
株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン
京都は毎年11月中旬から12月上旬が紅葉の見頃です。日本だけでなく世界中からたくさんの人が美しい光景を観るために京都を訪れます。11月の第4木曜日、アメリカは感謝祭で多くの人が家族のもとへ帰省し、ご馳走を食べる祝日になっています。その休暇を利用して、甥の大学時代の同級生がカリフォルニアから日本へ旅行に来ていたので、美しい京都の紅葉とご馳走を一緒に楽しみました。
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晩秋に木々が美しく色づくのは日本だけではないでしょうが、その色彩の豊富さは様々な種類の落葉広葉樹があるからだと思います。遠目から見るモザイクのような山も、近くで見る真っ赤な紅葉も、また庭に積もった落ち葉を見ても、自然の芸術には心が動かされます。感謝祭のディナーは普茶料理を提供しているお寺へ行きました。七面鳥ではありませんでしたが満足してもらえたことと思います。
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11月最後の週末はニホンミツバチの仲間たちと綾部で恒例の収穫祭を楽しみました。今年わが家では合計で13キロの蜂蜜の収穫がありました。ミツバチの師匠である志賀さんによれば、ニホンミツバチの巣の崩壊の原因となるアカリンダニの被害が今年は京都ではなかったとのことで、綾部地区では一つの群れから35キロも蜂蜜が採れたところもあったそうです。ダニの発生を防ぐメントールが効いたのか、ニホンミツバチに耐性ができたのか、いずれにしても嬉しいことです。収穫祭では、キノコがたくさん入ったキノコ汁、カニや鯛、石窯で焼いたピザなど、秋の恵み、海の恵み、そして作り手の心のこもった料理を皆で楽しみました。
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わが家の菜園は冬を迎える準備です。家から4、5キロのところにある農家さんにリヤカーで藁をもらいに行き、馬糞、牛糞、バクタモン等を鋤き込んだ畝の上に敷きました。月末になったらこの上に落ち葉を敷き詰める予定です。鷹峯にあるお寺から毎年たくさんの落ち葉をいただくのです。今、京都を訪れる人々の目を楽しませている紅葉は盛りを過ぎるとすべて落ち葉になります。京都では大量の落ち葉を野外で焼却することが禁じられているので、お寺は滋賀の焼却施設まで運びお金を出して処分しないとなりません。それに代わってわが家の菜園で、落ち葉を引き取ろうというわけです。輝く新緑に晩秋の紅葉と私たちを楽しませてくれた葉は落ちて虫や微生物のエサとなり、分解され、ふかふかの肥えた土となります。毎年やっていることですが、この自然の循環の仕組みの無駄のなさには感動せずにはいられません。
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