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前回ご紹介した「家庭菜園チーム(新百合ヶ丘)による冬野菜の収穫」に続いて、今回は4月の「春の畑仕事」の様子をご紹介します。
畑のすぐ横を流れる麻生川(神奈川県川崎市麻生区)は桜の名所として有名で、お花見の季節は大勢の人で賑わいます。すでに花の最盛期は過ぎていましたが、時折吹く春風に舞う桜吹雪はとても幻想的で、思わず時間が経つのを忘れて見入ってしまいました。
この日は快晴、まずは畑の様子を見回ります。昨年秋に植えた苺は色鮮やかな濃い緑の葉を元気に広げていて、小さな白い花もいくつかつけています。トウモロコシの芽は、まだ数センチと背は低いものの、その姿勢の良さにはこれから太陽に向かってどんどん伸びていきそうな勢いが感じられます。
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他にもソラマメの花や、芽が出たばかりの人参を見て回り、雑草を取り除いたら本日のメイン作業である「溝施肥(みぞせひ)」に取り掛かります。
土づくりの一つである肥料やリには、畑全体に肥料をまく「全面施肥(ぜんめんせひ)」と深く掘った穴や溝の底に肥料を施す「溝施肥」があります。育てる野菜が「根を浅く張る」タイプか、「根が深く伸びる」タイプかによって選ぶそうですが、今回は後者。畝の中心に深さ30cmほどの溝を掘って、その底に肥料を施していきます。
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次に、掘った土をそのまま上から被せて、畝を再構築したら溝施肥は完了です。畑に肥料をなじませるために1~2週間ほど置いてから、根が深く伸びていくトマトやナスを植える予定です。
最後は、既に土づくりを終えている畝への種まきです。この日のチョイスは「ルッコラ」「サンチュ」「小松菜」といった葉物野菜。同じ葉物野菜でも種の姿がまったく異なります。ルッコラと小松菜の種は、同じ丸い球状ですが、大きさは倍ほど違います。サンチュの種は白い米粒状で、タンポポのような綿毛がついています。これらを畝に作った深さ1cmほどの「蒔き溝」にまいたら、土をかぶせて水をかけます。
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仕上げに雨風による種の流出や害虫を防ぐために不織布をふわりとかけたら、本日の畑仕事は完了です。この日は朝から陽射しが強く、暖かいを通り越して暑いと感じた一日でした。植物にとって嬉しい夏の陽射しは、すぐそこまで来ているようです。
今後も、「農業部検討プロジェクト」は定期的な活動を通じて社員やその家族に少しでも食に対して意識を高めてもらえるよう活動していきます。
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企業理念である『哲学と信念』について自由にディスカッションする「哲信わいがや」を開催!職種も社歴もバラバラなメンバーが集まった中で、どんな会話がされたのでしょう。
2024年10月1日、2024年度 アシストグループ内定式が行われました。今年は、計53名の学生(うち、アシスト入社:48名、アシスト北海道入社:5名)とアシストグループのご縁が結ばれました。