|
アシストでは、数年前から始まった「農業プロジェクト」を、さらに進化させた「農業部検討プロジェクト」を発足しました。このプロジェクトの目標は、社員とその家族に「食」に関する様々な分野のサポートを提供することで、生活をより豊かにし健康に働ける環境を作ることです。
参考:農業部検討プロジェクトについて
先日、その活動の第1弾として、2015年9月に行った「農作業を通じた社員の生活力向上と食育を啓発する わくわく農業体験!大地から学ぶ食育ツアー」(以下、食育ツアー)の振り返りを行いました。参加者達は食育ツアーを通してどのような感想を抱いたのでしょうか。そして、振り返りを通じて、さらに「食」への理解を深めていただくために、次回イベントの企画も検討しました!今回は、その様子を皆様にお届けします。
食育ツアーに参加した家族に対して行ったアンケートによると、「参加費用の妥当性」「開催時間」「開催場所」などのアンケート項目については、子どもが参加できるイベントとして非常に「満足度の高い」結果となりました。また、今後の企画への要望については、「田植えから収穫までやってみたい」「一年を通してやってみたい」といった前向きな回答が複数あり、ツアー参加者には概ね好評だった様子が伺えます。
しかし、肝心の「農業体験を通じて食の大切さを理解してもらうこと」という点については、ようやくスタートラインに立てたという感じです。「アシスト社内の農業補助金制度」についても70%の参加者が知っているとの回答でしたが、「利用したい」「検討したい」という回答はわずが10%に過ぎず、農業補助金をもっと活用してもらうためには、新たな施策を検討する必要がありそうです。
プロジェクトメンバーからは、まずは1日イベントで「食育」や「農業」に興味を持ってもらい、その次にプロジェクト側で数ヵ月あるいは1年を通したプランを用意し、さらにその先のステップとして参加者が自ら農園を借りて、自分たちで活動を継続するといったような流れにできると良いのではないかという意見が挙がりました。
|
|
ここからは今後の企画に向けて様々な意見交換を行いました。
「ツアー当日に収穫した野菜は、お土産として持ち帰っていただきました(調理時間の兼ね合いもあり、昼食には別途収穫した野菜を使用)。しかし、『食育』をより浸透させるためには、収穫した野菜を昼食時に食べるか、コンロやBBQの道具を準備して自分たちで調理し、その場で食べるといった企画にした方が良かったのではないでしょうか。そうすることで、農業と食事がつながっているということをより強く実感いただけたかと思います」
「第1弾は『子ども向けイベント』でしたが、大人向けのイベントも企画したいですね。大人だと、なにかと健康に気を使うことも多いので、『野菜』をキーワードにした企画、例えば、『野菜のおいしい食べ方』『野菜だけで過ごす1日』『野菜で痩せる』といったテーマにすると参加者が増えるのではないでしょうか」
「大人をターゲットにするのであれば『食材にこだわった企画』というのも面白そうですね」
|
|
「食材と言えば、日常生活では食の安全性などを気にせず、出来上がったモノを買ってそのまま食べることは多々あります。しかし、その中に何が含まれているかまで意識することはあまりないのではないでしょうか」
「その点を際立たせるための1つのアイデアとして『食べ比べ』という企画はどうでしょうか。例えば、同じ野菜であっても、品種や育成方法によって味がどう変わるのか、形や見栄えが良い品種と、形は不揃いだけど美味しい品種とを食べ比べるとか」
「『食べ比べ』ならオフィスでもできるので、食育に興味を持ってもらう企画としては多くの社員に参加してもらえそうです。また、もっと身近なものとしては、食品表示の見方/読み方を習うというのもいいのでは。普段、自分たちが口にするモノに何が入っているかを知れば、食育や食の安全をより強く意識できると思います」
まだまだ課題やアイデアはありそうですが、「農業部検討プロジェクト」では、これまで食育をあまり意識していなかった社員やその家族が少しでも食に対して意識を高め、日々の生活を健康で豊かなものにしていけるよう、プロジェクト活動を推進していきたいと思います。
食育ツアーの最後に、家に帰った後も野菜作りに関わり続けられるようにと、ベランダでも簡単にブロッコリーを育てる方法を教えていただき、その苗をそれぞれの家族がお土産として持ち帰りました。あるプロジェクトメンバーがベランダで育てているその苗は、いまやこんな立派な姿へと成長しています。
|
|
企業理念である『哲学と信念』について自由にディスカッションする「哲信わいがや」を開催!職種も社歴もバラバラなメンバーが集まった中で、どんな会話がされたのでしょう。
2024年10月1日、2024年度 アシストグループ内定式が行われました。今年は、計53名の学生(うち、アシスト入社:48名、アシスト北海道入社:5名)とアシストグループのご縁が結ばれました。