
株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン
7月の長雨から一転して猛暑の8月になりました。少しくらい雑草を抜いても翌日にはまた増えている状態ですが、この時期、コロナ以上に熱中症に気を付けなければいけないので作業も進みません。そのせいなのかニホンミツバチの巣箱のそばにアシナガバチまでが巣を作ってしまい、菜園は野生の王国のようになっています。
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京都恒例の五山送り火も、新型コロナのために今年は文字や形を描かずに実施されました。人の密集を防ぐため、送り火の時間帯に閉鎖された場所もあったそうです。その代わりにオンライン配信やテレビで自宅から送り火を見ることを推奨されました。コロナ禍によって、これまで私たちが当たり前のようにとっていた行動形態を変えざるを得なくなったのです。
アシストでも、営業活動や教育セミナーだけでなく製品の技術支援もリモートで行うようになってきました。お客様先に出向いて行っていた導入作業支援などもWeb会議アプリを使って行うのです。毎年、東京、大阪、名古屋、福岡で行っていた「アシストフォーラム」もやり方を変え、「アシストオンラインフォーラム2020」として開催します。
テレワークで通勤や移動が減るということは、自分の時間が増えるということでもあります。私の場合は中国語の勉強時間が大幅に増えました。昔日本語を勉強していた頃と違って、使いやすく工夫されたアプリなど学習環境がものすごく充実しているのを実感しています。多くの大学もオンライン授業に移行したように、当分は対面には戻らないで動画に接する時間が増えていくでしょう。
こうした状況の中でアシストも動画活用を促進するために「Panopto」という企業向け動画プラットフォームの取り扱いを開始し、併せて社内での活用を奨励しています。手始めに社員は各自で「自己紹介動画」を作り、社内用の動画プラットフォームに公開しています。私は30年前、これからはパソコン一人一台だと時代を先取りして推進したのに、スマートフォンを使い始めたのは今年1月とすっかり出遅れてしまいましたが、語学の勉強や新しい技術の習得は脳トレに最適なので、少しずつでもやり方を覚えていきたいと思っています。
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