アシストのブログ

  • 鴨川だより
2021.10.06

鴨川だより~ヤギを飼う~

株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン


ついに我が家にヤギがやってきました。奈良県宇陀市で本業とは別にヤギやニホンミツバチを飼育している植平さんが軽トラックでヤギを運んできてくれました。


トカラヤギという小型のヤギで、かつてはトカラ列島、奄美諸島などで飼育されていたという丈夫な家畜ヤギの品種だそうです。レンタルではなくペットとして正式に我が家に迎えることにしました。ミニヤギはペットとして飼うだけでなく、耕作放棄地などではヤギを放しておくと除草をしてくれるということで需要が増えているそうです。雄と雌を2頭飼いたかったのですが、我が菜園の広さでは1頭で十分ということで、雄ヤギがやってきました。既に鶏やウサギは自由に庭を闊歩していますが、ヤギを飼うにあたり少し高い塀も作りました。


庭に放すとヤギはすぐにキウイの葉を食べ始めました。雑草を食べてほしいと思っていたのですが、好物の葉があればまずはそちらから食べるそうで、届く限り果樹の葉を食べつくしてからしか雑草にはいかないかもしれません。


トカラヤギは粗食にも耐えられるので荒地でも生きていける丈夫なヤギですが、飼育するとなると小屋や水と鉱塩を置いて、いつでもヤギがミネラル補給をできるようにしておく必要があります。また駆虫薬を40日に1度の頻度で背中に塗布してダニなどを駆除する必要があるとのことで、植平さんが教えてくれたのは動物用のイベルメクチンでした。ヒト用のイベルメクチンは新型コロナの予防や治療に効くと言われています。

4日目になって、前日まで元気だったヤギが体調を崩しました。下痢をしてあまり動かず、なきません。往診してくれる獣医を探していると、胃の中に虫がいるのかもしれないとのことで念のためイベルメクチンを投与しました。翌日獣医さんに診察してもらったところ、一番の原因は環境が変わって寂しかったこと。そのヤギはまだ1歳前で、植平さんが生まれたときから哺乳瓶で育てたのだそうで、ホームシックだったのかもしれません。獣医さんの治療ですっかり良くなって、今は元気いっぱいです。

1987年から使用されてきたイベルメクチンは、今までアフリカなどを中心に37億回も使われているそうですが、服用量も少量のため副作用はほとんど報告されていないそうです。WHOや米CDCは治験データが不足しているとして新型コロナにイベルメクチンを使うことをいまだに反対していますが、開発して1年も経っていない遺伝子ワクチンはどんどん打てと言うのです。ワクチン接種が進まずイベルメクチンをコロナ治療に使っているアフリカ諸国のほうが、米国よりも圧倒的に死者も感染者数も少ないという現実は何を意味しているのでしょう。

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