
- 取り組み紹介
技術者のキャリア自律を支援し、「キラキラ」な瞬間を
社員のキャリア自律を支援する取り組みとして、人事とタッグを組み、現場主導で考案されたのが「技術キャリア充実プログラム」、略して「技術キャリ充」です。今回は、プログラムの内容やプロジェクトの想いをご紹介します。
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2015年4月22日(水)、アシスト初の試みとして、就活生によるビジネス・コンテストの社長向け最終プレゼンが行われました。緊張した面持ちの就活生達の提案から、どれが社長の胸に響いたのでしょうか?
少子高齢化が深刻な問題になっている日本では、年々減少する若者の中から、自社にいかにマッチした社員を採用するかが、10年後のビジネスを左右すると言われています。それにもかかわらず、日本では、入社後3年以内の離職率の上昇が問題となっており、ソフトウェアの「パッケージ・インテグレーター」のアシストでも、せっかく仕事に慣れた社員が残念ながら辞めていく、という状況を目にしてきました。
こうしたミスマッチの原因はどこにあるのでしょうか?
アシストでは、企業側が表面的で、かつ良い情報しか伝えず採用していること、また学生側も会社の未来は経営陣が考えるものという受け身のスタンスで入社することに起因しているのではないかと考えました。
そこで、過去、現在、未来の様々な視点での情報提供や、ワークショップ、フィールドワーク、プレゼンテーションを通じて、学生の皆さんには疑似的にでもアシストの経営や過去の大きな決断を体感してもらい、また未来を見据えた新事業を提案してもらうことで、入社前に最適な会社を選んでいただこうと、就活中の学生向けに、「経営体感型インターンシップ」と「ビジネス・コンテスト」を実施しました。
2015年度、第一回目の「経営ワークショップ」と「ビジネス・コンテスト」が開催されましたので、今回はその様子をレポートします。
「ビジネス・コンテスト」の前に、学生の皆さんには、まず2日間の「経営体感型インターンシップ」に参加していただきました。
「インターンシップ」の1つのテーマとして、アシストの数々のターニングポイントの中から、最も大きな経営判断を迫られたいくつかの出来事をもとに、就活生がその当時の経営者に代わって、「あなたなら、その時どう決断したか?」をテーマにグループ討議しました。例えば、アシストは当初、Oracle Databaseの独占販売代理店でしたが、オラクル社が日本に代理店を設立することになった時、あなたがアシストの経営者だったら、どう決断し、どう行動するでしょうか、などがテーマでした。
そして、十分な事前準備を経て、次の「ビジネス・コンテスト」のテーマである、「アシストの10年後の新規事業」の提案に入りました。
◎「経営体感型インターンシップ」概要
http://www.ashisuto.co.jp/news/release/1198267_1675.html
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インターンシップ受講後、約2ヵ月間の「フィールドワーク」を通じて、4~5名のグループメンバーでアシスト社長向けに最終提案する新規事業案を準備するのが「ビジネス・コンテスト」です。
ビジネス・コンテストの初日には、「PEST分析、5フォース分析、3C分析、バリューチェーン分析」などの経営のフレームワークについて、アシストの経営企画部メンバーから講義を受け、新規事業の準備に入りました。
今回「ビジネス・コンテスト」に参加したのは、5グループ。リクルートスーツに身を包んだ学生達は、緊張に押し潰されそうな人、驚くほど話し慣れていて堂々と発表する人など様々でしたが、社長や執行役員、新規事業担当マネージャーからの質問にも、どのチームもきちんと答えて、この2ヵ月間の努力の成果を惜しみなく発揮していました。
さあ、社長からの質問です! |
また新規事業の提案内容も、クラウドソーシングやECサイト構築、ビッグデータ処理やデータサイエンティストの派遣、さらにはロボットのモジュール化によるSIビジネスなど多岐にわたり、実際のビジネスに携わっていないからこそ、また学生だからこそ持っている自由な発想を如何なく発揮していました。
アシストで新規ビジネスを検討する担当者も、「自分も毎日新規事業を考えているが、ロボットSIのテーマはまったく考えてもみなかった」とコメント。
この2ヶ月間を通して「ニュースを見る視点が変わった」、「全く知らない分野に詳しくなった」、など、主催者として嬉しいコメントが多数聞かれ、プレゼン前の緊張感と、終わった後の安堵感。そして、うまくできなかった部分に対する悔しそうな表情・・・。とても真剣に取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきました。
5つのグループの中から、社長賞を受賞したのは、最後に発表した「ビッグデータとデータサイエンティスト」をテーマにしたグループでした。受賞者のコメントでも、「自分たちが一番だと思った」と自信満々の発言をしていたのが印象的でした。頼もしい限りです!
「スカイプミーティングも含めて、相当な時間を使って準備しました」 |
アシストでは、この「経営体感型ワークショップ」と「ビジネス・コンテスト」を今後も継続的に行うとともに、この取り組みに関する内容を広く情報公開していきます。
「人」が最も大切な資産であるアシストでは、自社の経営理念や考え方に共鳴してくれる優秀な学生さんに出会いたいのはもちろんですが、この取り組みに参加していただいた学生さんたちが、自身に最適な企業を選択する一助になればと考えています。
参加された学生の皆さん、お疲れ様でした。これからの皆さんの活躍を期待しています!
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