アシストのブログ

  • 鴨川だより
2020.09.11

鴨川だより~政権交代、日本と米国~

株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン


安倍首相が健康を理由に辞任し、16日に新首相が就任します。長期政権による権力集中で公文書改ざん問題や官僚の「忖度」が指摘されてきたにも関わらず、国民の期待が集まる強力な野党が不在のためか次期首相も安倍政権を踏襲していくことが当然のようなメディア報道が続きます。

それとは対照的に、11月の大統領選挙に向けてひどく混乱しているのが米国です。新型コロナの感染者が624万6,162人、死者数18万8,540人という米国の状況は、日本の死者1,382人と比較すると生活様式や医療体制の違い以上に何かあるとしか思えませんが、米国のメディアを見ているとこの感染症対策さえもすべての非がトランプ大統領にあるように報じています。

振り替えると4年前の大統領選挙の時も、トランプ人気が高まる中で米国のほとんどのメディアはヒラリー・クリントンの圧勝を疑いませんでした。しかし予想に反してトランプ政権が誕生し、とたんにトランプ叩きが始まりそれが今日まで続いています。

米国には二大政党があり時々入れ替わってきましたが、レーガン政権以降、政策はほとんど同じで、それを変えたのがトランプ大統領でした。そのため、それまでの政策を支援してきた富裕層や民主党はBLM運動に資金提供をして暴動を起こし、メディアを使って打倒トランプキャンペーンを繰り広げています。

一方のトランプ大統領は、当選するために支持者に向けて中国とのデカップリング(経済的つながりを切り離す)を強調しています。新型コロナと貿易問題どちらも悪いのは中国だという主張を崩さず、ソ連に対して強硬策をとったレーガン大統領のように、中国と冷戦を始めています。

最近インターネットでは、もしトランプが再選されるようなことがあればクーデターが起きるか、または最悪には暗殺される可能性もあるという記事も散見されるほど、米国政府を動かしている人々は何とかしてトランプを排除することに必死のようです。11月まで、おそらくその後も米国の混乱は収まることはないでしょう。

私のほうは相変わらず中国語の勉強に励んでいます。最近はWeChatのビデオ会議で、中国語の発音の練習も始めました。トランプ大統領が米国内での禁止をほのめかしている中国製の通信アプリです。コロナ禍が終わったらまた中国に行き、中国語を試してみたいと思っています。

ビルさん

菜園の様子

菜園の様子


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