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2026.03.26

HULFT Square × JP1 連携 ジョブ管理連携ソリューションによる「サイロ化しない」データ連携基盤

HULFT Square × JP1 連携 ジョブ管理連携ソリューションによる「サイロ化しない」データ連携基盤

アシストは、DX技術本部・DX技術統括部・データ連携基盤技術部で株式会社セゾンテクノロジーのHULFT Squareを、ビジネスインフラ技術本部・システム基盤技術統括部で株式会社日立製作所のJP1を、各々取り扱っております。この度、両メーカーからHULFT SquareとJP1の連携ソリューションが公開されました。

<株式会社セゾンテクノロジー>

<株式会社日立製作所>

HULFT SquareとJP1の代理店で、両製品を熟知しているアシストとして当連携ソリューションの価値や可能性を技術的視点で解説いたします。

連携ソリューションの概要

当連携ソリューションは、HULFT Squareで作成したデータ連携処理を、API経由でJP1のジョブ管理機能(JP1/AJS3、JP1 Cloud Service)から実行&制御します。

  • 技術的な構成
  • JP1がHULFT SquareのAPIを呼び出し、非同期でのデータ連携処理のジョブ実行、実行結果の監視(ポーリング)を担います。
  • 連携の容易さ
  • HULFT Square上にて「JP1連携用アプリケーションテンプレート」が無償提供されるため、API連携スクリプトを個別に開発する必要はありません。

連携ソリューションによる価値

当連携ソリューションにより、データ連携処理と実業務のルールを一体化して、以下の3つの軸で価値を創出できると考えます。

以上を踏まえて、当連携ソリューションが提供する価値についてもう少し考えてみます。
近年、企業においてクラウドシフトが加速する一方で課題となっているのが「運用のサイロ化」です。「オンプレの基幹システムはJP1で管理しているが、クラウドのデータ連携は別のツールで管理しているので全体の流れが見えない・・・」というようなお悩みはないでしょうか?

<主な課題>

  • 分断されたジョブ管理
  • オンプレのバッチ処理とクラウドのデータ連携処理が分かれており全体の流れが見えない。
  • 手動オペレーションの増加
  • システム間の連携を手動やアドホックなスクリプトで実行することで運用負荷やミスが生じる。
  • 一貫したガバナンスの欠如
  • 障害発生時の原因特定やリカバリが複雑化することでビジネスの継続性が難しい。

なぜ「HULFT Square」にジョブ管理が必要なのか?

HULFT SquareはiPaaSとしてクラウドでのデータ連携を担うソリューションですが、実際のビジネス現場では「データを連携したら終わり」ではありません。

  • 各拠点の(複数の)売上データが全て揃ってから加工や集計処理をして連携したい
  • 月次処理として最終営業日だけは特別なデータ加工処理が必要である
  • データ連携処理でエラーが生じたら後続の基幹システムの更新をストップして通知したい

この例のように「企業固有のビジネスルール」をコントロールすることは、運用管理のデファクトスタンダードであるJP1が得意とする領域です。
アシストでは、DataSpiderのデータ連携処理をJP1からジョブ実行&制御する連携は多くの実績がありますが、クラウドが主戦場となり、データ連携の手段がHULFT Squareとなっても、このジョブ連携のニーズは変わりません。

記事の埋め込み修正版

【JP1/AJS3】DataSpider Servistaの処理をJP1/AJS3で実行すべき 「3つの理由」

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連携ソリューションで変わる3つのポイント

  • 「見えないジョブ」がなくなる
  • JP1のジョブネットからHULFT SquareのスクリプトをAPI(非同期実行+ポーリング)でコールできます。オンプレからクラウドまで一連の業務フローが単一の画面で可視化されます。
  • リカバリの属人化を防ぐ
  • 万が一の障害時も、JP1上で「どこまで終わったか」が明確になります。
    HULFT Squareの処理を細かく分割してJP1に登録しておけば、エラーになった箇所からリランするだけで復旧が完了します。
  • 既存資産(DataSpiderなど)との共存
  • オンプレミス連携に強い「DataSpider」と、クラウド連携に強い「HULFT Square」、これらをJP1で束ねて管理することで、既存のDataSpiderも活かした「ハイブリッドのデータ連携基盤」を構築できます。

ハイブリッドのデータ連携基盤として

上のDataSpider、HULFT Square、JP1による「ハイブリッドのデータ連携基盤」は、

  • オンプレのデータ連携(DataSpider)
  • クラウドのデータ連携(HULFT Square)
  • これらのデータ連携処理の実行管理(JP1)

という構成になります。

この図では、オンプレミスのDataSpiderとクラウド上のHULFT Squareによるデータ連携をJP1が横断的に実行&制御し、お客様のハイブリッドにおけるデータ連携を強力に支援する状態を示したものです。このようにオンプレ~クラウドのデータ連携処理、その司令塔をJP1が担います。


アシストにお任せください

アシストは、HULFT SquareとJP1の両製品を熟知するパートナーです。

  • HULFT Squareをどのように構成するか?
  • JP1にてどのように効率的に運用管理するか?

これらの問いに、技術検証に基づいた情報を提供します。クラウドシフトやサイロ化の解消化にお悩みの方は、ぜひアシストまでご相談ください!


執筆者情報:

矢野 一栄(Yano Kazushige)

矢野 一栄(やの かずしげ)

新卒で入社した製造業では工場での製造技術や品質管理、市場での品質保証の業務に従事。
2002年、アシストに中途入社。アシスト入社以来、データ活用分野を中心に担当し、2024年からデータ連携分野の担当に。
データ活用ではお客様の業務課題に対する相談が多かったが、データ連携ではIT課題の相談が多くなりました。お客様に寄り添っていくためにも、データ連携やその周辺についての情報収集やスキル習得の必要性を感じています。

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