株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン
京都は一気に秋めいてきました。ヤギがいなくなって寂しくなった代わりに、庭を闊歩して目を楽しませてくれるのが大きくなったアヒルたちです。アヒル用の小さなプールの水をきれいにすると、すぐにヨチヨチ寄ってきて水遊びをしますが、水が汚れていると入らないほどのきれい好きです。
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今月はヤギが壊したコンポストのふたを作ってもらったり、外の鶏小屋の床をセメントで舗装してもらったりなど、大工さんに色々な作業をお願いしました。これで鶏小屋には、雨をよける屋根に外気を取り入れつつ外敵を防ぐ壁、そして水洗いができる掃除のしやすい床が装備されました。
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昼間は、ニワトリ、アヒル、そして放し飼いのウサギが歩き回っている庭で、先日ウサギが穴を掘っているのを見つけました。ウサギといえばピョンピョン跳ねるイメージがありますが、飼いウサギもルーツはアナウサギなので、穴を掘る習性が残っているのです。測ってみたら1メートルくらいの長い穴を掘っていたのには驚きました。
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これから冬に向かいますが、欧州ではロシアへの制裁によりエネルギー不足という大きな問題に直面しています。最も産業の強いドイツでは、制裁を撤回し、ロシアのガスや石油の輸入を再開しなければ、鉄鋼や肥料、ガラスやトイレットペーパーなど多くの企業が廃業するか、または10倍近い価格で米国からガスを輸入しなければならない状況にあるといいます。国民が失業や寒さに震えていても、政治家は米国の命令に従わないとならないのです。日本も同じです。9月にウクライナのドネツクなど4地域の併合を宣言した式典の演説で、プーチン大統領は述べています。
「米国は、世界で唯一、核兵器を2度も使用し、日本の広島と長崎を壊滅させるという先例を作った国である。
現在でも、米国はドイツ、日本、韓国などを実際に占領し、それと同時に皮肉にもこうした国々を対等な立場の同盟国と呼んでいる。」
「同盟国」を巻き添えにしてロシアを(そして中国も)破壊することが米国の外交政策なのです。最近、動物の飼料だけでなく様々なものが値上がりしていますが、電気代の他、大きな影響が出ることは間違いないでしょう。
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10月になっても半袖で過ごせるような陽気が続いていましたが、「アシストみちのくサロン」で訪問した仙台も暖かい好天に恵まれました。