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管理者ユーザー必見!OCI IAMポリシーでwhere句を使い条件式を設定する方法
OCI IAMポリシーは、where句を使った条件式を使用することで、柔軟な権限付与が可能になります。今回は、where句による条件式の設定例およびwhere句の有無による違いについてご紹介します。
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前回は、『Oracle Support Rewardsとは? 3分でわかる「使えば使うほどお得な理由と注意点」』
と題して、Oracle Support Rewardsの概要をお伝えしました。
今回は、「Oracle Support Rewards」を利用する前に理解しておきたい3つの注意事項をお伝えしていきます。
Index
1点目は、最終請求金額が注文書(弊社お客様の場合「更新確認書」)記載の金額と異なるということです。
本来、注文書の金額と請求書の金額が異なることはあり得ませんが、以下にその理由をご説明します。
「契約更新確認書※」から抜粋:
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※「ご契約明細 兼 御見積書」が含まれた契約更新意思確認の書類(アシストフォーマット)
Oracle Support Rewards(以下、リワード)の利用(引換)額を確定するために、オラクル社は下記のルールを定めています。
◆リワードの利用(引換)額は、リワード利用(引換)対象となるOracleソフトウェア保守契約を お客様もしくは代理店から オラクル社が受注後に正式確定 する |
そのため、一度、お客様よりリワード利用(引換)前の金額でご注文をいただき、オラクル社に発注する必要があります。
リワードの利用(引換)の流れ:
① | お客様→代理店 | Oracleソフトウェア保守(リワード利用(引換)前の金額)のご注文 |
② | 代理店→オラクル社 | Oracleソフトウェア保守(リワード利用(引換)前の金額)の発注 |
③ | 代理店→オラクル社 | リワード利用(引換)申請 |
④ | オラクル社→代理店 | リワード利用(引換)承認 |
⑤ | 代理店→お客様 | Oracleソフトウェア保守(リワード利用(引換)後の金額)のご請求 |
このようにリワードを利用される場合には、注文書記載の金額と、リワード利用(引換)後の請求金額に差異が発生することをご理解ください。
2点目は、消費税の取り扱いです。
本来、消費税は製品価格に値引きが入った金額に対してかかりますが、リワードは「値引き」ではなく、決済方法の一つであるため、その取引(課税仕入れ)について仕入税額控除を行う消費税額は元の契約金額となります。また「ポイント利用」という観点からも課税仕入れの対価が一般的な値引きのケースと異なります。
Oracle Support Rewardsの場合、右側②のケース
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出典:国税庁
No.6480事業者が商品購入時にポイントを使用した場合の消費税の仕入税額控除の考え方
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6480.htm
3点目は、リワードの利用(引換)申請はOracle Cloudを契約している代理店ではなく、リワード利用(引換)対象のOracleソフトウェア保守を契約している代理店が行う必要があります。
リワードの利用(引換)の流れ:
① | お客様→代理店 | Oracleソフトウェア保守(リワード利用(引換)前の金額)のご注文 |
② | 代理店→オラクル社 | Oracleソフトウェア保守(リワード利用(引換)前の金額)の発注 |
③ | 代理店→オラクル社 | リワード利用(引換)申請 |
④ | オラクル社→代理店 | リワード利用(引換)承認 |
⑤ | 代理店→お客様 | Oracleソフトウェア保守(リワード利用(引換)後の金額)のご請求 |
そのため、弊社以外の代理店様とご契約のOracleソフトウェア保守契約に対するリワードの利用(引換)方法については、契約先の代理店様にお問い合わせください。
「Oracle Support Rewards」を利用する前に理解しておきたい3つの注意事項をお伝えしました。ご理解いただけましたでしょうか。
少々複雑ではありますが、最近話題のOracleサポート年次調整率(AAR)※の増加分など利用者の負担の一部をカバーできるひとつの方法としても脚光を浴び始めています。
※Annual Adjustment Rateの略
オラクル社が発表する調整率です。
毎年前年のOracleソフトウェアおよびハードウェア保守契約に年次調整率を乗じた金額が加算されます。
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1999年入社後、市ヶ谷本社・札幌営業所にて幅広い製品の営業を経験。豊富な営業経験をいかし、現在はデータベース技術統括部にて全社のデータベース事業を推進する役割を担う。
趣味は「海外旅行」、好きな言葉は「ありがとう」
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