
株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン
米国にトランプ大統領が誕生してからよく意見を求められ、先日もあるニュースメディア
の取材を受けました。
断っておくと私は100%トランプ支持ではありませんが、ヒラリー・クリントンが大統領になるのは避けなければならないと思っていました。取材でも話したことですが、今回はヒラリー・クリントンの国務長官時代からの発言や実際の行動、そして民主党オバマ大統領が8年間にしてきたことをみて、民主党クリントン大統領になれば世界戦争が始まりかねないと思ったからです。
2016年1年間、オバマ元大統領が世界中で26,171発の爆弾を投下していたことをご存じですか。これは米外交問題評議会が発表した数字で主な攻撃先はシリアとイラクです。シリアとイラクのISISへの攻撃の79%は米軍によるものでした。今、ヨーロッパは難民問題で大変ですが、難民を生み出しているのはこうした爆撃なのです。
日米のメディアはこうした報道をせずトランプ氏の過激な発言ばかり取り上げています。反トランプ派(オバマ-クリントン支持者)が、オバマ時代にシリアやイラクへの殺戮を止めさせるためではなく、合法的に選ばれたトランプ大統領に対して大規模なデモ行進をするのは、偽善としか思えません。
トランプ大統領の移民政策ですが、米国で労働者の賃金が下がる理由の一つはメキシコからの不法移民で、特にカリフォルニアの農場は彼らを安く利用しています。私が日本に来てまだ間もない頃、歩いているとよく警官に外国人登録証の提示を求められました。ある時、登録証を携帯していなかったので交番に連れて行かれ、3時間くらい質問をされたこともありました。それくらい日本は不法で滞在している外国人に厳しい国で、だからこそ日本のように安全な国はほかにないのだと思います。トランプ大統領の政策で気がかりなのは環境問題ですが、それよりも今は、日本の首相までもがアメリカファーストの政策をとらないか、そちらのほうが心配です。
米国の話で長くなりましたが、最後にニホンミツバチの様子です。左端の写真は先日綾部から養蜂家の志賀さんが我が家にきて撮ってくれたアカリンダニに感染した巣箱の中の写真です。左上の角に写っているのが蜂のかたまりです。
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大阪の菅原先生が二ホンミツバチについて書かれた「ミツバチ学」という本によれば、二ホンミツバチは野球のボールぐらいの蜂の塊になっても、春を迎えることができればまた復活できるそうです。我が家のかたまりはボールよりも少し大きいようなので、とにかく今は早く春が来て欲しいという思いでいっぱいです。
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