご利用を検討中の方から既にご利用中の方まで、複雑となるAWSアカウント管理の要注意のポイントをお話しておりますため、ぜひご覧いただけると嬉しいです!

アシストEXPO2023 クラウドインフラDays

※本イベントは好評のうちに終了しました。多くのご視聴をいただき、まことにありがとうございました。


さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
このブログ記事を読んでいただき、社内勉強会の企画や実施の参考にしていただけると嬉しいです!

それでは今日も、雲(クラウド)に向かって一緒に歩いていきましょう!


執筆者・シリーズ情報

嶋津絵里子 プロフィール画像

2022年入社。現在はAWSのフィールド業務を担当し、2023年に「Japan AWS Jr.Champions」 に選出される。マイブームはなかやまきんに君の筋トレ動画を観ることだが、筋トレはしていない。...show more



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