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AWS re:Invent 2024参加レポート#1 ~イベントの魅力や会議の様子、次回参加時に気をつけたいポイントなど~
今年もAWS re:Inventがラスベガスで開催されました。AWS re:Inventの魅力や会場の様子、次回参加される方に気を付けていただきたいポイントなど、イベント全体の概要について現地からの情報を踏まえてご紹介します。
■シリーズ 第5回目■
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Index
「AWSの情報のキャッチアップってどうしていますか?」
最近、就活生の皆さんとお話をする機会があったのですが、そのような場で必ずと言っていいほど聞かれるのがこの質問です。
そこで今回は、AWSの情報をキャッチアップする際に個人的にオススメしたいサイトやイベントについてお伝えしていきます!
「What's New with AWS?」はその名のとおりAWSサービスのリリースやアップデートなどについて最新情報をお知らせしてくれるサイトです。
しまえり的オススメポイントは言語を「English」に設定して読むということです!
なぜ英語に設定しているのかと言うと、ズバリ「英語の方がアップデートがすぐに配信されるから」です!
反対に日本語に設定すると、翻訳に時間を要するため英語版リリースの数日後に配信されます。
そのため、「すぐにアップデート情報などを追いたい!」という場合は「English」に設定することをオススメします!
また、全てのアップデートを確認しようとすると数が多いため、私は興味のあるサービスや分野に絞って「どの状態からアップデートによってどうなったのか?」をメモしておくようにしています。
いち早く情報を得ることも重要ですが、「得た情報をいち早く自分の知識として取り入れたい!」という場合はぜひ実践してみてください!
ちなみに、「日本語でアップデート情報をじっくり追いたい」、「毎日は見る時間がないので週末にまとめて確認したい」という場合、「週刊AWS」というブログも配信されているのでこちらもチェックしてみてください。
このブログでは、一週間の主要なアップデートをピックアップして記載されているため、こちらから取捨選択することなく最新情報を確認できるのもポイントです!
AWSの強みの一つに、お客様事例が多いことも挙げられます!
AWSにはどういった事例があるのかを知りたいときには「お客様のクラウド導入事例」がオススメです!
「お客様のクラウド導入事例」では、各企業のAWS導入のきっかけから構成(使用しているサービス)、導入の効果、今後の展望まで解説されています。
言語設定を変えると見られる事例が変わるので、各国のより多くの事例を見たい場合には言語設定を変えてみるのもオススメです!
私のようにお客様にAWSをご提案する立場からすると、システム構成の勉強だけではなく、AWS導入の背景や、業界ならではの事情などを学ぶことができるので非常に重宝しています。
以前、ブログでもお伝えしましたが、JAWS-UG(AWS Users Group ? Japan)は、AWSを利用する人々のユーザーコミュニティです。
JAWS-UGでは、AWSユーザーが実際の経験談などをざっくばらんにお話しているので、気になることがあればその場でカジュアルに聞くことができます!
また、サービスのハンズオン回などもありますので、学び始めの方にもオススメです。
なによりオススメなのは、ユーザー同士で相互にコミュニケーションを取ることができるため、学びに楽しみ要素があることです。
「楽しく交流しながらAWSを学びたい!」という方にはうってつけの場だと思いますので、ぜひ気になる回がないか覗いてみてください!
AWSでは、イベントも数多く開催されています!
イベントでは、ここまでご紹介してきたような、最新アップデートも事例もユーザーの生の声も聞くことができるので、非常にオススメです!
AWS関連のイベントは専用のサイトから確認することができます。
イベントはAWS主催のイベントとパートナー企業主催のイベントの2種類があり、本ブログでは全てはご紹介しきれないため、特に規模の大きい2つのイベントについてご紹介します!
AWS Summit Tokyoについてはこちら※2023年のものです
AWS Summit Tokyoは日本国内で2日に渡って開催されるAWSのイベントです!
こちらでは、基調講演や150を超えるセッションだけでなく国内のAWSパートナー企業によるセッションや展示もあるため、サービスに関する話題から事例まで幅広く情報収集をすることができます。
実はアシストも今年のAWS Summit Tokyoに出展をしており、私が2023 Japan AWS Jr. Championに選ばれたのもこのイベントでした。
その他にも表彰が数多くあるため、非常に盛り上がります!当時の会場の雰囲気が気になる方はぜひご覧ください。
・AWS Summit Tokyo 2023 1日目の様子
・アシストが初出展したAWS Summit Tokyo 2023 が無事に終了しました
また、このAWS Summit Tokyoでは体験型のコンテンツも充実しています。
AWS JamやAWS GameDayなど、参加者同士の交流が深まるワークショップもあるので、来年のAWS Summit Tokyoの情報が解禁されたらぜひチェックをしてみてくださいね!
こちらはなんと米国のラスベガスで毎年開催される世界規模のイベントです。
2,000を超えるセッションがあり、新サービスのリリースやアップデート情報など、AWSのイベントとしては1年で最も盛り上がりを見せるイベントです。
去年の様子もブログに記されていますので、ぜひご覧ください!
・速報!AWS re:Invent 2022で発表されたデータベース&データ分析系新機能まとめ(Vol.1)
・速報!AWS re:Invent 2022で発表されたデータベース&データ分析系新機能まとめ(Vol.2)
・AWS re:Invent 2022参加レポート(番外編)
ちなみに一部のセッションは後からYouTubeなどで配信されますので、昨年、私は日本国内から確認する日々を送っておりました…
ですが!!!今年開催されるAWS re:Invent 2023にはしまえりも現地に赴きます!
現地で感じたことや気になるアップデートについては次号で執筆したいと思います!
ここまでオススメのサイトやイベントを紹介してきましたが、毎日キャッチアップするのは大変です…
そこで私はGoogle アラートを使って興味のある検索ワードに関する記事を毎日一回通知してもらうようにしています!
「アラートを作成」から、通知したいワードを入れ、通知の頻度などを設定することでほしい情報が届くようになります!
実際の通知画面
このようにして、先程紹介したサイト以外からも情報を得られるようにしています!非常に便利で、使い始めた当初は感動しました…
皆さんも、よく検索するワードなどがあればぜひ登録してみてはいかがでしょうか?
今回はAWSの情報のキャッチアップ方法についてお伝えしてきました!
AWSの情報をキャッチアップするためにはどのようなコンテンツがあるのか気になっていた方への参考になれば幸いです!
また、最後にご紹介したAWS re:Inventの記事も楽しみにしていてくださいね!
それでは今日も、雲(クラウド)に向かって一緒に歩いていきましょう!
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2022年入社。現在はAWSのフィールド業務を担当し、2023年に「Japan AWS Jr.Champions」 に選出される。マイブームはなかやまきんに君の筋トレ動画を観ることだが、筋トレはしていない。...show more
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