- 取り組み紹介
技術者のキャリア自律を支援し、「キラキラ」な瞬間を
社員のキャリア自律を支援する取り組みとして、人事とタッグを組み、現場主導で考案されたのが「技術キャリア充実プログラム」、略して「技術キャリ充」です。今回は、プログラムの内容やプロジェクトの想いをご紹介します。
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最近、アシスト社内で「キャリア自律」という言葉を聞くことが増えました。なぜ「キャリア自律」が求められるようになったのでしょうか。中期経営計画「超サポ-25」の重点施策の一つ「キャリア充実プランの構築」の実行責任者である豊田 敬子さん(経営企画本部 広報・人事部)に聞いてみました。
── 社内でも、キャリア自律/キャリアオーナーシップという言葉がよく聞かれるようになりました。キャリア自律とはどういう意味でしょうか。
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豊田 まず、「キャリア」について触れさせてください。一般的に仕事における経歴・昇進・昇格などのイメージで使われることが多い言葉ですが、文部科学省では「人が生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や、自分と役割との関係を見い出していく連なりや積み重ね」と定義されています。「生涯」というのがポイントです。人には仕事だけでなく、家族、友人、社外のコミュニティ活動などを通じて様々な役割があり、経験を重ね続けていきますよね。「キャリア」とは生涯を通じて得られる経験のこと、人生そのものを表しています。 |
── どういう仕事をしたいか、どういう生活を送りたいかなど、自分自身がどういう生き方をしていきたいかを考え、それに向けた知識・経験・人脈をどう築き自分が目指すべき生き方に向けて成長していくということですね。
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豊田 社会的背景とアシスト社内の両面からお話しさせていただきますね。 |
── キャリア自律に向けて、具体的に取り組んでいることはありますか?
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豊田 中期経営計画「超サポ-25」の一つに、キャリア充実プランの構築が挙げられています。その活動の一環として、「キャリア充実プログラム」が始動しています。このプログラムは、社員一人一人が、中長期で目指したいキャリアを考え、それを基に必要な支援を検討・提供するプログラムです。まずは技術職向けに2022年度よりスタートし、2023年度から営業職、そして2024年度からスタッフ職向けが始まります。アシストにいることでどんなスキルが身に付くのか、それぞれの部門でどんな経験ができるのかなど、スキルマップをまとめたりと、キャリアを考える土台となる情報の整備も行っています。 |
── 今後、さらにアシストがキャリア自律を進めていくにあたり、大切なことはなんですか?
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豊田 キャリア自律の取り組みにおいて大切なことは、社員一人一人の意識の変化に加えマネージャーの意識変化だと思っています。若手や部下にあたる社員にいくらキャリア研修を行っても、彼らの想いをマネージャー側がきちんと受け止められなくては意味のない活動になってしまいます。 |
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豊田 まずは、自分が何に価値を感じ、どういう働き方をしたいのかを考えてみるところから始めてみましょう。そして、それを上司や同僚、周囲の方に伝え、自分のありたい姿に近付けるよう、一歩を踏み出してみてください。そのためにも、周りの方との対話ができる心理的安全性のある環境を互いに整えることも大切ですね。 |
── 最後に、「キャリア自律」に対する豊田さんの想いをお聞かせください。
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豊田 私が一番最初にキャリア自律を意識したのは、大塚さんに社長交代したときでした。これからアシストは大きくドラスティックに変化して成長していくだろうな、と直観的に身震いするほどに感じたんです。ただ、その反面、その変化についていけなくなるのではないかという危機感も感じました。私だけではなく、同じように感じている人もいるのではないかと思い、私自身も含め、零れ落ちる人を支えられるようになるにはどうしたらいいかと考え始めたのがきっかけです。 |
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